2018年04月30日

京大・立て看の思い出


 安冨先輩(京大経済)がお怒りだ。




 京都大学では入試の二次試験が近くなると、各高校のOBたちが受験する後輩たちを応援する立て看板を作る。
 自分も受験の時、下見の時には無かったそれらが立ち並ぶ様を観て、そしてその中に地味で小サイズながらも(先輩方すみません)われらが大阪星光学院のそれを観て、たいへん心強かった。
 応援は効かない時も多いが、効く時もこのようにしっかりある。

 受けた恩は返さねばならぬ、翌年2月後期試験も終わった我々4人、今も呑み交わす、母校に凱旋した教授、人工衛星墜とし、田中支店長そしてぼくが集まって、立て看を作った。
 1枚は前年以上のサイズを、ということでベニヤ4枚立てつまり360cm×180cm。もちろん他校にはこれに倍・あるいは4倍する大きなものもあったが、まあ平均程度はあったと記憶している。
 これには我らサレジアン・スクールの父であり師であるヨシュア・イエズスを畏れ多くも描かせていただいた。右手にホットドック左手にコカ・コーラ、キャッチコピーは
「わたしがついてる」。
 時期が早かったので時計台正門前に近いところにエイヤと置けた。なにごとも先手必勝である。
 田中がかっぱらってきてくれたベニヤが1枚余ったので、これには時の人、サッダーム・フセインを描いた。むろん軍服姿で遠方を見つめ進行方向を力強く指し、キャッチは
「勝ち逃げあるのみ」。
 こちらは確か東大路から大学に入る交差点(東山東一条)に百万遍側から歩いてくると見える位置に置いた。

 後輩たちはさぞ心強かったことだろう。
 おのれで今思い出して鼻が高い。

 ご利益もちゃんとあって、優秀な36期と前年大量に積み残した35期がわんさか入って空前の活況を呈したと記憶する。

 安冨先生がおっしゃるように、ぼくも現役の時にこの立て看群に
「うわ、高校までとは違う」
という高揚感と、
「やっぱ京大って変なとこなんや」
というワクワク感をいただいた。
 毎年「折田先生像」が話題になるように
https://sites.google.com/site/freedomorita/
これらは時計台や西部講堂、吉田寮に匹敵する「京都大学の一部」であり、これを無くすことは普通に「損」である。だから無くすなら「なぜ」とは問わぬ、無くして得られる「得」を教えてもらいたい。
 もし得がないなら、そのままにしておくのがよいだろう。この人手不足の折、警告や撤去に掛ける莫大な人件費があまりにももったいない。その分、山中先生の研究所に寄付でもすればいい。

 行政向けに言えば、観光客だって求めるものは非日常、関西弁で言えば「ケッタイなもの」だ。日本各地の観光地が一生懸命非日常を作り出さんと知恵を絞り努力を重ねてるこのご時世、せっかくいまある「ケッタイなもの」を無くしてどうする。

 本業つまり教育と研究も滞り倒し、他にすべきことが山とあろうに、なぜこんな不要不急の事柄を言い出したりやり出したりするのか。まるで試験前に部屋の掃除を始める中学生ではないか。
 そんなことでは京大には入れませんよ?

posted by ながたさん at 17:23| 雑記

2018年04月29日

マンガ「よつばと!」14 あずまきよひこ



 前巻から2年5ヶ月……というと生まれたての赤ちゃんが反抗期を迎え、
「小エビと茄子の炊いた奴なんか弁当に入れんなや!」
とおかんに怒鳴り散らすほどの年月。待ちくたびれました。

 いちばんおもしろかったのは、よつばが地球を救うところ。
 あと「シェフ……」

 前巻のヒロインは小岩井母でしたが今巻は妹。出てきた瞬間からキャラ立ってるのがさすが「あずまんが大王」の生みの親です。
 しかしあの若さで東京のど真ん中に(おそらく)在住で先代とはいえ中古市価現在でも200は余裕でするミニ・コンバーチブルを所有する、となると理系で、大手(外資系)製薬会社あたりの研究員、あたりでしょうか。
 小岩井さん本人にしてからが、あのぐらいの年齢で昨今値崩れ著しい「翻訳で」親子二人とはいえ悠々と暮らしてるのを見るに、相当の腕利きです。
 謎が多い一家ですね。

