2017年10月30日

コンセントタイマー「WH3111WP」パナソニック




 極めてローテクながら現在でも使いどころのある物品。

 奥さんの居室にオイルヒーターが一台あるのですが、オイルヒーターというのは立ち上がりが遅いもので、起きてからスイッチを点けるとなかなか暖まらなくて仕方がない。
 ならば、ということでこれを使って物理的に入タイマー。
 操作方法は間違えようもなく、何時間後に入れたいか、ダイヤルをその数字に合わせるだけです。12時頃就寝して8時に起きたいから7時ぐらいからは点いて欲しい、なら7にセット。
 わかりやすくていいですなあ。
 これですよこれ。真のUIてのは。
 制御する機械のコンセントの挿し方、というこれもまた間違えようのないUIによって切タイマーにもなります。
 残念ながら切・入両用にはならないので、「寝入りばな1h点いてて起きる前1hからも点けたい」というのはできません。

 このモデルは1mのコード付きでダイヤル部分を手元に持ってきやすいタイプですが、他にもコンセント直付け型、あるいはタイマーが3hもの、色が黒、いろいろあります。
 祖業ともいえるコンセント周りグッズに掛けるパナソニック(言うまでもありませんが二股ソケット屋ですよ)の意地は見ていて清々しい。

 実はそのオイルヒーター、デロンギのでちゃんとあのピン倒し式24hタイマーも付いては居るのですが、あれピンが小さくて面倒な上に24hずーっとジリジリ小音がする(機構上あたりまえですが)。
 あ、上記タイマーは音かなり小さいです。オーブントースターのアレとか思われるともっと小さい。寝室でもよほど神経質な方でなければイケると思います。
 まあデロンギのブツ買うとフェラーリもアルファロメオも買う気無くしますよ。UIがわけわからんわ筐体錆びるわ。中でサーモスタットの青い火花散るのが見えるんですよ隙間から。もうちょっとさあ。
 性能はいいんですけどね。

 他、扇風機やこの季節活躍しはじめる電気カーペットの類など、それぞれタイマーはあれど意外に操作が面倒だったり、操作部に手が届きにくかったりして使いづらいことも多いものです。またお年寄り・ちいさなお子様にもわかりやすいUIで使いやすいですね。
 いきなり電気切っちゃうので、電源OFF後もごちゃごちゃやるエアコンやパソコンなどにはもちろん不向きです。ご注意をば。

 アナログ最高。
posted by 犀角 at 04:02| ガジェット