2017年09月04日

Patreon


https://www.patreon.com/

 その名「パトレオン」から想像できるとおり、クリエイターを直接支援する仕組みだそうです。月$5ぐらいの少額を直接本人に投げる。見返りはそのクリエンテスの作った会員専用コンテンツと、なにより「それを作らせた」という満足感。
 それで稼いでるミュージシャンのTED動画(翻訳文章あり)↓
https://headlines.yahoo.co.jp/ted?a=20170831-00002838-ted
 TCの記事↓
http://jp.techcrunch.com/2017/05/19/20170518patreon-pushes-as-youtube-stutters/
 WIREDの記事↓
https://wired.jp/2017/07/04/want-better-web-heres-idea-pay/

 直接支援系は日本でも「Enty」なんかがあるのはあるのですが、クラウドファンディングやこれ系はまずそのプラットフォーム自体のボリュームや信用度が最初のハードルになります。(Entyはまだサイズが小さいですね)ここまで盛り上がってると、アーティストもオーディエンスも乗りやすい。もちろんニワトリタマゴな問題ですが。

 このニュース見てて最初に、
「同人誌即売会ってのもプリミティブながら少しはそういう役割/要素も……」
と思ったのですが、いや待てよ、と。
 やっぱり最初から
「サポートしてくれる人のために」
と考えるのと、
「ちょっと作ってみたのでよかったら見て」
と考えるのでは、「作る物」が変わってくるんではないかな?
 もちろんその作り手によるんでしょうけど、僕がもし、このプラットフォームに乗るとするなら、たぶんいままでのシリーズ(「Miracles!」とか)ではないものを作り始める、と思います。
 いや、熱意や真剣味の量は同じなんですけど、それを傾ける方向が違う感じ。うまく説明できないんですが。

 支援する方を考えても、作品単位にお金を出したり、あるいは例えば趣味の雑誌を毎月買う、というのとはまた違った感覚や感情が動くような気がします。その人や作品がビッグになったら
「ワシが育てた」
と言える、権利を予約しておく、みたいな……
『この世界の片隅に』を観に行ってなにを後悔したかってクラウドファンディング(の存在を知ってたの)に乗らなかったことで、むしろ片渕監督がこういうのやってたら$5なら出すわ。

 しかし人間のキモチっておもしろいもんですな。
 ファンクラブ会員が年6000円です、と言われればよほどの美少女かイケメンでも無ければ絶対無理なのに、web経由でpatronになってください月500円です、と言われればわりとホイ、と乗ってこれるんですね。
 いやこれ寄付文化の旺盛なアメリカの話なので、そのまま日本法人でもできて日本語対応してもここまではいきませんかね……いや広告代理店付けて知る人ぞ知る系のアーティストをサクラ的に最初からパラパラ用意して集客すればあるいは……その辺のダイナミズムが日米の差かなあ。作って3ヶ月でVCが付いて2億円投資受けたそうです。

 もし自分がこれをするなら何を作るだろう?
 と思いつつサイト眺めていました。
 熱がある、っていいですね。
posted by ながた at 23:12| 雑記