 もちろん風香&しまうーのゴールデンコンビも、曲がらぬ関節を曲げ伸ばし。

 まあみんながみんな優しいのはファンタジーと言えばそれはそうなんですけども、エンタメ、もっといえば芸術の役割のひとつに
「あなたは生きていていい」
と断言する、ということがあり、少なくともその意味では「よつばと!」はストレートに傑作でござる。

 ずっと続いて欲しいですが、よつばが小学校に上がると成り立ちづらくも思え、とすると劇中あと1年ちょいぐらいか。
 まあ現実社会ではあと3W杯ぐらいは余裕でイケそうですけれども。
posted by ながたさん at 00:52|

2018年04月28日

イベント「大北海道展」@あべのハルカス


https://abenoharukas.d-kintetsu.co.jp/event/1/201804hokkaido1.html

 今回は鮨処「竜敏」でにぎり盛と海鮮丼、「レ・ディ・ローマ・ブラス」でジェラート2種盛を2本イートイン。戦利品は

・「勇払ファーム」のカレーパンと海鮮ピロシキ
・「白樺山荘」と「あじさい」の生ラーメン
・おなじみ「北菓楼」の開拓おかき3種
・マルちゃんのやきそば弁当2種・スープ付き
・門外不出の「じゃがポックル」

 ラーメンはその日の夜・次の日の昼で食べてしまって追加購入を真面目に語り合っております。
 北海道最高。
posted by ながたさん at 15:07|

2018年04月25日

note

というプラットフォームを使ってみます。

https://note.mu/shimaneco

 blogとSNSの中間みたいな感じで、特に簡単にコンテンツ販売ができるのが目を引きます。
 使い方まだ検討中なんですが、とりあえず「見やすい」という点を活かして、いくぶんなりとも一般性・汎用性のある批評/感想/レビュー的な記事を置いてみようかな、と思っています。
 左のProfileのところの「note」にリンク張ってます。あとtwitterでも更新通知すると思います。

 最初はこちらと分けようかな、と思ったのですが、こちらにも同じ記事しばらく置くことにしました。
 また前回のWordpressブログみたいにすぐ止めちゃうかも、ですが、なんでもやってみるのがだいじかなあ、と。
posted by ながたさん at 00:00| 雑記

2018年04月24日

岩合光昭写真展「ねこの京都」(大丸・心斎橋)


http://www.crevis.co.jp/exhibitions/exhibitions_071.html

 NHK「世界ネコ歩き」ファンにはおなじみの
http://www4.nhk.or.jp/nekoaruki/
「美山の義経」や「神社のツキ」がおおきなプリントで満喫できます。
 レコーダに録ったのを何度も観てるはずですが、やっぱり画像は「鮮明な大サイズ」というだけで迫力と臨場感が違います。

 岩合さんの──というかプロ・カメラマンの──写真のすごいのは、あんな動くものを「ここしかない」という一瞬で切り取ってるところで、僕なら20コマ/秒のα9でメモリカード1枚使い切るまで連射しても撮れそうにない。
 義経がおじいちゃんに土管から引っ張り出されるところ、ツキがおばあちゃんに社務所から連れ出されるところ、オス猫の──というか哺乳類のオス一般はおそらくそうで──情けない表情にシンパシー。
「あーっ、わしここにまだいたいー」
 閉店する居酒屋から追い出されるおっちゃんと同じ顔です。
 ありきたりな表現ですが、彼・彼女を通じて人間が見える、しかも素のままに近いそれが、だから、動物写真はおもしろいんでしょうね。

 GWめいっぱいやってるので、ミナミ出られたらふらりとどうですか。
posted by ながたさん at 09:36| コンテンツ

2018年04月23日

「琵琶湖特産 モロコのあめ煮」いのうえ


http://www.oishiga.com/inoue/item/01amedaki4/index.html

 関西で小魚煮た物といいますと「明石・垂水のいかなごのくぎ煮」とこちら、が双璧でございます。
 モロコ、以前は大阪でもあたりまえのようにちょっとしたお惣菜で食べられたものですが、いかなご同様急激に獲れなくなったそうで、いまでは滅多にお目にかかりません。
 こちらは琵琶湖土産でいただきました。

 久しぶりに食べると美味いですなあ。

 これ系の小さな魚を炊いたものは独特の苦味が生じ、またそれがいい、とも言われますが、モロコはそれがほんの少し。魚自体がおいしいからか(コイ科の中でも特に美味と言われます)甘味も控えめで成立するのでこの小ささでメインのおかずになる勢いです。
 あーた京都の料亭なんか行ったらこれ3本ぐらいで3000円ぐらい取られるんですぜ。知らんけど。

