2017年09月30日

アニメ「バチカン奇跡調査官」


http://kisekichosakan.jp/

 夫婦ともフリーなので、お昼はたいてい一緒に麺をズルズル啜るのですが、お昼時に見るテレビというのがこれが意外と難しい。
 あまりシリアスな内容のNHKスペシャルや、血湧き肉躍るアクション映画ですとTVばっかり観て食事が進まず、さりとて一般的なお昼時バラエティは我々のような年齢・職業層は対象外なので、つまらない。
 そういう時こそ深夜アニメ。適度なテンション、最近の言葉で言えばインテンシティで、食事をしつつ楽しめつつ、という作品があるのです。
 代表例は『夏目友人帳』。
 で今季はこれ。

 このタイトルを御覧なさい、
「バチカン」「奇跡」「調査官」
 フック・ワードが3つ揃った完璧なネーミング。
 ン・ンで韻まで踏んでる。
「他になくて」「内実をよく現し」「覚えやすい」
 このタイトル付いた時点でヒット確実と言っても過言ではない。
「バチカン所属の・奇跡を調査する・天才・科学者・美貌・神父・コンビ」
 どんだけ翻乗せんねん、という感じですね。
 やっぱプロダクトは企画ですよ企画。
 また「ほんとに居そう」感と、「そういう人たちのことをぜんぜん知らない」感のミックス度合いが絶妙。
 個人的偏見なのですが、いわゆるオタク・コンテンツ、マンガ・アニメ・ゲームにおいてはやはり多少ファンタジックな要素、虚構、現実からのジャンプ、が備わっている方が良い。リアルべったりなら実写でやった方がよりリアルなので。
「奇跡」と言った瞬間に、ファンタジーやり放題ですよね。
 しかし後で適当に科学的っぽい種明かしを用意していやいや虚構じゃないですよと。来週もまた観てね、と。
 カー。

 そんなこんなですっかり気に入って毎週楽しみにしてました。
 僕は平賀とロベルトのBL(風味)も好物なのですが、奥さんは奇跡調査の方をどんどん進めて欲しいので、リモコン(の早送りボタン)を奪い合いになります。

「ここは要らん!」
「ここがメインディッシュやないか!」

 誤解なきよう、これ褒め言葉なんですけど、タネがいいかんじに大雑把で(ちょっと往年の大映ドラマっぽい)、
「いやコカインそんなパラッと吸うだけで幻覚は見えんやろう」
とか
「地下偽札帝国! その大ネタいきなり投入!」
とか、ツッコミどころ満載なのがまた参加感がある。
 OPのナレーション、
「バチカン奇跡調査官ッ!!!!!」
とED最後の平賀とロベルトの愛のささやき
「ロベルトの料理が食べたいです……」
「またつくってやるさ」
をしょっちゅう物真似して喜んでいます。

 ぜひ二期以降を。
 楽しみにしてます。

 原作は16巻も出てる人気小説、コミックもあります。


posted by ながた at 14:43| コンテンツ

2017年09月29日

本「福島第一原発 1号機冷却「失敗の本質」」NHKスペシャル『メルトダウン』取材班




 固唾を呑んで見守ったのが昨日のことのようです。
 何回か書いてますが僕はその昔部活(ブラタモリ部)でちょっとだけ原発のメカを齧っており(チェルノブイリ事故の直後だったのです)、その夜、確かニュースで「ECCS(緊急時炉心冷却システム)が作動している」と聞いたもんですから「ならたぶん大丈夫だ」とちょっとだけホッとした記憶があります。
 1号機のIC(通称イソコン)がECCS扱いではない、なんて当然知りませんでしたし、2号機3号機のECCS(にあたる装置)も時間稼ぎしかできずパーマネントに作動するものではない、とも知りませんでした。
 つまり何も知りませんでした。
 いやそりゃあんたは素人なんだからそうだろう、と。でもプロは、といえばこれがまた知らない。
 あまりにシステムが巨大すぎ複雑すぎ、かつ40年という長きに渡って続いていく技術なので伝承が極めて難しい。
 その模様が克明に描かれています。

 具体的には前述のICですが、これは電力が不要で蒸気の力で動くために、緊急時にまず一発目で回る冷却系、という設計だったそうです。建造中や運転開始直後に試験運転してる様子を観たOBの証言がある。
 ところがいつの間にか動作確認の試運転はやらなくなり、かつSR弁という別の安全装置が先に動くように設定替えされている。それをそのOB(勤務地は当然変わっていくので、ずっと1Fに居たわけではない)が聞くと「えっ」という反応。「そんな重要な変更をするなら技術提案書とかなんとかがあるはずだけど……」もちろん無い。正確に言うと記録が無いからそういうものがあったかなかったかもわからない。どんな議論がされたかあるいはされてないかもわからない。

 結局、苦心惨憺消防系から入れた水は、あっちこっちで分岐して他所に流れ込み、ほとんど炉心に入らない。「この系統なら入るはずだ」の知識まではなんとかあるんですけど、その先、分岐先を実際に止めてる弁が地震や津波あるいは水素爆発によってどう変化しているか誰も知らないので、ダダ漏れに気づかない。

 無理でしょう?

 印象的だったのは人類開闢以来、巨大官僚システムで脈々と受け継がれるキャリア・ノンキャリア方式が原発でももちろん採用されており、吉田所長(キャリア)は運転のことを何も知らないんですね。それを統括するのは当直長(ノンキャリアのあがりポジション)で、ここに大きな断絶がある。1号機の水位計が一瞬だけ復活した時、水位が通常よりえらい下がってるので、それはつまりICが動いてないってことではないか、と現場は不安に思い連絡もするんですけど、中央はその重要性を理解しきれずにそのまま放置してしまう。
 そうこうしてるうちに2、3、4号機が次々に危機を、それも違うタイプの危機が訪れて1号機のことを忘れる。
 不眠不休で72時間経つとどんな人間もだいたいなにもできなくなるそうで、吉田所長倒れる。代わりは居ない(用意されていない)。

 無理やと思います。

 巨大システムの本場・アメリカだとそのへんはもうちょっとしっかりしてるようですが(そのあたりも本書で)、といっても彼の国もお大事のスペースシャトルを5機中2機も爆発四散させており、ある閾値を超える大きさと複雑さのシステムは、人間には根本的に扱い切れないものなのではないですか。
 物理的、機械的な面はもちろんながら、上述のような官僚機構による意識・情報の断絶はもはや手の打ち用もない。本書にあるように、所長以下関係者に知識・経験・士気すべて揃っていても、巨大システムはそれ自体生き物のように崩壊・暴走し、それに対して人間は無力。

 無理。

 たかが電気を起こすだけのもので他に代替手段はいくらでもあり、かつ代替手段の方が遥かに安くつくこのご時世です。
 ご存知ですか今ドバイやアブダビのメガソーラー、kWhあたり3円ですよ。デンマーク沖の洋上風力でも6円。太陽光や風力は装置産業なので、装置が量産されると劇的にコストが下がるんですってば。
 あなたのご家庭がいまkWhあたりいくら払っているか検針票ご覧くださいな。しかも今の時点でこの事故処理に8兆掛かってて、これからいくら増えるか見当もつかない。これわたしらの電気代でこれから返しますからね。

 最近、理性や知性は想像よりずっと限界値の低い能力で、これに頼るのはパフォーマンス的にも効率的にも良くないんじゃないか、と思います。後世、長い20世紀は「過度に人間の理性と知性に頼りすぎた世紀」と呼ばれるかもしれません。
posted by ながた at 00:10|

2017年09月28日

火傷 アロエ


 我が家の民間療法「料理中熱い物に触れてしまった」などの軽度の(皮膚が赤くなる程度)火傷に、アロエの中身のゼリー上の部分を塗ったくる、というものがあります。
 わりと広く知られたことなので、「そのために庭に植えてあるよ」という方もおられましょう。

 先日も新しいフライパンを洗ってましたら、初めてじゃなくてちょっと油断した頃にやらかすもんですな、まだ冷めきってないタイミングでスポンジをゴシゴシ押し付けて洗ったもんだから(たぶん)、食事中にだんだん両手の指の第一関節甲側が小指を除く都合8本、ヒリヒリしてきた。
 これはまずい、と思って流水、保冷剤、氷水と冷却を続けたのですが、30分ばかりやっててもまだヒリつく。
 ので庭のアロエをちぎって真ん中で割いて透明ジェルを取り出し、塗る。十分塗ったら洗面器に張った氷水に漬ける。また塗る。漬ける……を繰り返したらあら不思議。10分もしないうちに完治。
 アロエ凄いなあ、と改めて思った次第です。

 ……と書いといてこういうご時世なので無粋な注意書きをしますと、皮膚表面が破れるぐらいの火傷になると、感染症が怖いので「庭から取ってすぐ」などご法度、煮沸消毒しろ、ともののwebに書いてあります。
 また薬効があるということは副反応もありうる、ということで、人によっては逆に炎症などを起こすこともあるそうです。また薬ですから一般的に、乳幼児や妊婦さんも注意。

 僕は子供の頃から火傷するたびに母が祖母が庭でアロエ摘んでくれたもんでたぶん大丈夫、とわかってるわけですが、「そんなこと今まで一度もやったことない」という方は予め健康な時にバッチテスト気味に塗っておかれるのもいいかもしれません。
 そんな面倒な?
 いや、体質にもよると思いますが、軟膏(オロナインなど)や貼り物(キズパワーパッドなど)による保護が要らないぐらい、治りが早いですよ。

 くどいようですが水ぶくれ以上の火傷の場合は、冷やしながらお医者さんに駆け込んで下さい。なんか塗る方が後の処置が大変らしいです。
posted by ながた at 00:00| 雑記

2017年09月27日

電動ドリルドライバー「DF330DWSP」マキタ




 はいDIY男子が腰に備えるネイキッド・ガンといえばこちら。電ドリ。
 わたしも長年憧れていたのですが、買うと1万円だし、毎回大物IKEA家具組み立てたって20本やそこらですから「まあいいか…」とスルーし続けてきました。
 が、ピクチャーレールをキッチンパネルにネジ止め、となると手では下穴錐が到底入らない。
「これはもう電動ドライバーやな!」
 この、やっと「買う理由」を見つけた時のモノ好きの爽やかな笑顔といったら。

 しかし初めて買うものなので右も左も分からない。いろいろ調べると、
・ドリルドライバー
・インパクトドライバー
・振動ドライバー
という三種類があるらしい。
 ドリルドライバーが普通のネジ締め・ドリル兼用。インパクトはある一定トルクで回転方向に衝撃(インパクト)を与えて、強力にネジ締めするタイプ。ログハウスとか組む時はこれ。振動は前後方向に振動を加え、強力に掘り進んでいくタイプ。コンクリ掘るならこれ。
 つまり小物DIYならドリルドライバーで良いようです。

 さて次はパワー(サイズ)。
 これはどれだけの電圧、ボルテージが供給されているかでmaxトルクが変わるようで、電圧によってクラス分けされています。
 ご参考・マキタ↓
https://www.makita.co.jp/product/li_ion/index.html
 たとえばIKEAのそこかしこで「ご一緒にドリルはいかがですか?」と売られてる1500円のモデル、あれ3.6Vであれが最小クラス。上は18Vの2丁掛けまで。
 だいたいプロが使うのは14.4V〜、DIYでなら7.2V〜という感じのようです。小さいのは手軽でいいのですが普通にトルク不足な局面が出てくると。

 そしてメーカー。
 これはもうネットを斜め読みしてプロのご意見を伺うしかない。
 Pana、RYOBI、BOSCH、B&D(ブラック・アンド・デッカー)と百花繚乱の中でもプロの信頼が厚いのは日立(工機)とマキタ。
 よしじゃあマキタで。
 という流れで選んだのが上掲のモデルです。
 さすがプロの道具、と思いましたのがこれ同じモデルで「本体のみ」「本体+バッテリ1個+充電器+ソフトケース」(これが上記)「本体+バッテリ2個+充電器+ハードケース+ホルスタ」の3パターンある。
 買う時間違えないでくださいな。



 兄弟機に030というモデルがあって、こちらは六角ビットしか使えない代わり若干安くて軽いモデル。330は「キーレスチャック仕様」という、ビットくるくる回して締め付けるタイプなのでいろんなビットが使えます。



 ビットはAmazon先生の言われるがままに



 そして保険としてぜひ同時購入をオススメしておきたいのが、ネジ頭を舐めた時用のビットセット。



 いやわたしアホですから、ドライバとビットが届いた時点で嬉しがって試運転・慣熟訓練もそこそこに本番ネジ回したんですよ。そしたらあーた途中まで良かったんですが、キッチンパネルの向こうにさらに合板かなにかあって、これが固くてちょっとトルク強めに掛けたらあっという間に舐めちゃった。
 あー。
 ということでこれをすぐAmazonでポチして作業は翌日。
 これ凄いですよ、説明書通り作業するとちゃんと舐めたネジが抜けました。ぜひ同時購入で。
 その後はちゃんと下穴を大きく・長めに開けて、ゆっくり本ネジを進めていく、という感じで無事3本ねじ込めまして、ウソのようにピタッ、とピクチャーレールが付きました。
 ばんざーい。

 電ドリすばらしいです。
 この自分の能力が高まった感。
 これぞ文明の利器。
 なぜもっと早く買っておかなかったんだろう、と頭抱えて後悔するレベルです。
 コロンビアに農業指導に行った恩師によると、コロンビアの男たちは皆マチェーテと呼ばれるナタ型小刀を腰に差すそうですが、われわれコンクリート・ジャングルに生きる男たちのマチェーテこそ電ドリ。
 あるいは「オレのはコルト」「S&Wに決まってるだろう」などと愛銃を自慢し合う西部の男たちを羨む必要はもう、ありません。
「オレはマキタ」「わしは日立」
とビット交換の手際を競い合えばいいのです。
 実際作業してわかったんですが、ホルスタ、あれ便利だと思いますよ。手回しドライバーならそのへんへポイと置けるし、高所作業でもポケットに突っ込めますが、電ドリぐらいの質量になると、腰のホルスタにぶっこむのが一番合理的っぽいです。カッコのものじゃないんですよ。さすがプロの道具。

 どうすか電ドリ。
 一家に一台。
 いやホントに。

posted by ながた at 00:00| ガジェット

2017年09月26日

ピクチャーレール「W-2シリーズ 1m」TOSO




 事の発端はキッチンの壁収納です。
 フライパン。
 最近のキッチンパネルはとても美しくてお手入れも簡単、すばらしいのですがゆえに傷を付けたくなくて、吸盤フックを取り付け、フライパンを吊っていたのです。
 ……と、書くと恐らく熟練の主婦・主夫のみなさんが苦笑い。

 吸盤は、あかんな!

