2017年09月30日

アニメ「バチカン奇跡調査官」


http://kisekichosakan.jp/

 夫婦ともフリーなので、お昼はたいてい一緒に麺をズルズル啜るのですが、お昼時に見るテレビというのがこれが意外と難しい。
 あまりシリアスな内容のNHKスペシャルや、血湧き肉躍るアクション映画ですとTVばっかり観て食事が進まず、さりとて一般的なお昼時バラエティは我々のような年齢・職業層は対象外なので、つまらない。
 そういう時こそ深夜アニメ。適度なテンション、最近の言葉で言えばインテンシティで、食事をしつつ楽しめつつ、という作品があるのです。
 代表例は『夏目友人帳』。
 で今季はこれ。

 このタイトルを御覧なさい、
「バチカン」「奇跡」「調査官」
 フック・ワードが3つ揃った完璧なネーミング。
 ン・ンで韻まで踏んでる。
「他になくて」「内実をよく現し」「覚えやすい」
 このタイトル付いた時点でヒット確実と言っても過言ではない。
「バチカン所属の・奇跡を調査する・天才・科学者・美貌・神父・コンビ」
 どんだけ翻乗せんねん、という感じですね。
 やっぱプロダクトは企画ですよ企画。
 また「ほんとに居そう」感と、「そういう人たちのことをぜんぜん知らない」感のミックス度合いが絶妙。
 個人的偏見なのですが、いわゆるオタク・コンテンツ、マンガ・アニメ・ゲームにおいてはやはり多少ファンタジックな要素、虚構、現実からのジャンプ、が備わっている方が良い。リアルべったりなら実写でやった方がよりリアルなので。
「奇跡」と言った瞬間に、ファンタジーやり放題ですよね。
 しかし後で適当に科学的っぽい種明かしを用意していやいや虚構じゃないですよと。来週もまた観てね、と。
 カー。

 そんなこんなですっかり気に入って毎週楽しみにしてました。
 僕は平賀とロベルトのBL(風味)も好物なのですが、奥さんは奇跡調査の方をどんどん進めて欲しいので、リモコン(の早送りボタン)を奪い合いになります。

「ここは要らん!」
「ここがメインディッシュやないか!」

 誤解なきよう、これ褒め言葉なんですけど、タネがいいかんじに大雑把で(ちょっと往年の大映ドラマっぽい)、
「いやコカインそんなパラッと吸うだけで幻覚は見えんやろう」
とか
「地下偽札帝国! その大ネタいきなり投入!」
とか、ツッコミどころ満載なのがまた参加感がある。
 OPのナレーション、
「バチカン奇跡調査官ッ!!!!!」
とED最後の平賀とロベルトの愛のささやき
「ロベルトの料理が食べたいです……」
「またつくってやるさ」
をしょっちゅう物真似して喜んでいます。

 ぜひ二期以降を。
 楽しみにしてます。

 原作は16巻も出てる人気小説、コミックもあります。


posted by 犀角 at 14:43| コンテンツ