 商人の国・湖国近江には美味しいものいろいろありますが、もしご旅行で来られてお土産を検討されるなら「もろこのあめだき」とご指定いただければまず間違いなし。
 不幸中の幸いにも移植と養殖が効くようで、他の湖や他県で(埼玉・山梨・広島・岐阜)ブランド商品化されている模様です。
 ずっと食べられるといいなあ。
posted by ながたさん at 10:55|

2018年04月21日

メルセデス・ベンツA180 (2013y)


 おうちにベンツが来たぞー!

 家人が個人売買で手に入れました。
 色パール、ナビ・スライディングルーフ・ナイトパッケージ(電動メモリーシート&専用ホイール)付きもちろんD車(ヤナセ)。距離17,000、前オーナーが撫で擦るように大切に乗ってたので内外装ビッカビカです。

 Aクラスというのはメルセデスにおいては……と歴史を語り出すと隣の奥さんがエクトプラズムの抜けた顔をするので割愛して、つまり「ベンツのゴルフ」です。呪文を唱えると「FFのCセグメント・ハッチバック」。世界で最も売れるボディタイプ・サイズで、先述のVW・ゴルフを筆頭にフォード・フォーカスやルノー・メガーヌ、プジョー308、日本勢ではマツダ・マツダ3(アクセラ)、スバル・インプレッサ、あるいは日本市場で復活なったホンダ・シビックやトヨタ・カローラ(のハッチバック旧名オーリス)。
 いずれも大名跡、つまり各社気合いの入ったエースが集う最激戦区。SUVだHVだいやEVだと激変中のクルマ・シーンにおいても、王道直球ド真ん中、いわばファミレスにおけるハンバーグ定食です。
 ロイホやデニーズやガストが覇を競い、あるいは地元の洋食屋も腕によりをかけるこのボリューム・ゾーンに、ランチでも3000円以下ではとうてい食えないような高級レストランが殴り込みを掛けた……のが現行Aクラス。
(ちなみにこれ3代目で前2代はまるでコンセプトが異なり、たいへん野心的。そちら興味あるかたはググるかウィキってください)

 で乗ってみた感想。
「製品としては多少無理があるけど、商品としてはエグい」。

 メカ的に(また呪文を唱えますが)ダウンサイジング・ターボにDCT(デュアルクラッチ・トランスミッション)、というまったくVW・ゴルフに真っ向対抗している──のがモロに災いしてて、ハッキリ申し上げましてゴルフのほうが数段デキが良いです。
 逆に、こんなメカであんな完成度を誇ってるゴルフはスゲエな!と感心し直しました。
「ダウンサイジングターボとか意味あらへんで」
とマツダのMr.SKYACTIV・人見常務が事あるごとにブツブツ呟くように、ホントにこれ意味ないですね。というか繰り返しますがこれを成立させたVWの(変な)執念がすごすぎるだけで、普通に作るとこうなっちゃう。
 つまり微低速トルクの無い(ボディサイズに比して)小排気量で圧縮比もターボ用に低いからスッカスカ、それを伝えるトランスミッションが普通のトルクコンバータ付きステップAT(もしくはCVT)なら、トルク増幅効果でまだ多少ごまかしも効くものの、よせばいいのにデュアルクラッチ系だから生トルクそのままダイレクトに伝えちゃう。
 要するにとにかく出足で前に進まない。
 はじめて運転した弟が、真っ青な顔で(たぶん)運転中にLINEしてきて、

「これなんかドライブモードとかあるの!?
 遅すぎて軽に置いていかれる!!」

 もちろん僕の答えは、

「いいから踏め」

 アクセル踏んで燃料を過剰に供給すると(つまりガソリンをたくさん使うと)ようやくターボが回りだし、力がモリモリ出て(いうてもMax20kg・m程度、つまりNAの2000cc程度ですけど)ダイレクトなDCTを伝わって俄然走り出す。
 で、走り出してしまえばそこは痩せても枯れてもメルセデス。スリーポインテッド・スターを燦然と輝かせるだけの誇りと拘りがてんこ盛り。オプションの18インチ・低ハイト・シューズは切り始めから極めてクイックなハンドリングで、まるでNBA選手のように右に左に左に右にステップを踏みまくる。
 なにより白眉はその「Mercedes-Benz」ロゴ入りブレーキで、軽く踏んだだけで地球の自転が止まりそう。タッチ・剛性感・実の効きいずれを取ってもここばかりはいつまで経っても国産車と欧州車の違いを見せつけられる素晴らしさ。(その代わりダストすごいけどね)
 簡単に言うとヤケクソにスポーティ。