 しっかりしたものなのですが、どんなに吸着面をきれいにしても吸盤にわずかに油分を引いたりしても、落ちる時は落ちます。吊り物がフライパンというそこそこ重量あるものなので、落ちるとエライ音がする。下がコンロなのでいろいろ気も遣う。

 当然、粘着(テープ、ボンド)も同様ですし、突っ張り棒もパーマネントな部分では頼りない。結局、人はネジ止めに還る。
 しかしフライパンはいろんな形・サイズ、フックを直接ネジ止めしてしまうと、変化に対応できない……

 ということでピクチャーレールで上から吊る、というちょっとやり過ぎ気味の解決策を思いつきました。ピクチャーレールはその名の通り、元々は絵を吊るものなのですが、もちろん何を吊ってもよいのです。
https://www.toso.co.jp/products/c_rail/p_rail/point/
 結果これ。
 やり過ぎ気味ですね(笑)

IMG_2436s.jpg

 このタイプはブラケットをネジ止めして上からレールをかぶせるタイプ、耐荷重は計15kgとフライパン3丁なら十分。しかし上の商品を見て
「あら、意外と安いのね」
と思うのは早計、実はレールから物を吊るフックと、そのフックに掛けるハンガー(自在ワイヤー)これが高い。



 レール1mにフック3つハンガー3つでしめて9620円。
 購入はモノタロウさん。
https://www.monotaro.com/
 ちなみに、ですがウチは1mを買って75cmに切りました。アルミなので金属切りノコがあれば簡単に切れます。
 あ、それからハンガーは掛けるところがちょっと小さいので、百均で買ったSカンで繋いでます。これ外れやすそうに見えますがわりとイケる。

 取り付けに(自分のせいで・商品は何も悪くないです)苦労したのですが、出来上がってみればとてもクールな仕上がりで、大満足です。レール、フック、ハンガー全てホワイトで統一されているので存在感も主張しすぎません。やっぱりトップメーカーの逸品は違いますな。

 以前、安冨先生の個展のお手伝いした時に
http://rakken.sblo.jp/article/164099967.html
さんざんっぱらこのピクチャーレールとやらを弄くり倒してて思い出しました。
 便利ですよ、ピクチャーレール。
posted by ながた at 00:00| 雑記

2017年09月25日

スマホ車載ホルダ「Easy One Touch 2」Smart Tap




 ワタクシのRBオデッセイ、11年めの車検明けでございまして、メーカーオプション・ナビの地図が古うございます。3年めの車検の時に無償書き換えが1度できるので、それをやったきりつまり8年前の地図。
 ナビあんまり興味無い方は驚かれるかもしれませんが、実は道路ってめちゃくちゃ変わるんです。も8年も前といったら明治時代の地図見てるのと大差ないといっても過言ではない。いや過言。
 奥さんとまだおつきあいしていた頃、彼女のお家まで新しいバイパスがバーッと通ってるのですがこれが地図に乗ってなくて、オデッセイで往復する時はいつも田んぼの中を突っ走ってました(念のため、ナビ画面上で、ですよ)。

 幸いホンダのweb見ますとこのナビはまだ書き換え(新しい地図)に対応してて、税込1万6200円でやってるのですが
http://www.honda.co.jp/navi/versionup/makermodel/inter/fop/index.html#F11
地図書き換えだけに1万6200円、なぁ……という感じですよね昨今。
 そう感じてしまう理由はそうスマホ。
 多数のナビアプリがしのぎを削り、もちろんGoogleMapもApple純正品もなかなかのもの。
 そもそも先日の小豆島旅行の際にも書きましたが
http://rakken.sblo.jp/article/181112918.html
運用上、スマホをナビに使った方が便利なんですよね。

 ……と、前フリ長いですがつまりはスマホホルダを探しました。
 こういう時Amazonと楽天は役に立たん。
 いっぱい候補出過ぎてわからん。
 あれかなこれかな悩んでるうちにシンクロニシティ、スタパ齋藤さんの記事が出た。
http://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/column/stapa/1058220.html
 ありがたい。
 これ参考にさせていただいて、上掲のモデルを買いました。

 記事にありますように欠点から言うと、多少おおげさすぎます。
 RBオデッセイの場合、メーカー純正ナビ画面がずいぶん奥まったところに画面があるので(ディーラーナビだと突き出す)その凹みに設置したのですが、当然それ越しに画面はかなり見づらくなりますし、その横に時計あるのですがこれも見づらい。
 なによりの美点は可動範囲の広さで、かなり変則的な付け方だと思うのですが無事非常に見やすい場所かつ他の運転操作の邪魔にならない場所に設置できました。
 押し付けで一発固定、リリースラッチを両側から挟み込めば一発解除。
 これもとても使いやすいです。
 吸盤はどうしても経年で取れてきますが、ウチの場合はかなりきれいな平面がフラットめに取れているからか、ぜんぜんガッチリ。このへんはお車ごとの設置箇所によって随分違いがあると思います。やっぱり垂直に近い方が厳しいと思う。

 車載ナビは、オンダッシュタイプ(いわゆるPND)ですともはや2万も出せば5インチでちゃんとしたのが買えるのですが、これだとスマホと変わらんし、インダッシュタイプだと工賃掛かるので安くても10万コース。
 悩ましいところです。
 スマホの方が使い勝手いいよね……
 もちろんインダッシュタイプには多彩なAV機能がありますが、音楽も最近はスマホから流した方がてっとり早いし、ラジオやTVやDVDは見ない人には意味がないし……まあバックカメラのモニター機能はスマホではできん芸当ですが。
 マツダ車みたいに最初から造り付けてあったら諦めもつきますが。

 ということで過渡期だなあ、と思います。
 過渡期は工夫で乗り切れ。
 スマホと車載ナビとの融合、誰か天才的アイデア出してくれませんかね。
posted by ながた at 00:00| デジタル・ガジェット

2017年09月24日

お醤油「天然醸造 木桶仕込み 初しぼり生」マルキン


http://moritakk.com/products/syouyu/koikuchi

 小豆島「マルキン醤油記念館」で購入。
http://rakken.sblo.jp/archives/20170921-1.html
 こちらでは10種類ぐらい試食できるのですが、夫婦で舐め回して選んだのが最もオーソドックスなこれ。
 圧力を加えず自重だけで醪を絞る、がゆえのクリアな味と色が魅力です。
 さらには粘度や塩分、甘み、香りの塩梅がちょうどよく、「なんにでも使えそう」というのも決め手でした。逆にいうと「刺身ならこれ」「煮物ならこれ」と別のが出てくるかもしれません。
 ぜひ現地でセレクトする楽しみをお味わいなされ。

 帰宅後、ちょうど旅行の前々日にそれまで使っていたお醤油が切れたので、満を持しての実戦投入。
 うまい。
 調理に使っても、おしょうゆの香りと味がふんわり付いて素材のお味をあまり邪魔しません。ここがいい調味料とおなじみのスタンダードな調味料の違いで、いい調味料はそれの味が付くのにその味ばかりにならない。みりんでもそうですね。
 もちろん掛けてよし。
 中でも白眉はお造里で、まぐろなぞをドボンとドブ漬けしてもノー・プロブレム。そう瞬間ヅケのようになって別のお味に早変わり。
 お値段も見ての通り小瓶360円とぜんぜん手の届くもの、あるいは調理用はスタンダードなものを使っても掛け醤油でこれぐらいの贅沢はバチも当たりますまい。

 この盛田株式会社は日本中の醸造メーカーを傘下に従えており(自身も1665年創業)どういう企業形態かよくわからないのですが、もしアライアンスを組むことで販売部門・間接部門のコストダウンができ、小さな蔵々が真面目に作ることができるなら素晴らしいですね。
posted by ながた at 00:00|

2017年09月23日

2tの神輿


 ウチのリフォームを担当していただいた工務店の大将と世間話。
 大将の地元近くの町会では、お祭りのお神輿を新調したという。

「……こんどのは2tですわ」
「お神輿って重さで表現するんですか。
 このご時世に景気のええことですね」
「それがええことやおまへんねん。
 前のは1.5tでしてね、小ぶりなんですが綺麗な細工のええ神輿でしたんですよ。みなで機嫌よう担いでましたんですよ。ところがね」
「はい」
「周り近所から『あんなものは女子供の神輿や』と馬鹿にされましてね」
「はあ」
「それで2tを新築ですわ」
「ま、まあ、ごっつなったら威勢もええんでしょう?」
「それが重うなりましてね。当たり前ですけど。担げる人が集まらんさかい、一人頭の負担が増えて」
「えーっ。2tとなると……1人40kgぐらいが限界だろうから……50人ばかり要りますか」
「そない集まりませんねん。35人が一杯」
「えーっ。1人……60kg弱ですね。キッツイなあ」
「キツイですよ。
 30分で回れてたコース3時間掛かるようになりましてね」
「あきませんやん」
「ちょっと行ったら休憩ですわ。それも息を合わせて降ろさないとね、背の低い人下に敷いたらエライことなりまっさかい」
「そりゃもちろんそうですね」
「こないだタイミングが合わんくて3人ばかり転けましてねえ。腰の骨折って三ヶ月入院」
「あきませんやん」
「そんな話が広まりますと『ウチの大事な息子出せるか』言うて親が若い衆止めよるんですわ」
「僕でもそうします」
「ほなますます人が減って……」
「臨時でバイトとか雇えんもんなんですか」
「あきませんねんそれ。転び屋みたいなのが来ますねん」
「なんと。保険金詐欺?」
「ちょっと担いでゴロゴロ転けて腰いわした(壊した)どこいわした言うて喚きますねん。ほなほっとけませんでしょ? やれ見舞金慰謝料ぜんぶ町会から出さなあかん。せやからそういうことのないように、身元のしっかりした人に法被着せて、それ着てるもんしか担げないようにしとるんですが……人が足りません」
「プラッチックで作り直したらどうですか。ダンボールとか」
「ごっついエエ神輿なんですよ。
 でも担がれへんかったらねぇ……」

 国立競技場か。
 20000%やらんでええことをやって、そこそこうまく回ってた話が崩壊、という、近年の日本の縮図みたいなお話でした。
 ま15年、半世代も経てば当事者死に絶えて次の世代がゼロから考えてくれるでしょう。倉庫で死蔵されてるだろう2tをカーボンかなんかで匠リフォームして200kgにするとかね。
posted by ながた at 00:00| 雑記

2017年09月22日

小豆島旅行 2日め


 さて朝。といえば風呂。
 ざんぶと入るとここはもうパラダイス。
 爽やかな風に心地よく吹かれながらの露天風呂。
 たまりませんなあ。

 朝食バイキングでは「おにぎり握ります」おばさんがおられたのですが、小豆島名物「ひしお丼」などご飯っ気は足りており人気がなくて手持ち無沙汰のご様子。あとパンが弱い。しょうがないかも。しょうゆの島ダシ。
 とはいっても味は良く、二人でもりもりいただきました。

 9時すぎにチェックアウトして一路、草壁港へ。10分ほど。
「……あれ? 船が無いぞ?」
 港が全体的にのんびりしている。
 確認すると出港時間間違えてて、9時発でした。
 しかし慌てず騒がず『るるぶ』をひっくり返して池田港から9:50が出ると知る。フルスロットルをくれると猛然と40km/hでダッシュするぼくらのオデッセイ……前のおっちゃんがそのぐらいのスピードで……
 しかし大きくない島なので、余裕で間に合うタイミングで乗り場に辿り着き、切符を買う。ターミナルの賑わいが本州側とぜんぜん違う。特に印象的なのはトラックなどの生活・業務関連車両の多いこと。
 船は国際フェリー。
http://www.kokusai-ferry.co.jp/
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 小豆島は四国文化圏でした。岡山より高松。

 という感じで高松ゆきジャスト1時間。
 2日めはあいにく曇りから小雨。
 しかし水蒸気に煙る瀬戸内もまた日本的。
 太平洋戦争前、つまり空路が極めて特別な時代は、海路外国から日本に帰ってきた人々は一様にこの「煙る海」に「ああわが故郷」と郷愁を感じたそうです。

 さて、高松は都会。
「四国一の大都会」の気概横溢、訪れたことある地方都市では岐阜とか山口とかよりだんぜん都会。
 それって要はどんだけ「エエカッコするか」なので、気合さえあれば他特段何も要りません。人間気合がだいじ。
 まあ都会だからっていいことは特に無いんですけども。
 特に都会から来た者にとっては……

 まずは栗林公園へ。
https://www.my-kagawa.jp/ritsuringarden

 わたしも若きみぎりには地理歴史研究部などという(要はブラタモリ部です)偉そうな部活に所属していた不良部員の割には(これ偽悪的にカッコつけてるんじゃなくてホントに不良だったの。詳細は上山全自動先生に聞いてください)チリに疎く、「サ・サコンビ?」とか言い出す始末で、とどのつまりは初耳だったんですけど、なぜこんなに知名度が低いのか、というぐらい、なかなか素敵な庭園でした。
 僕が行ったところでは、兼六園(金沢)や後楽園(岡山)よりもスケールが大きいと思います。
 ちょっと整いすぎてるからかな?
 ヴェルサイユ宮殿の庭って、ものすごい手入れされてピシーッと造り込まれてるんですけど、「すごい」と思うのですがあんまり心に染み入る感動みたいなのは少ないんです。
 ちょっとそんな感じもした。
 だからむしろ外国人観光客向けかもしれない。
 と言うまでもなく、ミシュラン・ガイドで3つ星貰ってるそうです。
 庭園好みが無い方でもうどん腹こなしに最適、高松行くならここはおすすめ。

 庭内には古典的な茶屋式おみやげ&軽食売店もあるのですが、(もちろんそういうところの方が懐かしい昭和的観光旅行気分が満喫できます)こちらにはその名も「Garden Cafe RITSURIN」というオサレカフェがあり、そちらでお茶いただきました。
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 ドリングもスイーツもなかなかしっかりしてて、こういうところによくある「カッコだけ」店舗とは一線を画す。プリンと心太をいただきました。
 各施設の詳細は上記栗林公園のwebをご覧あれ。
 ちなみに北口と東口があるのですが、見回り易いのは東口だと思います。クルマもしくはレンタサイクルなどで行かれる際はそちらからアプローチされるとよし。わたしら北口から行ったもので割と歩きました。まあそれほど致命的な差でもないですが。

