2016年10月18日

10/17


 母の古いVista機にWin10を入れよう入れようと思いつつ先延ばしにしてたら、本日起動せず。おそらく電源かM/B。買い替えかな。

●本/CD「音楽ってどうやるの」野村誠・片岡祐介



 音楽音痴(それは音痴というのでは)にとってはたいへん勉強になってかつおもしろかったです。3部構成で、

1 なんちゃって音楽……いろんなジャンル・民族・作曲家の「なんちゃって」再現を目論むことでそのキモを学ぶ。
2 どうなるかな音楽……実際にイベントやワークショップで行われた/ている即興音楽のメソッドを紹介。
3 できちゃった音楽……たのしく作曲できる作戦をいろいろ。

加えていろんな楽器の「実践的」概要紹介。どのぐらいの値段のを買えとか、どんなメンテをするとか。
 ゆるい装丁なので「たのしくやりましょう〜」的な薄い本かと思いきや、理論・実践そしてサービスとガッツリ詰まって超オトク。同じ曲ばかり聴いて聞き飽きた方、最近流行りの聴き放題サービスを聴いててもなんかピンとこない、そんな方こそ、この本開いて小学生の時ピアニカやリコーダーやハーモニカを好き勝手ぴーぷーやった日を思い出されるがよろしかろう。Play!ですよ。

 片岡さんはあんなカジュアルな風体ですが、東京音大で学びムソルグスキー『展覧会の絵』をピアノで弾くともなれば手に入る限りのスコアを暗譜して「ここはこうかな、ここはああかな」と混ぜてアレンジして弾いちゃったりできる、ほんまもんです。
 凄い人ほど凄そうに見えない。

●「ポピュラー音楽の基本はノリとリズム」
という一文がこの本にあって、もし「ポピュラーライティング」ていうのがあるとするならまさに同じ。
 極端なことをいえば、

上げて・下げて・上げて・下げて・フワ・フワ・フワ・フワ・フー!

とか並べてるとそれっぽくなります。実は構造はあんまり要らない。というか、文章は基本シーケンシャル・メディアなんで(振り返りもできんこたないですけどね)、せいぜい直前・直後としか比較できないんですね。だから、微細に見て凹凸付いてさえいれば、まあなんとなく様になる。
 だから簡単、ってことではないですが。
 逆に、かなり丁寧に描写できてて文章的には問題がなくても「なんとなく平板だなあ……」と思うようなものは、文字通りノリが悪い。もちろんノリが悪くても成立する作品ジャンルは他にあるので、そういうのを書けばいいのですが。
 言わずも、ですが、ポピュラーマンガとかポピュラーアニメとかもそんな感じがしますね。
 と書いて、マンガやアニメに「ポピュラー」て付けて区別できる時代か、と思いました。

posted by ながたさん at 15:15| 日記