 穿った見方をすると、「ゴルフがやってることぐらいウチでもできるだろ」と標準的なFFにダウンサイジング・ターボ+DCTを使ってみたら、どこをどうやってもゴルフのような完成度にならず、慌ててとにかくスポーティな出で立ちと装備を整えて「踏めばごまかせる」という仕立てにでっち上げた、感がありありです。
 そりゃ普段セレブ相手の高級レストランが「ちょっとやってみようかな」と作ってみたメニューと、「これがダメならお店が終わる」という危機感で造り込まれた本気のド主力メニューでは、やっぱりトータルの差は出ますよそりゃ。

 いつも思うことですが、メカというのはフォーマットや形式そのものが良さを生むわけではなく、どれだけそのフォーマットの良さを引き出すように丹念に丁寧に作り込むか、ですわ。

 逆にメルセデス擁護方面から穿つと、やはり基本的に顧客年齢層の高いブランドだけあって若い人が欲しい。若い人狙うならスポーティだ。よし踏めば走るようにしよう。
「そんな単純なもんかいな」
と思っちゃったりもしますが、現実はその狙い通り実に単純で、他のメルセデスより10歳若い顧客を全世界で5年間で300万人もゲットできたようです。
 すごいですね。

 あと細かいことを言うと、
「シューズが大きすぎてドタドタする、特にリア」
「スライディング・ルーフ近傍から低級音」
「ATセレクターがこんな形と場所である必然性あるか?」
「操作性悪いなこのナビ!」
「でもスマホを掲示できる場所はない」
など疑問もいくつかありますが、そんなんは慣れで。
 ウインドウの天地方向が狭くて穴蔵感あるのも個人的に好きでないですが、まあこれはスポーティとも言える。広いのがよけりゃミニバンでも乗ってなさい、と。
 いや5年前というのは言い訳にならないですよ、ゴルフ7も現行アクセラも同年デビュー。

 ということで、このクラス、つまりCセグハッチバックが欲しいなら、僕はやっぱりゴルフおすすめ。だいぶ安いですしね。
 外車は敷居が高い、と思われるのならばマツダ・アクセラ(ベストバランスは1500ガソリンですが、飛び道具が欲しければディーゼルで)か、スバル・インプレッサ(FF1600も良いですが、こちらはできれば4WDにして重い車重と足りないトルクを2000で補う。せっかくのスバルだし)。今度のカローラ・ハッチも新世代ボディなので期待大です。得意のHVあるでしょうし。

 さあ。
 ほいじゃ結構ピーキーなクルマが来ちゃってガッカリしてるか、というとさにあらず。ここで、
「製品と商品は違う」
という製造業一般の永遠のアンビバレンツが炸裂します。

 商品としては、すばらしいのよ。
 見て、この夜ドア開けたらランプが柔らかに足元を照らし出し、スカッフ・プレートに浮かび上がる「Mercedes-Benz」の光文字。

 このギミックそのものはある程度(だいたいベースグレードで250万とか)の額から上のクルマには普通にオプションで用意されてるものですが、これがこんなに威力を発揮するのはやっぱり「メルセデス・ベンツ」だから。
 わたしこのクルマ乗って平日昼間の動物病院にネコ連れて行ったんです、歯の治療にね。adidasのジャージ着て。
 もうすごいよこのシチュエーション、愛車マツダ・デミオだったらなんの問題もないこの姿が、ベンツになった途端、なんか小狡いことして小銭貯めた小悪徳中国人実業家なぜか日本在住、暇と金はあるからペットに夢中、みたいな姿になる。
 ベンツすごい。
 ベンツすごい。
 もう深夜のガストとか恥ずかしくてこれでいけない。ベンツ乗ってるくせにセットドリンクバーのスマホクーポン10番を出すとか到底できない。縦並び入れ替えしてでもデミオ出す。
 ルイ・ヴィトンのモノグラム・シリーズを平気で使いこなせるかどうか、みたいな。この気恥ずかしさは「外車」とか「変なクルマ」っていう括りではおそらく発生しない。なぜなら私もそういうのは3つ乗って経験している。
 やっぱりそれは、ベンツだから。