 さてうどんか、と思ったのですが、『るるぶ』眺めてた奥方が「ここへ行こう」というのが「まちのシューレ963」というお店。
http://www.schule.jp/
「暮らしをテーマにしたショップ」
とのことで、女子はこういう雑貨&こだわり食品のお店好きですなあ。
 こんなとこまで来てそういう大阪はもちろん神戸にも京都にもありそうなお店に行かんでも……

「せやけどここの人はオシャレやで。
 オシャレは気合いやで。
 きっとええ店に違いない」

 奥方は元美術部、わりとこういう勘は鋭めなので(ご承知の通り僕はもちろん鈍めで、いやむしろスカ引いた方が話のネタになるとワクワクする方です)
 ということでなんとか高松市内をくるくる回って駐車場を見つけねじ込み、ちょっと歩いて目抜き通りらしきアーケードの一角にあるそのお店に。

 おっ。いいじゃないですか。

 カフェ、食品、衣服、小物、特設展示スペース、がこじんまりながらまとまって楽しめるようになっており、それもしっかりハイセンス。都会によくあるチェーン系の、まあたとえばMUJIとかだ、ああいう既製品と違ってちゃんと担当の方が知恵と工夫でひとつひとつ、という感覚が伝わってくるのが好ましい。

 小豆島から思ってるんですけど、やっぱり田舎でなんかこういうことをする、となると結局自分(たち)でやらざるをえないので、必然的にそのひとの「手の感じ」が出て、それが顔となり体温となり空気となり、居心地を良くしますね。
 なんぼ小綺麗でも誰か遠くのプロがやった賃仕事のハコで、バイトの子がPOS打ってたらそれだけでつまりトポロジカルに言えばローソンとまったく一緒ですからね。
 いやローソンが悪いわけじゃなくてコンビニはその方がいいわけなんですけど、それをセレクトショップでやらかすのは本来異常。都会の人は麻痺しちゃっててわかんなくなってますけど。

 また売ってるものもどれも魅力的。
 もちろんここ(らへん)にしか無い。
 いりこ買ったり(これが手で頭とワタとって炙ってあってとても美味い)、ジャム買ったり。もちろんどれも瀬戸内製だ。

 意外なお店を楽しんでるともう2時、ということで遂にうどん。
 せっかく来たからには、とスマホ睨んでいろんなお店を検討したのですが、ここはクルマでのリーチの良さを取ってオーソドックスに「うどん本陣 山田家」。
http://www.yamada-ya.com/
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『水曜どうでしょう』ファンの方なら四国八十八ヶ所巡り、もう最後高松に来てあと飛行機の時間が云々言ってるのに行くの行かないのと悩む、あのお店です。一般的に舌が肥え果ててて滅多によその地で「うまい」と言わない北海道人・大泉洋さんの「うまい!」が聞けるお店。
 緑いっぱいのお庭を観ながらお座敷で。
 わたしが釜ぶっかけとざるぶっかけの冷温ぶっかけコンビ、奥方が肉うどんに阿波尾鶏とハモ天。
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 うまい。

 今年の夏、我が家ではぶっかけうどんをよく作りました。乾麺が腰がいいのがあるんですよ最近は。それを茹でて、これまた最近種類の豊富なぶっかけつゆを掛け、トッピングはゆで卵、わかめ、キムチ、みょうが、ごま、大葉、もちろんネギに生姜をお好みで。何杯食べたかわからないぐらい食べてるのですが、

「なにが違うんだろう」
「ぜんぶ違うんだろう」

 粉、水、製法、ぜんぶ違うと思う。
 しっかり腰があるけど別に固くは無く、他所の地方で「讃岐うどん」を名乗ってる大抵のアレはウソ。
『ブラタモリ』の香川の回で本場の讃岐うどんを食べたタモさんが、彼は福岡出身なので我々大阪人同様、「うどんはやわらかいもの」という意識でいわゆる「讃岐うどん」には懐疑的だったのに、「あれ? うまい」と。
 讃岐人もっと怒ったほうがいいよ。ブランドを毀損している。シャンパンみたいに讃岐製以外は讃岐うどんと名乗れないようにした方がいい。

 こんだけうまけりゃ一日何軒も巡る「うどんツアー」を企画する気持ちもよくわかる。もちろんお土産にかけ・かまセット4食分を買う。

 さてあとは向かうは淡路島。
 この旅はずっとiPhoneの「Yahoo!カーナビ」にナビを任せています。
 ドライブ旅行でスマホナビのメリットと言えば、クルマから持ち出して次の目的地を決めて検索、クルマに帰って即スタート、という利便性。車載ナビだと毎回検索し直してから、ですからね。
 もちろん時折自車位置間違えたりするのが懐かしいのですが(いまの車載ナビはクルマからデータ貰うのでまずそれは起きない)、それもたまにですし、なにより地図が最新なのが心強い。Yahoo!の場合はメジャーチェーンの駐車場の満・空もわかるので、これも非常に便利です。
 そして今は期間限定・きせかえボイスでアイドルマスターシンデレラガールズの3人が交互にしゃべってくれたりもするよ。
 走ってる時は基本的に凛ちゃんなので(声が落ち着いてるからかな)しぶりんファンはぜひ。

 さてナビの言うこと聞いてますと割と変な方向へけっこう細い道走らされたので、ちょっとドキドキしたのですが方向音痴二段のわたしがナビ様に楯突くなど100年早い、いつの間にか高松道に乗って快走・快走・また快走。小雨の水しぶきをワイパーで跳ね除けつつ突き進んでいきます。
 あっという間に大鳴門橋を渡り、淡路島を縦断して目的地は心のふるさと・淡路ハイウェイオアシス……
http://www.awajishimahighwayoasis.com/

 ここまでクルマ的にはオール順調、珍しくルートミスも無く走ってきたのですがここでミス。それも大ミス。
 出口スルー。
 次の出口は明石海峡大橋渡って垂水。

「ああああああああああ……」

 車内に虚しく木霊するわたし(方向音痴二段)の絶叫。
 いやちょっと言い訳さしてもらいますと、「淡路ハイウェイオアシス」と「淡路SA(サービスエリア)」は別物なんです。場所も別で、徒歩だと15分ぐらい掛かります。(ちなみに山あり谷ありでおもしろいコースなので昼間なら歩いてみられるのも楽しいかも。夜は怖いです)
 で、正解から言うと一旦「淡路SA」へのランプへ入って、淡路SAの駐車場の端っこの方をくるっと回って、「ハイウェイオアシス淡路」への誘導路を走る、という段取りなんです。
 それを、「淡路SA」用と「ハイウェイオアシス淡路」用、別のランプがあるもんだとばっかり(なぜか)思い込んでて、それで「淡路SA」ランプをスルーしてしまいました。
 ほんで橋渡って垂水。

 もう神戸で夕食食べるか、とも思いましたが、せっかくの旅だし、ということで、垂水で降りて、ぐるーっと回って、も一回乗って、も一回明石海峡大橋渡って、淡路ハイウェイオアシスに辿り着きました。
 ホントはこの場合(乗り過ごし)、係員さんの居るブースで事情を説明すると料金を精算してくれたりするそうなのですが、説明がめんどくさそうなのと気持ちと時間の余裕がなくそのまま走りました。ご参考まで。

 気を取り直して(ヤケクソになって)お土産いろいろ。
 完熟タマネギを筆頭にタマネギスープにタマネギドレッシング、玉ねぎラーメン、島レモン、炙り蒲鉾、牛乳スティックケーキ、約5000円。
 諸々通販で買えます。我が家もよく利用します。
「島と暮らす」
http://www.shima-life.jp/

 でもちょっとお腹まだいっぱいだねー、ということでしょうゆソフトと普通のソフトだけお腹に放り込んで、帰路につきました。
 凝りたので帰りはナビ(の凛ちゃん)の声に素直に耳を傾けます。
 時間的に、阪神高速も中国道も真っ赤に渋滞。
 でも最近のナビの渋滞対応リルートは凄いですね。
 こんどもまた橋渡ったら「すぐ降りろ」って言うんです。えーっ、こんなところから下道大丈夫ッスか、と思ったら、ちょちょいと走ると山麓バイパスがある。あー、そうか、と乗るとぴゅーと布引。あとは上からちょっと走ってR2へ、ちょっと走ってR43へ、とジグザグに降りてって海沿いいつの間にか弁天町。
 ノー高速で少し重複高速代取り戻せました。
 ナビ様ありがとう。
 もちろん空いてさえいれば、阪神高速ずーっと走れば1hで家のドアですが。都市高速は渋滞が敵。

 夕食家でなにか食べるのも面倒だし、さすがにちょっとは腹も減ったし、で辿り着いたのは近所の、よく行くロイヤルホスト。
 サンドイッチとトンカツ御膳。
 若干変な締めではありますが、まあ無事帰ってくることができました。

 丸2日ほったらかしたメッちゃん(猫)は今回はさほどブスッとしておらず一安心。前回夏コミの時は2泊3日だったもんで帰ってからしばらくムスッとしたままでした。

 翌日お土産を並べて見るとこんな感じ。これ自家消費用で、母用と義父母用と鍼の先生用の抜きです。食い物ばかりよー買いました。
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 以上です。
 美味いもの、いい景色、温泉に名勝、そしてなにより、のんびり。
 せとうちよいとこ、一度はおいで。

 わたしら夫婦、結婚してからこれが初めての宿泊旅で、つまりこれが新婚旅行か、と笑いました。
posted by ながた at 00:00| 日記

2017年09月21日

小豆島旅行 1日め


 小豆島に行ってきました。

 事の発端は毎回楽しみにしているTV番組、通称『ベニシアさん』すなわちNHK『猫のしっぽカエルの手』の新作で、小豆島がフィーチャー。
http://www4.nhk.or.jp/venetia/x/2017-09-10/31/25366/2482243/
これを夫婦でお昼ごはんをいただきながら観てますと、「こまめ食堂」の棚田米定食が美味そうなのなんのって。景色ものんびり里山で。

「……行くか」
「行こう」

ということですぐ宿を取って連休の敬老の日と秋分の日に挟まれた平日に行ってきました。

 旅のお供は『るるぶ せとうち島旅』



 しかしこれが迷いを誘う。
「せっかくならしまなみ海道まで。鞆の浦・倉敷・尾道・道後温泉」
「いやこの直島・豊島のアート巡りも捨てがたい」
「もうめんどくさいから定宿・淡路島で」
etc。なんとか誘惑を振り切って初志貫徹、小豆島。

 朝は6時半起床7時出発、愛車RBオデッセイです。11年めの車検明けすこぶる快調、ロングツーリングでは2400もの環境破壊排気量VTECが火を噴いて楽なのなんのって。

 目指すは岡山・日生(ひなせ)港、大阪から西行は阪神高速の手もありますが(こちらの方が景色はいい・ただし渋滞が頻発)無難に中国道>山陽道。あの宝塚のあたりってなんであんなにいつまでも混んでるんでしょうね。どうにかならんのですか。

 事前にSAグルメで当たりをつけておいた三木SAで朝食。
 ロッテリアのポテトとサンドイッチ、それにスタバのラテとカフェモカ。
 なんでや!
 渋滞で思ったより時間食って余裕15分ぐらいだったので……

 あとは日生まで一直線です。赤穂ICから下道少し。
 瀬戸内観光汽船、10:05発。
http://setouchi-kankokisen.co.jp/
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 小豆島へ本州から渡るには東から神戸・姫路・日生・新岡山・宇野とあって、どうも一番マイナーな航路だった模様。
 でもおかげでのんびりした船旅65分。

 瀬戸内航路はいい。
 波が穏やかであまり揺れないし、島影が変化するので観てて飽きない。どこかしらに陸地が見えるので安心感もある。
 もちろん船内でうどんも食べられる。

 小豆島上陸は大部(おおべ)港。
 あとで知ったのですが、小豆島は北側(本州側)はわりと静かで、南側(四国側)の方が賑わっています。ですので「島へ来たな!」という印象が強いのは北側。

 海沿いの道を走ると、すぐ「大坂城残石記念公園」という小さな公園があります。大坂城を建てる時に石垣用に各地から巨石が切り出されたそうですが、小豆島も重要な産地。(石材産業は伝統だそうです)
 なんらかの理由で置き去りにされた石を「残念石」というとか。こちらは熊本・細川家の担当、護煕さんもお越しになった写真があります。大名もたいへんですね、400年からのおつきあい……
 海が見えて、昔の石の切り出し作業の道具なども展示されており、小粒ながらなかなかおもしろいところです。

 さらに海沿いから山道へ入り、勾配を登っていきますとキッカケの地、「こまめ食堂」がある。
http://www.dreamisland.cc/cafe/komame-cafe.html
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 ある、のですが混んでる(笑)
 そりゃまあ「るるぶ」でもトップで紹介されるお店だしNHKの破壊力は日本の津々浦々まで……近くの元・小学校の校庭が臨時駐車場に開放されているので、そちらに停めてお昼ごはん。
 建物がまず昭和レトロで、内装も小学校の机椅子などを使い……は、いいですね、ごはんの話。
 もちろん「棚田のおにぎり定食」。
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 おにぎり2個、おかずは日替わりで、この日は舌平目のフライ+エビと野菜のかき揚げが主。小鉢は大根膾、なすとパプリカなどの煮物、汁はふし麺(そうめんの棒に掛けるU字になった部分、最近流行り)のお味噌汁。デザートにイチゴソース入りヨーグルト。
 それらに小豆島特産のお醤油(ヤマロクの「鶴醤」)とポン酢(やまひら醤油の「柚子ぽんず」)を掛けていただきます。

