2016年06月01日

パン「ベッカライ・ビオブロート(BÄCKEREI BIOBROT)」


http://paindekobe.jp/shop/?shop_id=83

 ホームベーカリーを使って自分でパンを焼くようになって良かった点のひとつに、「パンの善し悪し」がわかる、があります。


 パンというのは極めて基本的なものなので、やってはいけないことをやったり、入れてはいけないものを入れると一発でダメになり、逆にいうとやるべきことさえ丁寧にやっていれば(そしてできればいい素材を使えば)、ホームベーカリーでもそんじょそこらのより美味しいパンが焼き上がります。
 というかそんじょそこらのより美味しく焼き上がってびっくりした。
 じゃ今まで食べてたのはあれはなんだと。

 なのでパン屋さんの善し悪しは、店構えの華やかさとか、まして人気とかまったく関係ありません。
 僕の生活圏には5軒のパン屋/パンコーナーがあるのですが、そのうちいつも買うのは一番地味な、小型スーパーの片隅のパンショップです。

 そしてこれは善い。
 全粒粉なのにしっとりでふわふわで甘い。
「えっ、これはどうやって作るの?」
 素人にそう言わしめてこそプロ。

 山食をそのままが一番うまい。
 トーストしても何もつけないのが一番うまい。
 でもバターやジャム塗ってももちろんうまい。

 予備知識なしのウチの奥さん(パンにはうるさい)も一口齧った瞬間、
「あこれは美味しい」
と唸りました。
 ものの記事を読むと(下記参照)松崎マイスターのこだわりはやっぱり「ちゃんと作る」という一点で、しかしそれこそが難しい。
 僕なんざサフのドライイースト使ってれば間違いなく発酵するところ、天然酵母を使ってみれば酵母の機嫌も見なきゃならず、「あーこれは無理!」と諦めました。酵母にパワーが無いとパン膨らまないので、材料も時間も全部無駄になりますからね。
 ベーカリーの酵母発酵モードと冷蔵庫という文明の利器があってもそれですから、たくさんの人が今朝も楽しみに待っている、というプレッシャーの中で毎日毎日それをやり遂げるのはいったいいかほどの超人的行為なのか。

 一口食べた瞬間の、
「これは違う」
という感触はパン好きならばぜひ一度。いやむしろご飯党でパンはちょっと、という方にこそ、これを食べてパンに対する認識を変えていただきたく。
 パンというのはうまいものです。
 何も載ってなくても挟んでなくてもつけてなくても。


「All About」の記事
http://allabout.co.jp/gm/gc/392305/

「PALASHIO」の記事
http://palashio.com/%E3%83%89%E3%82%A4%E3%83%84%E3%83%91%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC-backerei%E3%80%80biobrot-%E6%9D%BE%E5%B4%8E%E5%A4%AA%E3%81%95%E3%82%93/
posted by ながたさん at 17:32|