 ああ、そりゃみんな欲しがるわ。
 そしてそういう場合、「欲しいならお売りしますよ」と言われたものをありがたく頂戴、つまりいただいて・いただけばよいのです。
 デキがいいとか悪いとか言ってるような客はいや客になろうとする気の無い者はこちらからノー・センキューいやナイン・ダイケ、社是もちろん「最善か無か」、「メルセデスかそうでないか」が問題であって、それがどういうモノかなどはまるで問題ではないのです。
 それが、わずか、300万円からスタート。
 すごい。
 すごすぎる。
 もう買うしかない。
 買おう!
 イエス・メルセデス・イエス!

 クルマには「社会との関係性」と「自分との関係性」があり、どちらに重心を置くかはもちろんその人それぞれで良いも悪いも無いのですが、わたしのようなクルマ・バカどもは基本的に後者ばかりを考えがちで前者を無視あるいは軽視しがち。
 しかし、どちらにせよ極まっているものにはそれ相応の魅力・魔力・破壊力があり、前者極めたるこのメルセデス、いい勉強になりました。

 人はクルマを買うのではない、クルマで得られる体験を買うのだ。

 本国で新型(4代目)が出たので夏には日本にも来るでしょう。もともと中古車お安い(200も出せばピカピカのが買えます)3代目、さらに安くなりそう・かつ・そもそも乗り方が丁寧な個体が多そうな車種なので、この気恥ずかしさに身悶えたい方はぜひどう……いや2013で200出せば先代Cが買えるな。そっちかな……いやそれはこの項の主旨に反する、クルマは物を買うんじゃない、気合いを夢を希望を買うんだ。
 この葵の御紋(のようなスリーポインテッド・スター)、誰よりもドライヴァーの身と心に効きますぜ。

posted by ながたさん at 00:00| クルマ

2018年04月18日

春はジャージ


 冬えらく寒くなってから、秋冬ジョギング用のジャージ(薄い防風表地に裏地付き)を慌てて買ったんです。近所のスーパーで買ってもよかったんですがたまたま行きがかり上ハルカス、そう我らがアベ近で、セール30%オフのアディダスのを上下8000円で。

 春になってからこれが便利で(笑)

 冬の間は袖なしの綿入れみたいなのをずっと着ているのですが、あれ結構気温上がってくると暑い。といって服一枚ではうすら寒いし……という時にこのジャージ。開け閉めできるし脱ぎ着しやすいし。
 しかも売れ残っててもadidas、カタチがよくてなんとなくスマートに見えるんです。ちょっと大きめOサイズにも関わらずですよ。
 もう部屋着どころかこれで近所どころかハルカスだってグランフロントだって行っちゃう。

 人はこうしてスポーツウェア(もしくはアウトドア屋の服)に絡め取られていくのだ。

 快適ですよ。
posted by ながたさん at 14:18| 雑記

2018年04月17日

丸久味噌「無添加 生みそ つぶ 750g」


http://marukyumiso.com/
http://mognavi.jp/food/493565

 近所のライフ(総合スーパー)には担当の趣味か「日本全国味噌コーナー」があり、今回買ってみたのはこちら。
 なかなか美味しい。
 塩辛くなさすぎ、味噌臭くなさすぎ、出汁の風味とも喧嘩せず、実の個性も引き立てる。それでいてちゃんとお味噌感も主張する。癖がないので使いやすいし(おそらく)飽きにくい。
 メイドイン越後新潟、やはり原料の米がいいんですかねえ。

 パッケ裏には「経験的みそ汁利用法」とあり、「こんな時にはこんなみそ汁を」という具材一覧。転写させてもらいます、ま宣伝だからよろしかろう。

・二日酔い……里芋
・肝臓・黄疸……しじみ
・糖尿……かぼちゃ
・冷え性・整腸……ニラ
・母乳の促進……鯉
・女性不感症……セロリ
・便秘……さつまいも
・下痢……大根
・アレルギー……じゃがいも
・かっけ……小豆
・夜尿症・頻尿……銀杏
・疲労回復・体力増進……わかめ
・強壮……ドジョウ
・胃潰瘍・貧血……レンコン
・動脈硬化・高血圧……豆腐
・貧血……ほうれん草
・病後……牡蠣
・成人病予防……呉汁
・尿道炎……白菜
・風邪……ネギ