 美味いのなんの。

 コメがとにかくヤケクソに美味い。都会で食うスター品種、ゆめぴりかとかミルキークイーンみたいな派手な旨さではなくて、なんといいますかスッスッと食堂へ胃へ流れ込んでいくツルツルつやつやした感じ。使い古された表現ですが、コメは飲み物。
 なにがいいんでしょうねえ、水ですかねえ。
 このへんのお水は「湯船の銘水」という銘水百選にも選ばれたもので、おもわずお冷だけ何杯もおかわりしてしまうほど。
 そこへもってきてテラス席からの棚田の眺望もよし。空気よし、青空よし、バスから降りる地元中学生のクラシック・セーラー服もよし。
 これだけでも来た甲斐があった。
 しかし、そうめんもオリーブ牛バーガーも食べてみたかった。マフィンなども売ってて買いたかった。しかし、お腹は一杯すぎる。
 また行きたい。
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 少し歩いて駐車場に戻ると、近くのeKワゴンのお姉さま方がコラムシフトが動かないようで四苦八苦されている。コラムシフトとスティック式サイドブレーキなら任せとけ、初代CR-Vオーナーの熟練の技をお見せしよう、と颯爽とわたし登場、
「どうなされましたお嬢様方」
 もうわたしもいい年ですのでいつまでも17歳気分で「お姉さま方」などと問いかけると往復ビンタ(体罰とはギリギリ言えない)を食いかねません。
 いや、ハンドルロック(ハンドルを変にこじるとシフトレバーが動かせなくなることがある)かなー、と思ったのですが、普通に軽くカタカタカタと動きます。どうもレンタカーで、お嬢様方、コラムシフト(型ATセレクトレバー)の動かし方、「手前に引いて下へおろす」をちゃんとレクチャーされてないらしい。

 わたしコラムシフトわりと好きで、というよりMTのシフトレバーと違ってATのシフトレバーって特に(ブレーキの性能が上がりパドルなど他の手段もある)現代ではPとD以外の意味は無い、つまり二択なのでそれこそ押しボタンでもよく、あんな大仰なシフトレバーが狭いコクピット周りのあんないい位置にズドーンと突っ立ってるのはおかしい、と思うのですが、こういう件を目の当たりにすると「いや古典的なATレバーがベターなのかな」と思ったりもします。

 ともあれ次に向かうは「エンジェルロード」。
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 干潮時に道が現れ、そこをふたりで手を繋いで渡ると幸せになれるとか結ばれるとかなんとかかんとか……わたしらもう要らんといえば要らんのですが、まあ幸せになるというのなら損はなし。
 着くと、まだ潮引ききってなくて渡れやしない。
 時刻は日によって違いますので、どうしても渡りたい方はwebでチェックを。
http://www.town.tonosho.kagawa.jp/kanko/
 一応その近くの「約束の岡展望台」も登ってみました。
 桂由美先生の寄贈された鐘があったので、コーンと一発。
 そして他人様の奉納された絵馬を冷やかす悪趣味。
 だいたい女子が書いているのですが、なかには切実な男子も。
 内容はちょっと書けない。
 もちろん絵馬ならばいい、というものでもなくヘタすると通報案件かもしれない。
 南無阿弥陀仏。
 すべての恋人たちに幸あれ。

 駐車場に戻ると、ここものすごく停めやすい駐車スペースにも関わらず黄色いミラが車庫入れに四苦八苦。
 やはりというか「わ」ナンバー。
 あとで知ったのですが島では「ホテルがレンタカーを貸す」パターンが多いようで、本来そのつもり無かったけど来てから借りた、というペーパードライバーの方も多いようです。交通量もそんなに無いし、イケる!と思われるのでしょう。現地の軽トラとかものんびり走ってるので、ここは郷に入り、でゆっくり走る。

 さて小豆島といえばオリーブ、オリーブと言えば

「『オリーブ公園』と『オリーブ園』がある。どっち行こう」
「むう」

 実はすぐ近くに並んでいるので両方行けます。
 オリーブ園は日本最古のオリーブ栽培園から発展したもので、基本売店とレストラン。
http://www.1st-olive.com/guide/index.html
 オリーブ公園は道の駅で、売店はもちろん温泉やカフェ、フォトジェニックな風車から宿泊施設まである大型施設。
http://www.olive-pk.jp/
 どちらもおしゃれで、見て回るとおもしろいですよ。
 お土産でお醤油を3本3種3メーカー買いました。あとオリーブ石鹸とか、オリーブ青汁とか。
 オリーブオイルは?
 実は純粋な小豆島100%というとめちゃめちゃ高いんです。100mlで3000円とかする。で、一般的な275mlの2000円以内ぐらいに収めるために、スペイン産ギリシャ産なんかとブレンドしてあるのが主流。
 それだったらなぁ……
 ということで、今回は買いませんでした。もう季節が秋へ向かうので、生野菜にいい掛けオリーブオイル、というのも機会が減るし……

 さあ移動、と思ったら駐車場で右往左往する黄色いクルマ……
 あのミラだ。
 がんばってください。

 そのまま近くの「Dutch Cafe Cupid & Cotton」(ダッチカフェキューピッドアンドコットン)
http://shodoshima.or.jp/?p=563
へ行きたかったのですがあいにくの定休日。なかなか細道を上がっていくので、ちょっと困惑するかもしれません。

 オリーブの次はそうめん。
 ベニシアさんも美味しそうに食べていた!
 そこではないのですが、どこのガイドでもオススメの小豆島手延べそうめん「作兵衛」さん。
http://sakube.co.jp/
イートインもありますが私たちはお土産で。ちょうどお土産にいいかんじのラインナップなんです。スタンダードとオリーブ入りのセットだったり、ふし麺とセットだったり。
 お店の人も親切で、楽しく買いまくりました。

 徐々に陽も落ちてきますがまだ行きます。
 お次は「マルキン醤油記念館」。
http://moritakk.com/know_enjoy/shoyukan/
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このあたりはお醤油メーカーが軒を連ねるその名も「醤ロード」。
 ひときわ大きく黒い構えがカッコイイこちら、駐車場を降りますとお醤油のこうばしい香りがふんわり漂ってきます。
 売店ではこれでもかと種類のある各種お醤油が試食付きで選べ、しょうゆソフトクリームも大人気。(ウチは食べ過ぎでスルー)
 さっき買ったのにまたお醤油買っちゃった。
 そして記念館を一巡り。ここでも昔のお醤油づくりの模様を識ることができます。
 外には昭和天皇が皇太子の頃、また香淳皇后が姫殿下だった頃にこちらにお越しになった記念碑がズドーンと建っています。
 もちろん現役の工場でもありますから、ヘッドキャップにツナギ姿の従業員の方が忙しく働きまわっているのもまた悦ばしからずや。

 さてもうひと踏ん張りすればさらにその先にある「二十四の瞳映画村」にも足を伸ばせた時間でしたが、奥さんなどはそもそも『二十四の瞳』に思い入れがない。

「ヒロミ・Go!の『ジャパーン』の元ネタやで」
「知らんなあ」

 わたしは田中裕子版は観たことがありますが高峰秀子版は未見です。いま調べるとあの『七人の侍』を差し置いてキネマ旬報年間1位をもぎ取ったそうで、いつか観てみたい。
 でもこれも調べて知ったんですが、原作では舞台を小豆島だとは明言してないそうです。ただし壺井栄先生のご出身はここ。
 やっぱり行っといた方がよかったかなあ。

 きょうのお宿はその近く、「ベイリゾートホテル小豆島」。
http://bayresort-shodoshima.jp/
もちろん全室オーシャンビュー、最上階にガラス張り展望大浴場&露天風呂。
 瀬戸内に沈む夕陽が本当に美しい。
 この眺望だけで大満足。
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 夕食は料理長おすすめの島厳選素材13品和懐石、朝はバイキングつき、一泊二食ツイン大人2人で31320円。
 昨今のこのクラスらしく削れるところは削っていますが(たとえばタオルは部屋から持っていく、ロビーの珈琲はセルフ、など)、部屋・施設とも整備は行き届いており土産物コーナーも充実。女子風呂ではシャンプー・バーにドライヤーが全機ナノケアつき、風呂上がり待合にはアイスキャンディーのプレゼント、と「がんばってる感」が好印象。

 料理も美味しかったです。本格的すぎてサーブに時間が掛かり、2時間ぐらい掛かったのはご愛嬌。
 味付けは、「こまめ食堂」から思ってたのですがちょいと甘みがある。お醤油でもなにかのタレでも、トロッとして甘い。そもそも「香川県」なので当然といえば当然なのですが、お隣の淡路島がモロに関西でダシ文化が強いのと好対照です。
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 そうそう、企画してて知ったのですが、淡路島−小豆島の航路というのは無いんです。本州か四国に一度渡らないと行けない。確かに生活用としては意味合いが薄そうで観光専用ではペイしないのかもしれませんが、この2島かなりキャラが違うので、遠方からなら1泊ずつとかぜんぜんアリだと思います。

 ご当地ドリンク、「空海ビール」と「オリーブハイボール」もなかなかでした。

 ちょっとレストランで冷えたから、と二度目の風呂を浴びた奥さんが帰ってきて、

「身体の芯までめっちゃあったまる!」
「そりゃそうだよ温泉だから」
「わたし温泉にこんな効能があるとは知らなかった!」
「……」

 ただ大きいお風呂だと思っていたそうです。
 マジか。

「効能はお湯ごとに違うよ。病気平癒から美人の湯まで、だから温泉マニアは日本中の温泉を巡ってだな」
「行こう! 温泉!」
「いま来てる」

 わずかにピリッとしますが、そんなにキツくなく入りよいお風呂です。オリーブ入りのシャンプーやボディソープも完備で、お肌スベスベ。

 さて明日。
 さまざまなルートを比較検討の結果、高松へ渡ってうどん食べて淡路島に渡って寿司食べて橋渡って帰ろう、と粗計画。
 わたしの旅には珍しく動き回ったので(これでも)、アンド運転疲れも出てバタンQです。

 そういえば夜半にも波の音はあまり聞こえませんでした。
 瀬戸内はおだやかですねえ。
posted by ながた at 23:42| 日記

2017年09月20日

胡麻豆腐「ごまとうふ」角濱ごまとうふ総本舗


・公式サイト
http://www.gomatohu.com/
・高野山・胡麻豆腐トップ3
https://travel-noted.jp/posts/4069

 知人にお土産にいただきました。
 ありがとうございます。

 まず包装から出す段階で、パンナコッタのような今にも崩れそうなやわらかーい感触に驚きます。
 食べてもその、口蓋に張り付くようなしかし消えていくような、絶妙の柔らか弾力口溶け。あとに残るは胡麻の、それもふんわりと上品な残り香だけ。
 これでもかと胡麻感を主張してくるタイプもいいのですが、この控えめさで他のお料理やご飯を邪魔しません。そして食べ飽きない。

 確か小5の時だったと思いますが、小学校から高野山で一泊、プチ修学旅行みたいなのがあったように記憶します。もちろん夕食は精進料理、ここで初めて名物・胡麻豆腐をいただきまして、僕はあんまりお豆腐は好きではなかったのですが(あんまり味がしないもので・おそらくいちばんお豆腐が不味い時代だったと思う)、これはうまいと。
 お土産で買って帰ったのですがなんとウチの家の大人みんな(母、父、祖母)胡麻豆腐好きじゃなくて「あそれで食卓に出てこないのか」と合点したものです。
 もちろん独りで美味しくいただきました。
 弟? 小2とかだからまだぜんぜんわからへんかったと思う。

 いまでは近所のライフ(食品スーパー)のPBの98円の胡麻豆腐も、高野山のメーカー製で割とうまくて、たまに買います。
 いい時代ですね。

 高野山は南海電車で行くとのんきな遠足ですがあれクルマで行きますとわりとハードな山道行になります。いまも乗ってるオデッセイがやってきて最初の遠出に選んだのが高野山で、夜中12時過ぎ何が飛び出してくるかわからない1.3車線の山中をカッ飛んで行きました。
 せっかくだからと奥の院までお参りしまして時刻は午前2時、おそろしいですね高野山は。ちゃんとお参りしてらっしゃる中年から熟年のご婦人がお二組ほど。
 よほど弘法大師様に叶えて欲しい願いがあるのでしょう。
 僕ですか? 何頼んだっけかな……
 いつもどおり「世界平和」とかそんなんだったと記憶します。

 ちょうど『ブラタモリ』が3週連続高野山なので、思い出して記す。
posted by ながた at 00:49|

2017年09月19日

ラーメン「西山ラーメン濃厚味噌2食」西山製麺


http://www.ramen.jp/shop/%E8%A5%BF%E5%B1%B1%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%A1%E3%83%B3%E6%BF%83%E5%8E%9A%E5%91%B3%E5%99%8C2%E9%A3%9F/item538/

ということで鉄フライパンを振るって作ったのがライフ(総合スーパー)の「北海道物産展」で買ったこちら。
 おいしかったです。
 味噌と脂が合わせて麺の3倍ほどの重量があって、前述のようにこれでもかと野菜をブッ込んだのですがぜんぜん大丈夫でした。挽肉を炒めて担々麺風も美味しそうです。
 叉焼・メンマ・煮玉子といった買わざるをえない具を用意するより、こっちの方が楽かもしれません。

 一人前335円ということはいろいろ野菜入れると一杯400円ぐらい。だいたいラーメン屋さんって650円〜の値付けが多くて、材料費は約3割と言われますから200円前後、業務用はコスパがぜんぜん違うと言ってもなかなかギリギリの闘いですね。
 大変だなあ。
 逆に言うと、材料原価をある程度無視できれば、おうちごはんでもかなり美味しくできる、はず。

『ブラタモリ』高野山の回で、いまは弘法大師さまもパスタや焼きそばをお召し上がりになる、とあったのですが、てことはラーメンも?
 ラーメンのスープを動物性抜きで仕上げるのは難しいですかね。味噌系なら出汁成分をある程度ごまかせる?
 道元先生が宋にいらっしゃった時に現地の老典座がやってきて「(麺の出汁に使う)干ししいたけあるかね」という会話から衝撃を受けて……という逸話がありますが、てことは空海先生も向こうで麺類いただいてたんでしょうね。
 以上サッポロラーメンとはぜんぜん関係のない話でした。
posted by ながた at 00:01|

2017年09月18日

フライパン「極 JAPAN 28cm炒め鍋」リバーライト




・公式
http://riverlight.co.jp/ja/kiwame_premium.php
・購入ショップ「ガンバレ!奥さん」
https://item.rakuten.co.jp/ganbareokusan/c/0000000184/

 料理しだして普通にテフロン加工フライパンを使っていたのですが、かなり気を遣いつつ使ってもやはり1年。
 焦げ付きます。
 1年毎に安いの買い替えてもいいのですが、そんな折にこんな記事を見ようと思って見てですね

・日経トレンディの記事
http://trendy.nikkeibp.co.jp/atcl/column/15/1062745/031400006/?P=3

 鉄だと。
 手入れ面倒とか錆びるとか慄きながらも腹をくくって、この3位にあるリバーライト「極」28cm炒め鍋を購入しました。
 26cmフライパンと迷ったのですが、僕が若い頃ウチの台所に中華鍋があって、それでインスタント・ラーメンからソーセージ炒めまで、なんでも夜食で作った記憶があってあれ便利だったなあ、と。
 いまの我が家も炒め物が多く、そうそう、あと2人前パスタにソースを絡める作業の時に、26cmフライパンでは結構窮屈なんですね。それでちょっと重いのには目をつぶってドン。

 レビューみますと「野菜炒めが」「野菜炒めが」で埋まってると思うのですが、確かに野菜炒めが美味いです(笑)
 ポイントはもやしとニラ。
 この2種はゆるゆる火を入れるとジャーッと水が出て全体をべっちゃりさせるんですけど、さりとてちゃんと熱入らないと生っぽくて辛いですよね。
 これが鉄だとなんの工夫もしなくてもピシッと入るんですよ。技術なんか要りません。それで全体が美味い。
 どうやらフッ素やテフロンの加工層が熱伝導をずいぶん遅らせてるみたいです。
 相対的に小火力でも熱がガンガン伝わるので、調理時間も短くて済みますし、大火力をビビりながら使わなくてもすごく調理しやすい。

 今日は昼のラーメンの具の野菜(キャベツ、白葱、もやし、ニラ)を炒めてスープにしたり、夜はカレーの具の煮込み前炒め。炒めだけでなく焼いても煮ても蒸してももちろん大丈夫。

 お手入れ、使用前の「油返し」も使用後のさっと水洗い&擦りも、そんなに苦ではないです。むしろテフロン加工フライパンに油を入れてマダラになってるところへ食材を入れる時の、あのちゃんと混ざるかしら感がないぶんストレスが無いかもしれない。
 宣材写真のようにカッコよく油馴染みしていって貰いたいものです。

 ということで来てまだ1週間も経たないのですが、すでにテフロン・フライパンを使おうという気は1ミリも起きません。(いや、副菜や卵焼き用の小フライパンがあるので実際には使いますけども)
 もっと早く使えば良かった……
 値段もまあ倍といえば倍ですが「数千円オーダー」と見れば大差無いし、重さも取扱不能ってほどでないし、いまのは錆にも強いそうだし。
 むしろなんであんなに売り場でテフロン加工一色なのかわからない。デュポンつまりアメリカ軍需産業の陰謀!?

