2017年02月18日

あびこ観音様



行ってまいりました。厄除けです。
節分前後(2/2から5)には護摩壇が焚かれて大盛り上がりなのですが、それは大変なので空いてる時に。

http://abikokannonji.com/

関西圏以外ではあまり有名でないかもしれませんが、創建AD546年。日本最古級です(聖徳太子の建てた四天王寺さんより古い)。

3500円でご祈祷をお願いして、帰りのおみやげは名物・あびこ餅本舗さんの「厄除饅頭」。蒸したてを包んでもらいました。



厄よー 除けよー
posted by ながたさん at 16:22| 雑記

椅子の脚キャップ

うちのダイニングは畳敷きで(いちおう上敷きも敷いて二重化はしてあるのですが)、椅子をそのまま置くと脚の先で畳が傷つきます。また摩擦抵抗が大きくて、動かしにくなったりも。
そこで買ってみたのが台所用品でおなじみのレック(LEC)の「脚ピタキャップ」。角用と丸用それぞれ。写真をどうぞ。



こういう先に(椅子そのものはIKEAの3500円のです)、



こんな感じ。ちなみに百均でよく売ってるソックスタイプと並べるとこう。



スッキリ、目立ちません。丸タイプはこんな感じ↓



こういうのの先に(椅子はイームズチェアコピー品、5980円)



こう。脚が斜めでもいけます。



ご覧の通り目立ちません。
いまのところ畳も痛まないし、なによりとても軽やかに動いてくれるようになったので満足です。

ただし、底が硬い素材ですのでフローリングに直に使うと、固い砂利とか噛んだ時に傷がついちゃうかもしれません。また、「動かしやすくする」ものですので、ちいさなお子さんや介護用など、「動きにくい」方がいい椅子には向きません。
椅子キャップは素材がゴムとかフェルトとかいろいろあるので、用途にあったものをお選びくださいな。

posted by ながたさん at 16:22| ガジェット

本『ビジネスエリートの新論語』司馬遼太郎



映画『この世界の片隅に』をご覧になって、「これは原作を!」と慌ててマンガをお求めになった諸賢、すっかり「こうのワールド」に浸りきって「もっと」とばかりに以前の作品を買い求めますと、
「あれ?」
と思う。直前の『夕凪の街 桜の国』は別ですが、それ以前は市井の地味な女子のちいさな生活、のお話が延々と手を替え品を替え続いていく作品ばかり。つまりこうの史代は「こういうもの」を描く人だったわけです。それが『夕凪──』で突然化ける。

本名・福田定一で刊行した『名言随筆サラリーマン』が元になる本書、前半は、古今の名言をサラリーマン生活に引っ掛け、自嘲気味ではありつつも「諦めてはいけません」と諭すエッセイです。
今でも団塊世代ぐらいなら喜んで読みそうな、逆に言うと僕ぐらいからするとかなり退屈なスタイルで、
「て、天下の司馬遼太郎も若い頃はこんなものか……」
と残念な気分になる。
確かに、引っ張ってくる名言の幅の広さや例え話の多様さに、のちの司馬風をかすかに感じるのですが、有り体に言っておもろない。
『街道をゆく』43巻はもちろん全読破、好きな小説を一本挙げろと言われれば迷いつつも『坂の上の雲』を挙げかねない熱心な司馬ファンの私ですら(記念館だって行ったことあるよ!)
「もういいかな……」
と途中飛ばし読みモードに移行したほどです。

ところが。
第二部「二人の老サラリーマン」が始まって数行、声を上げる。
「……し、司馬遼太郎だー!!」
まごうことなき司馬遼太郎がすでにそこに居るのです。いやぜんぜん、最晩年のエッセイと言われても普通の人だと区別付かないぐらい、のちの「あの感じ」そのまんまです。

冒頭こうの先生の例を引きましたように、作家というものは「パチッとハマる最後のピース」のようなものがあり、それはテーマだったり文体だったりモティーフだったり、何かはわかりませんがそれを掴んだ瞬間、別人格が生まれいづるつまり、福田定一が司馬遼太郎になる。
作家の「羽化の瞬間」などなかなか見られないメタ娯楽です。初期作品集でだんだん上手くなっていくのを温かく見守る、とかそういうレヴェルではない。その意味では司馬ファンにはもちろん、「クリエイティブとはなにか」というようなテーマに興味のある方にも、おすすめです。

「自分の視点を持つ」人にとって、「いろんな視点からものを見る」必要のある新聞記者はたぶん辛い仕事で、しかしその仕事で内部のガソリンを十二分に圧縮したからこそ最後の火花ひとつで爆発した。
人生何が起きるかわかりませんな。

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posted by ながたさん at 16:22|