2017年09月13日

スキャンダル対策


 先日ちょいと書きましたが
 http://rakken.sblo.jp/archives/20170908-1.html
「スキャンダル」というものは基本的にマスコミ(+最近はネットも)が作るもの、作ったものです。
 事象それそのもや、当事者の気持ちや状況は、「スキャンダル」かどうかにあまり関係がありません。
 言い換えればマスコミが騒げばそれがスキャンダル、騒がなければなんでもないこと。

 なので、スキャンダルを「潰す」にはマスコミに騒がれないようにすればいいわけで、つまり消えればいい。永遠にという必要はなくとりあえず姿を数ヶ月くらませば、記事にならないので相手にしなくなる。
 それだけのことで、だから芸能界や政治の世界のように長く長く続いてる業界で、その道何十年のヴェテランが多数おり、彼らが後輩や部下に見て聞いてやってきた手練手管を伝えられる(アドヴァイスできる)場合は、すぐパッと逃げる、逃がすわけですね。
 大人の知恵ってヤツです。

 だから誰と誰を比べてこっちが軽いとか、こっちをなぜスルーするのかとか、それはもう記事/VTRとして数字(視聴率とか、PVとか)を稼げるかどうかの一点で決まっているだけで、それ以外の基準はない。
 大物だから/男だからスルーされる(あるいは逆)
 みたいなことは、無いわけじゃないでしょうがそればっかり頭にあると混乱してしまいます。
 万能の基準というのはそうは無いものですが、より多くの事例をより明快に説明できる基準を渡り歩いたり、複数の物差しをクロスして当てたりして、考えないと。

 よく知られた事実ですが日中戦争以降、イケイケ書いてる新聞が飛ぶように売れて反戦非戦を説く新聞売れなかったんです。朝日新聞なんかはそれで180度論調を変えたとか。
 その頃からそれだけのことなので、それ以上の意味や作為は無い。

 籠池さんみたいな濃いキャラが飛び出してくると数字の獲れそうな記事にしやすいし、東京五輪誘致の買収みたいに、いかにもお公家さんの竹田さんが電通に言われるがままにホイホイお金出してただけ、みたいな話はどうにも数字にできにくい。

 バブル崩壊以降、「羹に懲りて膾を吹く」ではないですが、日本人は
「お金で動く」
もうちょっとマイルドに言うと「経済で動く」という事象をあまりに軽視/黙殺しすぎだと思います。
 だいたい金で動くで人間。
 逆に言うと、金も出さんのに人間が動くとはあまり考えない方がいい。それはかなりのレア・ケースか、レアな人です。
 一般的な人手不足はもちろん、介護職が足りない産科小児科が足りない研究者が足りない農業漁業の成り手が足りないなら金を出せば増えます。びっくりするぐらい簡単に増えます。
 街の歯医者の数をごらんなさいよ……
 それだけのことです。

 それは横道。
 もちろんそれはニュースバリューのある有名人のお話で、われわれ一般人はなにかやましいことが発覚したら「すみませんでした」と関係各位に謝り倒すしかありますまい。男性なら丸刈りで、女性なら……お遍路さんの格好で?
 もちろんやましいことはしないのが一番ですが、人間生きてれば意図せずとも不可抗力的に巻き込まれたりすることもありますからね。
posted by 犀角 at 00:00| 雑記