 冗談ですよ。

 昔の、油断すると一瞬で錆びる鉄鍋の悪印象がまだ残ってるのかもしれませんね。

 プロほどいい素材といい道具を使うもんですから、素人はもっといい素材といい道具を使わんといけません、な!
posted by ながた at 00:48| ガジェット

2017年09月17日

先週の雑感


・新型あいふぉん

 ここ数年、事前リークがポロポロ出るのでその通りで出てきて驚きが無かったり、でも無事にちゃんとしたモノが出てきてホッとしたり。

 Xは「画面にTouch IDを埋め込もうとしたけどうまく行かなかったので生産が遅れている」という話が流れてきましたが、Face IDの本気度を見るとそれはフェイク・ストーリーっぽいですね。Xで評判良ければ次からは全部Face IDになりそうです。

 ガラスサンドイッチの4系筐体の復活を喜ぶ人多いのですが、わたし天邪鬼か3系4系5系6/7系とあるなかで4系が一番好みでないです。なんとなく煩雑で。5のブラッカンスレーが一番カッコよかった。予約までして買ったのはアレだけです。次点でコロコロ可愛くて持ち心地も良かった3系。ただ3系の縦横比は今使うと「せまっ」と思うんでしょうね。

 よく知られたことですがAppleは「最新のものではなく最高のもの」を載せてくるので、満を持して無接点充電を載せてきたということは、あの来年出すAirPower(充電台)はかなりいいものなんでしょう。標準のQi規格は遅いらしいのでそのへん弄ってくるはず。
 と、AirPodsを毎日使いながら思います。

 でも個人的にピンと来ないのでとりあえずスルー。

・ホンダF1 トロロッソへ

 まああんだけあかんかったらマクラーレンもキレますわな。
 特に今年が酷い。去年の中頃すでに中団トップ、すなわちビッグ3の後ろ、というところまでは来れてたんで、じゃあ今年はいよいよ、と誰でも思うじゃないですか。ところがプレシーズンから壊れるわパワー無いわ。

 トロロッソ、レッドブルのBチーム、と聞くとそこそこイケてそうな気分になりますがあれミナルディですからね。「マクラーレンに要らんと言われ(ついでにザウバーにも要らんと言われ)F1上層部でなんとか調整してミナルディ」というともう、過去の栄光知ってるとなんとも涙ちょちょぎれるお話ですが、まあしょうがなし。

 帰ってくるというニュースを聞いた時に、
「えっでも第三期はボロッボロでしたよ。ちゃんと反省・総括できてんでしょうね」
「他のカテゴリ(GTやSF)でも調子悪いしなあ……」
「マクラーレンもメルセデスカスタマーで最下位だし……」
などと危惧しておりましたがその通りに。

 何度も言ってますがわたしゃホンダ車新車で4台買った大のホンダ党ですよ。いま乗ってるのマツダ車だけど。

 順番が逆で、まずトロロッソあたりに載せてもらって、調子が出てきたらビッグ・チームに、という流れが良かったですね。走りさえすれば「あのクルマPUはいいぞ」とかすぐわかるので。
 まあ、ここで牙を磨けばレッドブルに積む芽もあるし……いやそもそもレッドブルはF1にまだ居てくれるんやろか。総帥の息子指名手配されてるらしいですが……

 まちょっとその、ホンダF1イケてないですね。
 なんでイケてないかというと、クルマ売れて儲かってるんですよ。
 それも国内だけじゃなくて全世界的に。
 いまモノはそれこそスマホからトースターまで、「ブランド」か「日用品」かの二極化が進んでて、ホンダは無事?見事?日用品として世界中で愛されてるんですね。セールス担当重役に目利きが居るんでしょう。
 で、そういう人たちから見ればF1、つまりブランド化媒体はまったく無意味なので早く止めたい。(だからむしろGTや北米のレースなら理解あるかもしんない。普通の人々への広告として)
 このへんで一枚岩になれず、現場の足を引っ張ってるんじゃないかなあ。
 それでは勝てない。相手はこれで生きてるフェラーリと、勝つまでやれば負けないのメルセデス(本体)ですから。あの栄光のルノーでさえイマイチでしょう、あれはたぶんゴーンさんが厳しく予算管理してて(F1という媒体にはここまでしか宣伝費出せません)お金が無いと見た。

 まあ、もう、エンジンの時代も終わりつつあるし、この機に止めて、フォーミュラEにでも噛んどいたらよかったんじゃないかな、とも思いますけど。
 ドイツ勢(最近はポルシェ、ちょっと前はアウディ)がF1やるやらない言ってますが昨今の欧州の状況考えると「言うてるだけ」感がかなりします。そんなことせんでもドイツプレミアム勢は売れ倒してるし。(あんだけ不正が見つかり倒してもだ)

 とりあえずやるからには頑張って欲しい気もするんですが、まず全社一丸になる覚悟があるかどうかってところから確認すべきではないか、と思ったりせんでもない。

・マツダCX-8 発表

http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1080025.html

 顔が同じなので(フロントセクションと前ドア同じ)「CX-5ロング」という感じですが、中身はどちらかというと北米用のCX-9だそうです。
 SKYACTIV世代のマツダ車はノーズが長いのですが、これ胴体伸ばした分、5よりバランスいいかも、と思いました。実車見てみんとわかんないですけど。

「新しい市場を」云々言ってますが、おそらく仮想敵はボルボ・XC90やアウディ・Q7などの輸入車3列シート大型SUV。このへんおおよそ800万〜なので、盛り盛りでも400万程度のCX-8は非常に競争力あります。(CX-5は先代からずっと輸入車からの乗り換えがバカにならないらしい)
 ここはマツダの賭けで、普通に考えると顔も同じだしCX-5ファミリーとして2500Gも用意して国産低背3列シート車(3/4代目ホンダ・オデッセイとか、トヨタ・アイシスとか、日産プレサージュとかあのへん)からの乗り換えを目論めばいいと思うのですが(そういうノリならMPVのお客の一部は替えてくれよう)、ここはプレミアム路線で勝負。
 さあどう出ますかね。CX-3はそれをやって修正を強いられたわけですが。

 もちろんこれでは国内でプレマシーやビアンテの代わりにはまったくならないので(そもそも価格帯が違いすぎる)、ビアンテはトヨタからノア3兄弟のOEMでも受けるとして……プレマシーもシエンタを貰ってくればいいか。
「箱型ミニバン」と「5ナンバー3列スライドドア」というのはガラパゴス車種で、他の地域で売りようがないんですね。得意な車種にフォーカスする、というのは正しい戦略だと思いますが、マツダのお店行ったらアルトにハスラーにノアにシエンタに……ここはなんのお店だろう、みたいな。

 ともあれ、よりパワフルになった2.2Dと共に、はよ現物見てみたい。

・一気に涼しくなりましたね。
posted by ながた at 00:42| 雑記

2017年09月16日

イベント「肉フェス OSAKA 2017」@長居公園


・公式サイト
http://www.nikufes.jp/_tags/%E8%82%89%E3%83%95%E3%82%A7%E3%82%B9OSAKA2017

・あべの経済新聞の記事
https://abeno.keizai.biz/headline/2645/

 お昼に夫婦で行きました。
 いただいたのは「希少部位!やわらかミスジのガーリック塩ステーキ」と「特撰 京九条ねぎ牛たん」、それにごはん2杯とシュナイダーヴァイセのヴァイツェン1杯。しめて4100円。
 味はまずまず良かったのですが、大量に捌けることを第一に考えた仕立てですので過度な期待は禁物。
 とはいっても、お祭り気分も加味すれば十分リーズナブル。たくさんで行けばよりいろいろ食べ比べられますし、アルコールも意外に豊富(リーフマンスもあるよ)、スイーツまで用意されてるので「肉ばかりてのはちょっと」という方でもまあまあ楽しめるのではないでしょうか。
 サラダバーが欲しいかな。

 食券もしくは電子マネー決済(飲み物とご飯は現金可)で食券は払い戻し不可なので、お手持ちの交通系(ICOCAなど)もしくは流通系(WAONなど)に多めに入れて行かれるとよろしかろう。
(PiTaPaは食券は買えますがお店では使えません)

 入場無料、土日混みそう。
 金昼ですでにだいぶ人入ってて、行列店もできてました。

 ペットと一緒に座れる席があるのですが、あるお犬様が
「ここはなに!? いったいどういうこと!?」
と大興奮されておられたのが印象的でした。
 そりゃもう彼/彼女の鋭い嗅覚にとってはどエライことになっていたんでしょうね。

 オクトーバーフェストの時に「いかにもドイツ関係」というようなお客さんを見るのが愉しかったのですが(たとえばドイツ語の大学教授とその奥様、みたいな)、今回もすこしですがタンクトップに短パンみたいな肉肉しい男性(フレディ・マーキュリー?)が闊歩されていたり、長髪の毛先だけを炎のように真っ赤に染めた恰幅のいいお姉さまがおられたりしました。あれは……焼かれる肉をイメージしてたのかな。
 肉襦袢かなにかでコスプレして行くのもいいかもしれませんね(適当)
 プルシェンコのセッボンみたいな。
https://www.youtube.com/watch?v=9jgInqv4pgE
posted by ながた at 00:05| 雑記

2017年09月15日

味噌調味料「つけてみそかけてみそ」ナカモ


http://www.nakamo.co.jp/shouhin/tsuketemiso.html

 先日MINIのイベントへ行った折に
http://rakken.sblo.jp/article/180853050.html
g石アナにおみやげで貰っちゃった。
「カクキューの味噌がイケるならこれもイケるはず」
http://rakken.sblo.jp/article/180853017.html
 持つべきものはグルメな友よ。

 確か東海圏に居た時に、誰かにどこかで何か奢ってもらったベタな定食屋さんみたいなところで食卓にあったのは覚えてて、あああれがこれかと。
 これがあなた。
 もうトンカツにはこれしかない、というぐらい。
 関西人なものでイカリにオリバーそれにハグルマ、とんかつといえば「とんかつソース」でありブルドッグが猛攻を仕掛けてくるまではどこのお宅でもあのトロリと黒光りする濃い液体を垂らしていたものです。
 そこへ急上昇。
 可愛げがあるのが「何にでも合う!」と言い切って一時の「食べる辣油」のように実際合うもんだから何にでも付けて1瓶半で飽きる、ということは(たぶん)なく、おかげでレアリティが保たれるところ。
 エビフライや貝柱フライだと正直ウスターの方がいいなあ。
 お豆腐も焼き茄子もお醤油だよね……

 それはともあれ、とても美味しいので何かの機会に見かけたらぜひ一度トライされてはいかがでしょうか非東海圏の皆様。
 なーんて言ってるうちに、『CoCo壱番屋』や『コメダ珈琲』のようにいつの間にか市民権を得て
「トンカツには味噌」
がスタンダードになり、元ネタのフランス人をさらに卒倒させるかもしれません。

 名古屋めしは本質的にジャンクなんですが、であるがゆえに身体を直接刺激する麻薬性を持つ。
posted by ながた at 01:51| 雑記

2017年09月14日

マンガ「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」1-24 安彦良和




 遅ればせながら読み終えました。
 ファースト偉大ですよね。

 あと富野監督。言うまでもないですが。
 ア・バオア・クー戦を理屈で詰めるとこうなるはず、というのが、
「あの時点で連邦の宇宙兵力は(ソーラ・レイの被害もあって)たいしたことないはず」
「補給もままならないので博打」
「艦隊を普通に並べていても要塞には太刀打ちできないので、MSを突っ込ませて内部から破壊」
 つまり二〇三項地みたいなもんだと。
 でもアニメ本編ではDデイか硫黄島の戦いのような印象ではありませんでしたか。圧倒的な物量で押し潰す感じの。
 ここがドラマツルギーというか、苦労に苦労を重ねたホワイトベースが最後の戦いには圧倒的軍勢の旗頭になっている、というのが視聴者のカタルシスを得る。エンタティナーならばそう演出してしまう。
 でもその熱狂が醒めてしまうとふと、
「あれ、じゃあのソーラ・レイって結局そんなに実害はなかったの?」
みたいなことになるではないですか。「1/3沈めた」と劇中で説明されてるのに、それで押し込めるんだから。

 というようなファーストが勢いと富野ケレンで良くも悪くもごまかしてたところが丁寧に均されていて、ただただすごいなあ、と思いました。
 やっぱりちゃんとした絵を描く人だからちゃんとしてないと気持ち悪いんでしょうね。