だそうです。肝臓のしじみや貧血のほうれん草など、いかにもなものから、胃潰瘍にレンコンなんかおもしろいですね。

 中華スープもコンソメスープもいいものですが、やっぱり白いごはんに一番合うのはお味噌汁ですなあ。
posted by ながたさん at 01:08|

2018年04月16日

iFaceのケースと車載ホルダ





 最近、弟にモノもらってばっかりなんですけど。
 iPhoneXにしたので7用のケースが不要になった、てなことで上記のこれを貰いました。街でも量販店店頭でもよく見かけるiFaceです。

 見かけも現物もゴツいし値段は高いし、いくら頑丈そうで安心感が高いとか、デザインがなかなかちょうどいい感じで使いやすいとか言っても……と半信半疑で、しかしモノはなんでも使ってみないとわかりませんから、使いはじめてみたらアラ不思議。
 このぶ厚さがちょうど手に馴染む。
 背面がわずかにカーブしている点も名機3/3GS系を思い起こさせて懐かしい。
 グリッピーなサイドはホールドの安心感を、つるつるの背面は見栄えと手触りの良さを提供。ボタン類のカバーもよくできてて、操作感をスポイルしません。

 ちなみに7用を6sで使っていて、カメラ部はカタチが合ってないんですが、写真は問題なく撮れます。(フラッシュにちょっと掛かってるのでフラッシュ多用する方は注意)

 7用なので中に鉄板が仕込まれており、車載マグネットホルダも使えます↓



 ちょっと磁力的に物足りないかな、という気がせんでもないですが、磁力着脱の簡便さは秀逸。スマホを取り付けてない時のさり気なさもありがたい。

 僕のクルマは先代(DE)マツダ・デミオですが、センター右のエアコン吹き出し口を180度回して設置すると、誂えたようにジャスト・インストール。見やすさ操作しやすさ着脱しやすさ他の機器の邪魔しなさどれも完全。

 ただし200gになんなんとする金属の塊を、事故を起こせば間違いなくすっ飛んでくる場所にゆるく置いておく、というのはスウェーデン人やドイツ人なら激怒して絶交されかねない非人道的所業なので、購入・設置は@ヨワオウンリスクで。

 8/X系だとワイヤレス充電と両立しないのが残念でしょうが、まあ遠出の時だけ車載する、という運用なら着せ替える手もあります。

 売れてるだけのことはある、という品でした。
 見た目ではわからんねー。使ってみんと。
posted by ながたさん at 15:46| ガジェット

2018年04月15日

Fire TV StickとDAZN





 こんばんわ、浦島太郎です。
 時代の流れが早すぎておっちゃんついて行かれへん……

 上記、弟がAmazonのFire TVの新しいバージョン↓を買ったので



古い方をくれました。
 これは普通のTVのHDMI端子に挿すだけで(あと無線LANの設定をして、Amazonのアカウントを入力する)、AmazonプライムビデオとかNetflixとかHuluとか、そのへんが観れるようになっちゃう魔法のスティックです。

 これがまー便利すぎる。
 僕は『孤独のグルメ』を、奥さんは『攻殻機動隊』シリーズを口開けて観続ける。
 もうBD/HDDレコーダなんかアホくそうて使てられません。いや使ってますけど。

 便利なだけじゃなくて、CMで流れてくるオリジナルコンテンツもなかなかそそります。世界のヘンテコ建築を巡る旅とか。さまぁ〜ずの一発撮りドラマのんちゃんゲスト、とか。
 なんでも去年1年でNetflixは全世界で1兆円掻き集めたそうで、内8000億をコンテンツづくりにブッ込むらしいです。

 そりゃあねえ。
 金でおもしろさは買えませんが、華やかにはなります。センス・オブ・ワンダーはそれでかなり稼げる。

 で、(前日記述のように)ドトールカードに触発されてクレカ使いを始めたように、これに触発されて、日本上陸以来、どうしようかこうしようかずっと悩んでたDAZN(ダゾーン)の無料期間を試してみちゃった。
https://watch.dazn.com/DAZN
 PCでF1中国GPの予選を観ながら(ベッテルのスーパーPP!)、横のiPadでC大阪vFC東京(押し込まれながらも相手ミスに乗じて1点獲って粘り勝つ。セレッソらしくねー!)。