 というその御真筆ももちろん堪能できます。
 ワタクシゴトですがわたしブロンドコンプレックス持ちで自分の作品にはだいたい金髪が配備されるのですが、どこで培われたかと言えばおそらくメーテル(『999』)とアルフィン(『クラッシャージョウ』)とセイラさん(『機動戦士ガンダム』)であり、つまり後二者は安彦キャラであり、どう責任取ってくれるんだ!ありがとうございます!
 いまだに好きなプリキュア挙げろと言われたらピーチ(金髪)とフローラ(金髪)で悩む有様やからな……
 もちろんシャアとガルマのBLもあるよ。
 あとザビ家全員大活躍なのでザビ家ファンにはたまらない。
 マ・クベも超カッコイイ。ランバ・ラルは言うまでもない。
 でも、こんな風にジオン側が魅力的に描かれすぎると、今も
「あれはいいものだ」
「ザクとは違うのだよザクとは」
という言葉が流通してたかどうか疑わしい。
 だいたい名セリフというのは「この人ならばこう言うだろう」ではなく、唐突に何言ってんだこの人、みたいな方が印象に残るものです。

 まあ偉大な作品ですよファーストは。
 エポックなアニメと言えばその前に『ヤマト』その後に『エヴァ』がありますが、両者がその作品世界から離れられなかったのに比し、『ガンダム』は今もなお、多種多様な世界を創造し続けています。世界のガンダムが闘ったり。プラモで闘ったり。
 お台場に実物大が立った時、みんな拝みに行きましたでしょう?
 僕も行きました。
 なかなかね、そういうことを起こせる作品て、無いです。
posted by ながた at 00:00|

2017年09月13日

スキャンダル対策


 先日ちょいと書きましたが
 http://rakken.sblo.jp/archives/20170908-1.html
「スキャンダル」というものは基本的にマスコミ(+最近はネットも)が作るもの、作ったものです。
 事象それそのもや、当事者の気持ちや状況は、「スキャンダル」かどうかにあまり関係がありません。
 言い換えればマスコミが騒げばそれがスキャンダル、騒がなければなんでもないこと。

 なので、スキャンダルを「潰す」にはマスコミに騒がれないようにすればいいわけで、つまり消えればいい。永遠にという必要はなくとりあえず姿を数ヶ月くらませば、記事にならないので相手にしなくなる。
 それだけのことで、だから芸能界や政治の世界のように長く長く続いてる業界で、その道何十年のヴェテランが多数おり、彼らが後輩や部下に見て聞いてやってきた手練手管を伝えられる(アドヴァイスできる)場合は、すぐパッと逃げる、逃がすわけですね。
 大人の知恵ってヤツです。

 だから誰と誰を比べてこっちが軽いとか、こっちをなぜスルーするのかとか、それはもう記事/VTRとして数字(視聴率とか、PVとか)を稼げるかどうかの一点で決まっているだけで、それ以外の基準はない。
 大物だから/男だからスルーされる(あるいは逆)
 みたいなことは、無いわけじゃないでしょうがそればっかり頭にあると混乱してしまいます。
 万能の基準というのはそうは無いものですが、より多くの事例をより明快に説明できる基準を渡り歩いたり、複数の物差しをクロスして当てたりして、考えないと。

 よく知られた事実ですが日中戦争以降、イケイケ書いてる新聞が飛ぶように売れて反戦非戦を説く新聞売れなかったんです。朝日新聞なんかはそれで180度論調を変えたとか。
 その頃からそれだけのことなので、それ以上の意味や作為は無い。

 籠池さんみたいな濃いキャラが飛び出してくると数字の獲れそうな記事にしやすいし、東京五輪誘致の買収みたいに、いかにもお公家さんの竹田さんが電通に言われるがままにホイホイお金出してただけ、みたいな話はどうにも数字にできにくい。

 バブル崩壊以降、「羹に懲りて膾を吹く」ではないですが、日本人は
「お金で動く」
もうちょっとマイルドに言うと「経済で動く」という事象をあまりに軽視/黙殺しすぎだと思います。
 だいたい金で動くで人間。
 逆に言うと、金も出さんのに人間が動くとはあまり考えない方がいい。それはかなりのレア・ケースか、レアな人です。
 一般的な人手不足はもちろん、介護職が足りない産科小児科が足りない研究者が足りない農業漁業の成り手が足りないなら金を出せば増えます。びっくりするぐらい簡単に増えます。
 街の歯医者の数をごらんなさいよ……
 それだけのことです。

 それは横道。
 もちろんそれはニュースバリューのある有名人のお話で、われわれ一般人はなにかやましいことが発覚したら「すみませんでした」と関係各位に謝り倒すしかありますまい。男性なら丸刈りで、女性なら……お遍路さんの格好で?
 もちろんやましいことはしないのが一番ですが、人間生きてれば意図せずとも不可抗力的に巻き込まれたりすることもありますからね。
posted by ながた at 00:00| 雑記

2017年09月12日

本「バイトやめる学校」山下陽光




「えっ?なに?」という表題ですね。
 バイトしながら「どうやったらやりたいことをやれるのか」「そもそもやりたいことがわからない」と悩んでいる若者向けに、似た環境に居た山下さん(自分で作って売る服屋さん)が語る、大まかな考え方から細々した実践まで。
 だから「バイト(を)やめる(ノウハウを学ぶ)学校」。
 ただ「頑張れ」もしくは「がんばらなくてもいいんだよ」と言うだけではなく、非資本主義的な思想と実践がポイント。

 丸めて言ってしまえば「ニッチ見つけろ」「無ければ創り出せ」になると思うのですが、それってでも実は非常に資本主義的なモノの考え方、言い換えればお客様目線が必要になるので、若干そこに矛盾があるような気がせんでもないです。
 いや、お客様目線が先にあってあとから資本主義がやってきたんだから、その指摘は当たらない(流行り)、かな?
 ともあれ、悩んでる人って「自分」の殻に閉じこもり「目は開いてるけど何も観てない」ということが多いので、多少強引にでも「他者」の目線を意識させると、道が拓けるかもしれませんね。

 先日のエントリでも書きましたが(資本主義に限らず)経済で利益を得るキモは「関所を握る」ところで、いかに今をときめく大会社(これがだいたい関所)に勤めて年収が何千万あっても勤め人である以上は賃労働に過ぎず、取り替えが効くので、ある日AIに席を奪われる恐れがあります。
 それが嫌なら自分が関所になるしかない。自分がデザインした服を売ればそれが欲しい人はその人から買うしかなくなるので、無事儲かります。
 でもその関所づくりが、難しいんですよねえ。

 たとえばコンテンツ屋なら「質が高くて」「他になくて」「広まりやすい(あるいは広めるための仕掛けがある)」などがその条件になるのでしょうが、そういうのって普通に関所システムに乗りやすいので普通に流通して普通に儲かる。web媒体で火が点いて書籍化してヒット、なんてもう死ぬほどある。

 ところがここで、
「いや待てよ、利益を得るには関所化が必須なら、利益を捨てれば関所化しなくてもよいのでは?」
という考え方に至ると、ぐわっと視界が広がります。
 もちろん利益マイナスだと持続可能性が無いわけですが、それですら評価とかお米現物とか補助金とか、なにか別のものに外部化できれば、成立するかもしれない。

 価格と価値は別物だ、と我々はよく知ってるはずで、しかも昨今は技術のおかげでそれが加速しています。よく引き合いに出しますがスマホゲーというのはまったく同じ価値のものが誰かにとっては100万円の価格、誰かにとっては0円の価格、をうまいこと実現できたケースです。
「価値を高めないと価格は貰えない」
という思い込みから離れるだけでも、可能性は広がる、かもしれません。

 かもしれません・かもしれません言うてるのは、もちろん僕はうまいことやったことないから、かもしれません(笑)
 なんかうまいことお金儲けたら、それを本に書きますわ。期待して待て!

 でも案外お金稼ぎも、
「いやなんとなく『やってくれへんか』言われたことをやってたらこんな感じに……」
みたいな他力なケースが多いような気もしますね。なんとなく。
 南無阿弥陀仏。
posted by ながた at 23:00|

2017年09月11日

すべてのポイントカードを法律で禁止しろ


というtweetが回ってきて、「おお同志」とばかりに反射的にRTしました。
 まさにここに日本経済が立ち直らない理由が垣間見れます。
 それは大学の文系学部の軽視。

 ポイントカードの(発行者における)メリットは、通貨発行益です。
 通貨というのは、原価20数円の1万円札を1万円で流通させることによって、9900円以上の差益を発行者が得るシステムです。発行者がお国の場合はこれを国家運営に使うわけですね。
 ポイントも通貨と同じで、「1000ポイントプレゼント!」を原価なしで実施できる。もちろん使用されると損が出ますが、もし自社の売るものなら1000円ではなく原価分しか損をしない。この差が美味しいわけです。
 それが最大かつ唯一のメリットで、あとの囲い込み効果とか再来店効果とかはただの気のせい。それは直近同業のライバルが同じポイントシステムを導入した瞬間、意味がなくなることでおわかりいただけましょう。

 というようなことは、まともな大学の経済学部に入ると、1年生で習う基礎です。貨幣論とか、マーケティング系の講座で。

 だからヨドバシカメラみたいな家電量販店が10%ポイントをやる、のは店・客Win-Winなのです。店は現金値引きをしなくていい(薄利多売が基本の小売で10%もだ!)=現金フローが楽になるし、客は昔なら怪しいバッタ屋、今なら聞いたこともないネットショップ、から買わなくても(実質)安値で手に入る。
 ところが、その出したポイントを他所のお店で使われたらどうでしょう。そこのお店からポイントを現金に替えてくれ、と請求が来ます。満額現金で出します。
 あれ? 差(通貨発行益)が発生しない?
 もちろん第三者の発行したポイントシステムに参加するのも原理的には同じことです。
 これなんの意味もない。

 ポイントカードのデメリットはいちいちあげんでええでしょう、
・コスト増
・レジオペレーションの効率悪化
の二つぐらいで十分ですね。

 CCCの増田さん(T)や楽天の三木谷さん(R)がどういう口車をマニ車のように回してるのかわかりませんが、こんなもの上述のような経済学部出が一人居れば
「社長、それウチにはメリットなんもないですよ」
と解説して終わりだと思うんですが。
 実際、遅まきながらT推しだったドトールが自社チャージカード推しに鞍替えしたり、ファミマがTから離脱するという噂もありますね。
 ようやく気づいたか、というか、えっ、御社にはまともな経済学部出がひとりもいらっしゃらないんですか、というか、そういう社員を虐げていらっしゃる?というか、つまり会社全体でそういう人材を
「どうせ遊んで暮らして一夜漬けで単位獲ったような連中だろう」
と侮っていらっしゃったんではないですか。
 いやあまり否定はしませんけど、それと能力とは別の話。
「実益のある実学がうんぬんかんぬん」
などと言いますが、大学で経済学をちゃんとやってりゃMBA持ってなくてもTOEICが900点無くても今をときめくIT企業でのインターン経験が無くても、知ってる(はずの)話です。
 それが日本の小売揃いも揃って誰も得しない地獄道を突き進み、虚空に金を手間を時間を浪費し続けている現状を見るにつけ、つまり、
「まともな文系の学生がまったく足りてない」イーコール
「まともな文系高等教育が足りてない」
という結論に至りましょう? 違います?

 また、経済活動で儲かる(搾取できる)のは「関所」を握る者だけで((c)安冨歩)、このシステムは露骨に発行者が関所です。ですから自分の領地に関所を作れば自分にリターンが還ってきますが(これとて通行が煩雑になるのでよく損益を見極めてやる必要がある)、他人に関所を握られてはどこをどうやっても儲かりません。

 レジオペレーションは煩雑に非効率にコスト高になり、バイト・パートは複雑なポイント制度に混乱し、客は毎回「ポイントカードはお餅ですか?」と聞かれ辟易し、持つ者持たざる者の差別を見せつけられて気分を害する。
 とにかく「やらなくていいこと」ばっかり必死でやって、「やるべきこと」は基本放置。
 人間のリソース有限ですからね?(これも声を大にして言いたい)やらんでええことやってたら、やらなあかんことできんようになるんです。ポイントカードに投入する金が人が労力が時間があったら、ぜんぶ本業のイノベーションに突っ込め。
 バブル以降の日本経済を象徴する存在だと思います。ポイントカード。
posted by ながた at 02:27| 雑記

2017年09月10日

「湯もち」湯もち本舗ちもと


http://www.yumochi.com/

 いただきまして。
 ありがとうございます。
 ふわり柔らかくなめらかな生地に、柚子の香りがほのかについて、中にはサイコロ上の本練羊羹。この角のある触感が皮とコントラストあっておもしろい。
 このひとひねり。
「日持ちしないので」と注意されましたがなんのご心配には及ばず、一瞬で消えました。

 箱根はクルマでスルッと通っただけで、まともに行ったことがありません。やっぱり一度は行っておかんとあきませんなあ。
posted by ながた at 15:57|

2017年09月09日

本「蚤と爆弾」吉村昭




 食卓で本書を読んでいますと妻に
「……嫌なタイトルやな!」
と目を剥かれました。
 タイトルどおり嫌な本です。
 細菌兵器に人体実験、そしておなじみ「悪の凡庸さ」。

 ペスト菌をバラ撒くにはどうすればいいのか、って東大京大出のスーパーエリート医学者が知恵を絞る。
 そうだネズミに感染させて野に放て。
 いやうまく定着してくれない。
 だったら蚤はどうだ。
 これはいけそうだ。
 だが蚤なんかどうやって運ぶ?
 地面で割れる陶器の容れ物に入れて空中から……
 その奮闘模様は妙にコミカルで、『WBS』や『ルソンの壺』で紹介されてもおかしくない感じ。細菌兵器の開発でさえ無ければ。

 吉村先生はいつもこの、近代の病とでもいうべき
「仕事が細分化されたがゆえに、一人ひとりが何をやってるかわからなくなって、総合するとえげつないことをやっている」
を徹底的に描きます。傍目から見れば狂気、しかし当人たちはただ真面目。
 なぜこの没入が起きるのか。一人の人間として感情や感覚が吹き飛び、ただ業務マシーンとして壊れるまで動くのか。それは逃れうるものなのか。それとも人間はそういう生き物だから、システムであらかじめそこへ陥らないように制御しておくべきなのか。
 21世紀になってだいぶ経ちますが、まだ答えはぜんぜん出ていません。
 とりあえず我々にできることといったら、こういうケースをたくさん見て知って、なんとなくおかしなことが起きていたら「これはあれちゃうか」と違和感を感じられるようになっておくこと、ですかねえ。

 でもこれは恐らく人間にとって一番指摘されたくないポイントなので──なぜなら自分の生き方は自分で決められる、と思い込むことがこの不安な人生を生きるための大きな武器であるとこれまた思い込んでいるから──誰も見たくない。石井四郎を極悪人に仕立て上げて目を逸らす。
 そうではなくて彼は普通の人で、彼が居なくても誰かが彼の代わりをした。

 今夏NHKで『731部隊の真実 〜エリート医学者と人体実験〜』
http://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20170813
という作品がありました。副題のように医学者にフォーカスを当てておりご想像よりも見やすいものだと思いますので、未見の方はオンデマンドでぜひ。
posted by ながた at 23:00|

2017年09月08日

老人が中学生を殴る つづき


 区長が「体罰ではない」と話を収めようとしたのでブーイングが聞こえますが、あれしょうがないかなと思います。
 日本でこの場合、老人を責めて彼に何らかのダメージを負わせると、まず間違いなく中学生にヘイトが行く。
 そうすると受けなくていい追加の精神的ダメージを得たり、あるいは最悪の事態も考えねばならない。

 ヘイトを放つのは老人擁護者(権力に憧れる人・権力に組み伏されたい人)と、なんでもいいから日頃の鬱屈を叩きつけることができる落ちた犬を探している人たち。
 こういう理屈の通じない人たちから中学生を守ってやる術は理屈ではなく「ヘイトすらし」しかありません。
 で、区長のような立場の人ができるのは、
「いまの無し!」
とヘイト発生案件自体を無かったことにするぐらいしかないんじゃないかなあ、と思います。
 もちろん初動で飛び出していって老人を告発し(中学生を人目から隠し)、ヘイトを自身に集めることで中学生を庇う手もあるわけですが、これは今回すでにできてなかったわけで言っても詮無い話です。

 区長的にも普段言ってること(体罰反対)との整合性が取れないことは百も承知、そりゃ忸怩たる思いでしょうが、今現在の日本のメンタル風土の上で「中学生を守る」を最優先すれば、こうかなあ、と。
 僕が同じ立場に立たされてもたぶん……これじゃないかな。

 原理原則というものが基本的に(原則的に)存在しない日本の場合、なにかトラブルやスキャンダルが起きた時の第一選択肢は「逃げる」です。
 特にマスメディアに露呈してしまった場合はそうで、彼らは数字が獲れる=話題になっている以上、話を蒸し返し続け、逆に言うとそうならなくなれば離れていく。だから「存在しない」もしくは「存在しないことにする」が最も有効なトラブル「潰し」です(もちろん「解決」ではない)。
 このこと自体問題があるとは思うのですが、そうだ、というのはそう、なのでそこは動かしようがない。
 で、今回の話の優先順位は
 1.中学生のケア
 2.老人の懲罰
の順だと思いますので、1.から行くなら現実に行われた対応がベターではないでしょうか。

「じゃ殴ったもん勝ちかよ」
という話には心配せずともなりませんて。こんな人にもう同じようなこと頼む自治体は……あるか。あるな。それがさらに問題やな。
 それはともかく、ご本人が非常に評判を下げたことはもとより、こういう悪目立ちをすると、化けの皮が剥がれます。
 僕もCMで見てたしきっと大物なんだろうと想像していたのですが、ジャズ方面のみならず音楽関係から一斉に
「別にw」
みたいな反応が噴き出したもんですからへーっと思いました。
(一般的にはプロはプロに厳しいので、ちょっと割り引いて見た方がいいですが)
 あと金のある老人の欲しいものは名誉ぐらいなので、これだけ毀損されれば罰としては十二分でしょう。これから死ぬまで
「あああの中学生殴って謝らなかった人な」
ですからねい。
 嫌やなあ。
 人生のまとめタイムでねえ。

「過ちては改むるに憚ること勿れ」ですね。
 謝りさえすりゃなんとでもなったのに。

 というように思いました。
「世間への影響」という要素は当事者にとっては「いま目の前にあるトラブル」に比して極めて小さいので、それを持ち出して「こうすべきだ」論はちょっと厳しすぎると思います。
posted by ながた at 00:00| 雑記

2017年09月07日

新型リーフ


http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1079522.html

 航続距離400km。JC08は大変甘いので6割5分掛けでも260km。大阪からだと名古屋や高松は余裕、金沢や広島はちょっと届かない。
 お値段も素で350と「なんらかの付加価値付き中型5ドアハッチ」つまり「VWゴルフやMINIのセグメント」としては競争力ある価格、補助金(40万)ありならむしろ安い。

 ……というのもあたりまえで、もうEV技術はかなり熟れてきてて残る課題はバッテリのみ。そのバッテリも、世界中でスマホから発電所まで蓄電の需要と関心が旺盛だからか、画期的イノベーション抜きでもけっこう順調に価格性能比が上がっています。1年半ほど前のエントリですが→
http://rakken.sblo.jp/article/174596985.html
この時は5年で4.4倍でした。

 それに、気がつけば「主に電気で(モーターで)」走るクルマも順調に増えてきており、同じ日産の「ノート e-POWER」は日産車として30年ぶりの月販1位を獲るほどノートの人気を高め、またそこまで注目は集めてませんがホンダのオデッセイ・ハイブリッドは僕も試乗しまして、
http://rakken.sblo.jp/article/175846441.html
強烈な印象を受けました。
 あの巨体が軽やかに駆ける踊る。
 ものすごく静かな車内で笑いが出るほどです。

 この新型リーフもたぶん静かで速いヨー。
 これは是非に乗りに行きたいです。

 日系自動車メーカーとEVとの関係性においては、
「まだエンジンとか言ってるし(例:マツダ)まして燃料電池とか(例:トヨタ&ホンダ)気でも狂ってるのか。もう終わりだ」
という悲観論から、
「電池やモーター、またそれをクルマの運転にはめこむ実績と技術は日本がぶっちぎり! これから切り拓くぞEV新時代!」
という楽観論まで、さまざまあります。
 僕の見立てはその中間。
 たとえば燃料電池車(FCV)については、燃料電池を普通の電池に置き換えれば即EVなので……などと説明するより実際ホンダの新型クラリティはその2つにPHVも含めた3パワーユニットをズラリ揃えてきており
http://jp.autoblog.com/2017/08/10/honda-3-ev/
つまり技術の問題ではなく戦略の問題。それさえ変えれば(変われば)いい。
 でも、iPodの時とiPhoneの時を思い出してくださると容易に想像できますように、
「こんなものいつでも作れる」
などと偉そうに言ってるうちに会社ごと殲滅させられて無くなってきたのが近年の日本のカスタマー工業製品なので、今すぐ舵を切らんと間に合いません。
 何度も例に出しますが「トリニトロン」という素晴らしい技術の最盛期は2000年、滅んだのが2008年です。去年2016年の「デジカメ」の出荷台数はMaxだった2010年の1/5ですって。そういう時代です。右見て左見てたら終わってる。

 その流れで言うと、この発表会でもっとも頼もしかったのは、日産さん、「テスラ」というEV商売するならいま最も注目せざるを得ない相手を、しっかり意識してるようだな、という点でした。
 テスラっぽく「ハイパワー版来年出すよ!」と宣言もしてますが、これ日本のメーカーとしてはかなり異例で、普通は買い控えを恐れてゴニョゴニョ誤魔化すものです。
 もうそんなしょうもないこと言うてられへん、向こうの土俵いやリングか、で戦わないと、という危機感がちゃんとある。

 大トヨタも最近組織替えをしてEV開発部隊を社長直轄にしたと聞きますし、全固体電池(すごい充電が速くて高性能)の目処がついたとかつかないとかいう話もあります。
http://jp.techcrunch.com/2017/07/26/20170725toyotas-new-solid-state-battery-could-make-its-way-to-cars-by-2020/
 私の勝手な妄想ですが、スバルとマツダをグループにしたのは、マニア向け内燃機関車を両者にまかせて、本体は電気駆動に一気にGO!というつもりではないかな……

 以下は中島聡さんが愛車のテスラで皆既日食を観に行った話。
http://satoshi.blogs.com/life/2017/08/tesla.html
このスーパーチャージャー・ステーションにズラッとモデルSが並んでる写真を見て、
「こんなめんどくさいことをしなきゃならんなんてまだまだだ」
と考えてはいけませんよ。
「こんなめんどくさいことをしたくなるほど魅力があるってどういうことだろう!?」
と考えないと。

 しかし$35,000の低価格で度肝を抜いたテスラ・モデル3ですがオートパイロットからして$5000のオプションで……と載せていくとまだまだ500万600万の製品。
 対する我らが新型リーフはずっと手が届きやすい代わりに、モデル3ほどの未来来た感はない。なぜ内外装ともにここまでコンベンショナルなのかちょっと理解に苦しみます。モデル3の「なんでもディスプレイ操作」はクルマのUI上やってはいけない悪手で決して支持はしませんが、ただパッと見で「おっ」とは思いますよね。プリウスPHVの方がよほど「新しい」感あるというのはさすがにどうかと……
 もちろん、今までの内燃機関車にお乗りの方にも違和感なく、という意図はわかるんですが、それはまだ先でいいんじゃないかな。

 あとちょっと、て感じですね。
 iPodが現れる前のメモリオーディオ界を見てるようです。
posted by ながた at 22:27| 雑記

2017年09月06日

「それはよくある話です」


 弁護士の三浦義隆氏が、「不倫カップルにありがちなこと」をまとめておられる。御一読、せめて目次だけでも目を通されるがよろしかろう。
 特に恋にお悩みの方。
 道ならぬものでなくても。
 いやむしろ恋に恋するお若い方の予習にこそ。

http://miurayoshitaka.hatenablog.com/entry/2017/09/02/%E4%B8%8D%E5%80%AB%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%AB%E3%81%AB%E3%81%82%E3%82%8A%E3%81%8C%E3%81%A1%E3%81%AA%E3%81%93%E3%81%A8

「おおよそ真実というものは身も蓋もない」
というのが46年生きてきての実感ですが、まったく身も蓋もない。
 主観的には「to be, or not to be」みたいな大問題に直面しているつもりでも、第三者が見れば、
「あ、それよくあることです」
「みなさんそうですね」
というようなことはそれこそよくあります。
 で、そういう煮詰まった状態で本当に救いになるのは何か。
 状況に固着している「私の視点」を引っぺがし、無理矢理にでも「神の視点」に持っていってくれて、
「……なんだ、これだけのことか」
と感じられる体験、ではないでしょうか。
 この記事はまさにそれ。貴重だと思います。

 難しいことほどおもしろい、のが人生ってもんですが、ということはつまり、あるいはひょっとすると、おもしろくしたいからわざわざ難しくしているのかもしれません。

「人の恋路を邪魔する奴は──」
という都々逸がありますが、しかし第三者が恋バナを見て聞いて
「うわあ、そいつは止めとけ」
という場合はだいたい親切心から発せられる真実であることが多く、しかし逆にそういう時に限って、他のアドヴァイスなら聞く耳持つ素直な人でも、
「いや、彼女/彼はそんな人じゃない!」
と意固地になりますね。

 リンク先ご当人の告白も文学です。
 ですが、この記事読んだあとに読むと、
「文学というものは結局、マッチポンプにすぎないのではないか」
という重大な疑念が発生してしまいます。
 いやまあ、マッチポンプだからダメ、ってわけでもないですが。

 三浦氏のブログは他のエントリも大変おもしろいので読み耽りました。
 日本の無期懲役って実質終身刑なんですね。
posted by ながた at 23:01| 雑記

2017年09月05日

老人が中学生を殴る


 聞いて「なんか変な話だなあ」と思ったら、自分の身に置き換えてみるとよい。
 僕が中学生と指導・演習込みで「脚本バトル」(なんだそりゃ)をやってたとして、脚本的に挑発(どうすんだ)されたらどうするか。
 そりゃ脚本で殴り返すでしょう(だからどう)。
 手を挙げるてのはたぶん一瞬も浮かばない。

 わたしまだ脚本家のつもりですが、「○○家」という存在である唯一の資格(あるいは証)は何かといえば、「覚悟」ではないかと思います。あるいはその覚悟を持つが故に現れる姿勢。
「言うてくれはったらなんでも脚本にしまっせ」
「自分で言うのもなんですがエエ仕事しまっせ」
と、相手もしくは社会の反応はどうあれ、自分ではそういうつもりで常に居る。
 もちろんそれは誰かに教える時でもそうで、脚本家として呼んでいただいたからには、
「ん? 君のホンはなかなか面白いじゃないか。しかし負けん!」
とこう。

 その覚悟があれば、たとえ一切売れてなくても今日始めた人でも「○○家」であり、それが無くなれば実績はどうあれその瞬間から「○○家」ではない。

 言うこと聞かんからといって殴る時点でその人は「○○家」ではなく、ということは(仮に)その場の主題が音楽であったら、
「音楽家ではない人に音楽を教わっている」
という奇怪な状況になるので、そういう場からは早く逃げ出した方がよい。
 ……というようなことを無意識で感じ取ったからこそ(子どもは鋭敏ですからね)中学生は反抗したようにも思います。

 もちろん体罰(暴力)否定の文脈から攻めてもいいのですが(言うまでもありませんが完全否定ですよわたしゃ)、老人は体罰(暴力)が当たり前の世界で長年生きてきた可能性が高く、喫煙のゾーニング問題を思い起こしてもわかりますように、「梯子を外された可哀想な人」という面は否定できない。
 昨日まで当たり前だったことを「いまはそういうのダメなんです」と言われても、すぐには受け入れがたいのは誰でも何でもそうです。たとえば僕だって、数年先に「人間運転ガソリン車禁止」なんて言われたら、その頃ロードスターなんか乗ってたりしたら泣き喚いて地べたを転がります。
「おじいちゃんのクルマ臭い!うるさい!危ない!」って孫に叱られるの。
 でもAIが運転して電気で動いてる方が安全にも環境にも明らかにいいのは頭では理解しても、身体が心がついていきません。
 だもので落とし所としては、個人の価値観には踏み込まない範囲で
「ここでは止めていただけますか」
と事前に釘を差しておくこと、ですかね。こっちが小役人で相手が大物だとなかなかやりにくいでしょうが、どこの役所にも大学出たての鉄砲玉みたいなのが居るでしょうから(居なきゃ取れ。毎年1人はこういう時用に)そいつに突っ込ませるのがよかろう。揉めたらYouTubeはじめSNSに動画アップで。今の子ならたぶん何も言わんでもやってくれるから組織ぐるみの足もつかん。