 天国か。
 もう死ぬのか。

 まず画面が綺麗なのね。精細度が高くて。間近で観るってのもあるんだろうけど。
 合間合間の演出もクール&シンプルでなかなかいいし、なによりも!
 CMが無いっていうのがホント快適。
 おそろしいほど快適。

 昨日は「現金管理コスト」という気づかなかったコストが可視化されてきた話をしましたが、「CM対応コスト」っていうのも実は巨大。NHK系はそれは無いのですが、そのNHKでも今度は「タイムシフトコスト」が掛かってきます。レコーダで予約したり、webで放送時間をチェックしたり。あれコストなんですねえ。DAZNなら検索掛けてポチ。見逃しても30日間観られます。

 はー。

 ほんでそれを楽しんだ後、Spotifyで三浦大知やSuchmosですよ。
 こっちはまだ有料にしてないのですが、もうしそう。

 堕落していきますね。
 人間はね。
 どこまでもね。
 これもうこのまま死ぬまで暇つぶせる。
 あと本だけこういうののちゃんとしたのが出てくれば……Kindleアンリミはまだイマイチなので。

 でも結局、ビデオ・スポーツ・音楽それやこれやで月5000円ぐらい払っちゃう羽目になって、年間6万円というと結構な額で、いままでそれらにそんなに使ってたか、というと実は微妙です。もしもTVとラジオで満足していたのなら、ぜんぶタダですからね。
 とはいうものの、それらは上記のコストもあり、好きなコンテンツだけ狙い撃ちできるわけでもなく(セレッソ戦だけやってくれるわけではない)、タダと言いつつ結局は広告主が出してくれてるわけで商品代に載ってたりする。それだったら直接コンテンツ・メーカーにお金払いたいですよね。
 DAZNマネーがJリーグに怒涛のように流れ込んだおかげで、(悪評紛々だった)2ステージ制止めましたしね。コンテンツの方を変えてしまう力がすでにある。

 かたやネットにもGoogle-YouTube的な無料・広告モデルがあって、こっちはこっちで億万長者YouTuberが世界各地で生まれているように、一応隆盛してる。
 と考えると、地上波vsネット配信という対立構造では実はなく、無料広告モデルvs有料定額モデルの覇権争いかもしれません。コンテンツによって(あるいはコンテンツごとに)並立していくのかもしれませんし、どちらかが圧倒してしまうのかもしれません。

 PCゲームの世界ではSTEAMというシステムがありまして↓
http://store.steampowered.com/?l=japanese
これは月額サブスクリプションではなくて一品一品買うタイプですけど、安くて・安全で・管理手間が劇的に減るので、非常に普及しています。一時期海賊版が横行していたPCゲームも、ここのおかげでずいぶんその面ではまともになりつつあるようです。
 上記のビデオもスポーツも、ダウンロードできる海賊版もあれば違法ストリーミングサイトも依然あるわけですが、良心の呵責を振り切りながらそれらから時間と手間を掛け変なクオリティのものを手に入れるより、多少のお金を払ってでも安心で快適な方がいい、と普通の人=ボリュームのある大半の人、は思うはず、というよりも実際思っているからSTEAMもSpotifyも成立してるわけで。

 やっぱりいい情報はお金払わないと手に入りませんな。

 漫画の海賊版サイトが話題になっていますが、結局ユーザーから見て利便性と価格の折り合いがついたこういう統一プラットフォームみたいなものができあがれば(いまは百花繚乱過ぎる)、自然とそういうアンダーグラウンドは縮退していくような気がします。

 井之頭五郎風に言うと
「なんだかすごいことになっちゃったぞ」
で、これから何がどうなっていくのか楽しみです。

 それはさておき、「フジテレビのいつもの面々」じゃないF1中継がすごい新鮮だった(笑)
 そりゃあれを30年から観てるわけですからねぇ……
 あと我が家は長居スタジアムから近くて歓声が風に乗って聞こえてくるのですが、ワーッと来て「なんだなんだ?」と思ってたら1分近くしてゴールが入りました。なるほど、バッファとして1分近くマージン取ってるからあの高画質でわりと安定して観られるのか、と感心。
 でもこういう遅延や一瞬でも止まったりするの、TVマンたちには許せないんだろうなあ、でもお客さんは実はそんなことどうでもよかったんだなあ、とかとか、いろいろ面白いです。
posted by ながたさん at 00:46| 雑記