 村上春樹先生が高名な「壁と卵」の演説をした時、僕は生意気にも、
「壁と卵の分断を認めること自体が壁の思う壺」
などと偉そうな感想を持ったものですが、
「……とりあえずまずは卵の味方せなあかんか」
と考えを改めました。
 衆人環視の舞台上で中学生が老人を殴ったら、すぐ演目中止からの警察沙汰待ったなし、なのに、なぜ逆ならそうならないのか。
 Why Japanese people.
posted by ながた at 22:08| 雑記

2017年09月04日

Patreon


https://www.patreon.com/

 その名「パトレオン」から想像できるとおり、クリエイターを直接支援する仕組みだそうです。月$5ぐらいの少額を直接本人に投げる。見返りはそのクリエンテスの作った会員専用コンテンツと、なにより「それを作らせた」という満足感。
 それで稼いでるミュージシャンのTED動画(翻訳文章あり)↓
https://headlines.yahoo.co.jp/ted?a=20170831-00002838-ted
 TCの記事↓
http://jp.techcrunch.com/2017/05/19/20170518patreon-pushes-as-youtube-stutters/
 WIREDの記事↓
https://wired.jp/2017/07/04/want-better-web-heres-idea-pay/

 直接支援系は日本でも「Enty」なんかがあるのはあるのですが、クラウドファンディングやこれ系はまずそのプラットフォーム自体のボリュームや信用度が最初のハードルになります。(Entyはまだサイズが小さいですね)ここまで盛り上がってると、アーティストもオーディエンスも乗りやすい。もちろんニワトリタマゴな問題ですが。

 このニュース見てて最初に、
「同人誌即売会ってのもプリミティブながら少しはそういう役割/要素も……」
と思ったのですが、いや待てよ、と。
 やっぱり最初から
「サポートしてくれる人のために」
と考えるのと、
「ちょっと作ってみたのでよかったら見て」
と考えるのでは、「作る物」が変わってくるんではないかな?
 もちろんその作り手によるんでしょうけど、僕がもし、このプラットフォームに乗るとするなら、たぶんいままでのシリーズ(「Miracles!」とか)ではないものを作り始める、と思います。
 いや、熱意や真剣味の量は同じなんですけど、それを傾ける方向が違う感じ。うまく説明できないんですが。

 支援する方を考えても、作品単位にお金を出したり、あるいは例えば趣味の雑誌を毎月買う、というのとはまた違った感覚や感情が動くような気がします。その人や作品がビッグになったら
「ワシが育てた」
と言える、権利を予約しておく、みたいな……
『この世界の片隅に』を観に行ってなにを後悔したかってクラウドファンディング(の存在を知ってたの)に乗らなかったことで、むしろ片渕監督がこういうのやってたら$5なら出すわ。

 しかし人間のキモチっておもしろいもんですな。
 ファンクラブ会員が年6000円です、と言われればよほどの美少女かイケメンでも無ければ絶対無理なのに、web経由でpatronになってください月500円です、と言われればわりとホイ、と乗ってこれるんですね。
 いやこれ寄付文化の旺盛なアメリカの話なので、そのまま日本法人でもできて日本語対応してもここまではいきませんかね……いや広告代理店付けて知る人ぞ知る系のアーティストをサクラ的に最初からパラパラ用意して集客すればあるいは……その辺のダイナミズムが日米の差かなあ。作って3ヶ月でVCが付いて2億円投資受けたそうです。

 もし自分がこれをするなら何を作るだろう?
 と思いつつサイト眺めていました。
 熱がある、っていいですね。
posted by ながた at 23:12| 雑記

2017年09月03日

ワールドカップ出場権獲得おめでとーう


 そしてありがとう。
 あの「ジョホールバルの歓喜」からもう6大会24年ですか……
「1試合残してサウジ・オーストラリアを振り切って」に時の流れを感じます。アトランタ五輪アジア予選、サウジに勝って出場権得た時は大騒ぎでしたよ、ええ……

 今回のターニングポイントは、ホーム&アウェー2巡めの初戦、3月のUAE戦だと思います。
 キャプテン長谷部の怪我を奇貨として、ハリル監督はシステムを愛用の4-5-1ポゼッション型から4-3-3速攻型へシフト。この時の中盤3枚は底に蛍、右インサイドに香川、左インサイドにお久しぶりの今野。これが大当たりしてその今ちゃん(と久保)のゴールで快勝。
 以降このやり方。
 4-3-3でボールポゼッションは捨て、相手に持たせて狩ったら速攻。

 この4-3-3は世界的にブームで、スペインの二大巨頭、R・マドリーとバルセロナもそうです。「BBC」とか「MSN」って聞いたことありません? それぞれの超強力3トップ、ベンゼマ・ベイル・クリロナ(マドリー)、メッシ・スアレス・ネイマール(バルサ)、の頭文字です。MSNは解体しちゃいましたけど。

 このシステム何がいいかといって、僕が見たところ、
「役割分担がハッキリしてるので選手の替えが効く」
という点。つまり最近風の言い方なら、
「システムそのものがロバストである」。

 FWって、たとえば4-5-1の1トップなんかフィニッシャーとしての責任が非常に重い。基本決めるのはこの人なので。でもそれに心身共に耐えられるFWなんて世界見てもそうはザラに居ないんです。今ナウで言うとイブラとレヴァンドフスキぐらい? あとは機嫌のいい時のD・コスタぐらいですかねえ。ヴァーディやオーバメヤンは他のチームでやったことないからわかんないですし、イグアインなんかもっと露骨に「ここ一番」で頼りになんないですよね。
 あと4-5-1でも4-4-2でもいいんですが、「ポゼッション」を志向した瞬間、「気の利いたパスを散らせる司令塔」がボランチ(セントラルハーフ)に必要になって、またそれが希少生物。具体的にはシャビでありシャビ・アロンソでありピルロであり日本で言うなら遠藤。彼らが中軸に居たチームからその「彼」が居なくなった時のボロッボロ加減を思い起こしてください。

 ここんとこ随分長らくスペイン風4-5-1(4-2-3-1)が世界的に主流だったように思うんですが(スペイン強かったですしね)、
「これは『いいセンターフォワード』と『希少なパスセンスボランチ』と『球を回せるその他の面々』が揃わないと有効でないシステムではないか?」
という疑念が徐々に高まって、で恐らくそれに「やっぱり」ととどめを刺したのが一昨年のプレミアリーグでのレスター・シティの優勝。
 実績は豊富ながら随分おじいちゃんなイタリア人監督が、一応各国代表級とはいえ世界的にはそれほど高名でないメンツを率い、誰もが認める古典的なカウンターサッカーで、カップ戦ならまだしも金満強者の揃うリーグ戦を制覇。
「……これでええんちゃうか!?」
みたいな。

 で、R・マドリー。ジダンがシーズン途中でベニテスから引き継いで、半ばしょうがなく目の前の勝利を掴むために上記高性能なFWを走らせるサッカーをやってみれば勝って勝って勝ちまくる。さらにバルサのエンリケ。シャビを失いイニエスタが高齢化による怪我がちで自慢の中盤が機能しない。しょうがないので(エンリケは前任のビラノバやペップと違いバルサのカンテラ育ちではないので、バルサ風ポゼッションに(おそらく)あまりこだわりがない)上記高性能な以下略。
 あと(一応)世界最高峰の監督だ、と言われるペップ(グアルディオラ)のやってるのも凝りに凝ってはいますが要は両ウイング(左右のFW)の1on1を成立させるためにゴチャゴチャやってるので、つまり丸めて言えば4-3-3。
 てな感じ。

「ロバスト」に話を戻すと、日本代表を見てもセンター大迫の代わりはそれこそ健勇でもよくて、両翼も久保・原口の代わりに浅野・乾をポンと使うとすぐ機能する。(先制点を獲ったジャガーがクローズアップされてますが、セクシー乾もたいへん頼もしかったです)いやFWではくてもOMF系の選手でもよい。呼ばれてない選手でもマリノスの齋藤やFC東京の中島など、ドリれる選手ならすぐイケそう。もちろん今年は左ハーフやってる我らがヨーイチローも忘れてもらっては困りますし、復活を期すウサミンも居る。
 そもそもが中盤の3人も長谷部を底に山口と井手口がその前、つまりクラブでボランチやってる選手を一列前で使って大当たり。ここも(もちろん対戦相手にもよりますが)OMF系でもDMF系でもよくて、コンディションさえ良ければ本田、香川、清武という切り札が控えている。
 つまり選手選考が楽になるというか、同じ選手層でも使い回しが楽になる。

 もちろん、この速攻系で行くならそれに対応できる(する気のある)選手でないといけませんで、試合後長友が
「ケイスケやシンジが居ればもっと楽に試合を終わらせたはず」
みたいなコメントを出してたのですが、
「いやいやこの速攻を続けたから無事終わったんだと思う」
とツッコミを入れたファンは私だけではありますまい。
 本田ももちろんパチューカでのデビュー弾を見ての通り、カウンターをやると決めたらやれる人なんですけど、まだちょっとパス回して華麗に崩すところに未練があるようですなあ。
 もちろん香川も清武も岡崎も「これでいく」ならいける人たちですよ。

 味をしめて、というわけでもないですが、日本代表はいわゆる「我々のサッカー」言うてる時は期待ハズレで、今回もそうですし10南アフリカの直前、追い詰めに追い詰められた岡ちゃんがブチンと切れて、本田のワントップでカウンターとか言い出して突然安定、無事16強に潜り込みましたでしょう。
 あれですよあれ。
 アルゼンチンとかバルセロナとかしょーもないこと言うてんと速攻ですよ速攻。幸い川島・吉田・長友・宏樹(+長谷部)は欧州で揉まれて強敵相手の経験値の高い守備陣なので、ま多少の相手ならなんとか守りきれますよ。今回みたいに井手口・山口・両翼の4枚がものすごい勢いでプレスバックして助ければいいし。

「おもんない」とか言うとる場合ではないですよ。
 まず勝たんと。

 奇遇、いまの技術委員長は西野さん、そうすなわちアトランタ五輪の指揮官。「もっと攻めようやぁ」とブーたれる中田英を怒鳴り飛ばしてカウンター徹底、ブラジルとハンガリーを屠り決勝トーナメントまで得失点差、てところまで行った──にも関わらずその戦い方が「守備的」とお偉方に不評でクビになった西野朗ですわ。
 だからたぶん理解ある。
 手倉森コーチの存在も(山本)昌邦さんポジションだし、なんだか良くも悪くも歴史が繰り返してるように思えたり思えなかったり。

 これで行きましょうって。
 本大会がいまから楽しみですわ。
 
posted by ながた at 22:19| 雑記

2017年09月02日

水切りマット「ドライングマット キッチン L セージ 46x41cm」InterDesign




 これ1枚あると便利ですよ。
 実家のキッチンは食洗機をガンガン回しますので、洗った食器は乾燥までそこに収納され、のち食器棚に還っていきます。
 でも2人だとそこまで食器使わないので、手で洗って水切りカゴへ。
 なんですが、それだとちょっと足りない時がある。冷凍したご飯を解凍して冷凍用食器がいっぱい出るとか。炊飯器と魚焼きグリル両方いっぺんに洗った時とか。
 そんな時には、テーブルにこれをサッと拡げて食器を並べる。
 と、アラ不思議、あっという間に乾きます。水切りカゴや、まな板の上に伏せて乾かすよりぜんぜん早い。
 なんでも、空気が上下に抜けるような層構造だとか。
 おもしろいのは、それで下側が早いのはわかるんですけど、なんだか上側も早い気がします。なんでしょうね、吸収速度や蒸発速度が早いから、水分を引っ張るんですかね。不思議です。

 出身中高のOBとして合宿のお手伝いバイトに行きますと、いまほどコンプライアンス云々がうるさくなかった時代ですので夜は先生方と宴会です。宴会のあとはOBが食器洗いとお片付け。そこで教えていただいた食器の乾燥方法が、
・(テーブルの上に)トイレットペーパーを敷きつめて、その上に逆さに置いていく
というもので、最初は半信半疑だったんですがさすがはトイレットペーパー、接触面からどんどん水を吸って拡散して乾燥していき、ものすごく綺麗に仕上がるんです。
 ああいう原理かな。

 断捨離好きの方の中には、むしろ水切りカゴの方を捨ててこれ1枚!という方もおられるぐらい。とりあえず持ってて損なしです。
 わたし上のL買ったんですが、これは「大は小を兼ねる」品ですのでXLがいいと思います。

posted by ながた at 00:00| ガジェット

2017年09月01日

スペインバル「炭火焼 スペインバル モン・テルセーロ品川」


ぐるなび
https://r.gnavi.co.jp/b084405/

 今回の夏コミ前宴会にはHERO人とO24ちゃんという珍しい組み合わせが実現。船大工と宇宙船航法士ですよ。ぼくは漂流者。
 3人で品川駅すぐはこちら、「モン・テルセーロ」。
 元々はポルシェカイザーO君に連れてってもらったお店。サングリアが美味しすぎるのでガブ飲みし、結果として値はちょっと張りますが、料理は旨いし食べやすく、バリエーションも豊富です。
 アヒージョが最高ですね。パンが進んで腹が膨れるのなんの。
 結局、6時すぎスタートで10時半頃までたっぷり話に花が咲きました。
 日本のメーカーはどこもまだ戦闘力そこそこあるのに、マネジメントがダメすぎますねえ。

 今年の12日夜はまさにお盆真っ最中、ビジネス街オブザビジネス街の品川はサルリーマン向けの呑み屋さんはほとんどお休み。以前この周辺に勤めてたHERO人が当たってくれたりしたのですがダメで、そういう時も開いてるのが心強い。
 喫煙可ですが場所柄考えると致し方無しですかね。

 失礼な言い方ですが、54321とランク付けすると4のお店が一番使いやすい。なんとなれば5のお店はこのご時世、予約必須だったり高すぎたりするからです。しかし世には4の店こそ少ない。だいたい3。
 でも3ならトポロジカルに言えば「ドトール」でミラノサンド食うのと同じなので(ミラノサンド美味いですからね)、別にそんな店行く必要ないんですよね。「HUB」みたいなそこ狙ってくる店もあるわけだし。
「使い易さ」という見逃せない性能も込みで、わりと自信持って人様におすすめできるお店です。
posted by ながた at 00:00|