2018年04月14日

ああ、あれはディフェンスなのか


 最近、クレジットカード使うのに凝ってるんです。
 といっても無謀な買い物で浪費するのではなく(たぶん)、いつものスーパーやコンビニ、コーヒーショップやファミレスでのお支払いをキャッシュレス化してるんです。
 以前、ドトールの「バリューカード」というカードを作ってみて使ってみたんですが、これが便利で。キャッシュレスっていいですね。

 2018年に今更。

 いまはサインレス化(またはPINコード入力レス化)が進んでいて、上述のようなお店ならだいたいカードを渡すだけ・かざすだけ・差し込むだけ、になっています。そうなると現金よりずっと楽だし早い。こちらの労力だけでなく、店員さんもかなり楽。
 2018年に今更ですが。

 余分なカードは持たない、と決めて2枚めの家電量販店のカード(長期保証がサービスで付いてくる)を持つことすら、2年ぐらい悩んでやっと決断した私ですが、こりゃ便利だ、ってことで1枚これ用、つまり日常決済用のカードを作ろうと手続きしたぐらいです。
 メインはいろんな月ぎめサービスと紐付いてるので、持ち歩いて無くすとめんどくさそうだし、あと明細書に細かいのがずらずら並ぶと面倒そうだし、ということで。

 みなさんも一度勇気を出して、スーパーやコンビニでジュース1本からクレジットカード出してみてください。店員さんむしろ喜ぶよ。
 え? もうやってる?
 時代は変わりますねえ。

 で。
 私以前から「すべてのポイントカードを禁止する法律」通称「反PC法」の制定を熱望しており、何度も何度も、
「ポイントカードのメリットは通貨発行益を得ることで、それを得られる自社カードなら百歩譲ってまだしも、他社カード具体的にはTとかRとかdとかあんなカード導入するのは意味が全くわからないこんなことはまともな大学の経済学部出を1人採っていれば避けられる事態でこんなところにも日本の大学のいや文科省のリベラルアーツ軽視が招いた国民的惨劇が云々」
と喚き散らしておりましたが、自分でクレジットカード使い倒してやっと理解しました。
 あれ、ディフェンスなんですね。
 つまりクレカでも電子マネーでもなんでもいいんですが、現金以外の決済手段を使われると、その決済手段を提供している媒体にマージンを抜かれます。
 ご存知のように基本的に小売業というのは儲け3%5%でやってる薄利な商売ですから、たとえわずかでも抜かれるとキツい。しかし、決済手段はできるだけ多様化したいし、キャッシュレスに慣れた客はどんどん増えてくるだろうし、そもそも、店側もキャッシュレス決済に慣れてくると「現金を管理するコスト」てのが実は膨大だってことに気がついて、できればキャッシュレス決済をして欲しい。
 その、
「中抜かれたくは無いけどキャッシュレスにはしたい」
という二律背反の軟着陸点が、ポイントカードですわ、たぶん。特に自社発行カードは。
「ウチで閉じてるエコ・システムでキャッシュレス化してくれるなら、5%プレミアム載せちゃう!」
て意味ですね。言い方を換えると、現金管理コストはそれを上回るぐらい大きい。

 だって、防犯コストって現金管理コストでもありますからね。セコムと契約したり頑丈な窓なしバンが売上回収しに来たり。あれ全部要らない。防犯カメラは……要るか。万引き防止に。
 我が家も僕が子供の頃商売してましたんで、「お金の締め」というのは一大事でした。銀行のように1円単位とまでは言いませんが、1000円1万円と大きく合わないと、なんだかんだで確認作業に追われます。
 大晦日とかたいへんだったそうですよ、AM2時に銀行の人が現金を回収にきてくれたんですって。

 おそらくいまは過渡期で、現金を含めたいろんな決済手段が、なんとなく「これはこのぐらい」というコスト見通しが立ってくれば、それを織り込んだ価格を設定すればいいので、落ち着くんだと思います。

 同じ便益を提供してくれる別の(新しい)システムが出てくると、ずーっとやってきた「あたりまえ」が実は結構めんどくさいことだ、ってことが明らかになって、その途端もう全然やる気なくなったりするもんです。
 中国では例のQRコード決済が一般化しすぎちゃって、都会で初めてバイトした若い子が、客に現金突き出されてどう扱っていいかわからなくて店長呼び出した、なんてエピソードも聞きましたよ。
 まあ日本ももうすぐそんな感じですかねえ。
posted by ながたさん at 22:05| 雑記