2017年11月10日

サッカー 日本代表 親善試合 ブラジル戦@リール、フランス


 1-3で圧敗。
 長谷部Cが試合後「もったいなかった」と小声で呟いたとおりの試合内容でした。
 ハリル監督は替えていいと思います。

 ゲームプランは守って守ってカウンター速攻から1点、という対ブラジル戦のお家芸、成功例は21年前の1回こっきり(しかもフル代表ではない)にも関わらず毎回同じことやって玉砕する哀しみの黄金パティーン。
 ただプランそのものは「じゃそれ以外に何があるのか」と問われると困るのでそれでしょうがない。問題は、開始早々の先制点でそのプランが壊れた時になにも対応できなかった点。これが印象悪いです。
 ブラジル相手なんだから向こうが先制点なんて当たり前、とまでは言わずとも、6割7割の確率で起きる事態で、それに対応するプランを用意しておくべきです。ところがそれをただ漫然と傍観するだけ。適切な指示はおろか適切な檄を飛ばしてモチベーションを高めることもできず、2点目3点目(川島のPKセーブがなけりゃ4点だ)をむざむざ奪われる始末。
 あきませんな。
 後任はとりあえず森保さんにやってもらうてのはどうかね。
 あるいは……おか……d……

 それだと進歩ないねえ。
 8年ぐらいドブに捨てたことを自ら認めることになるねえ。

 僕は、日本代表でも、今回やろうとした4-3-3速攻系は十分ありだと思います。
 FWやOMFにも献身的でスタミナもまあまああって守備のできる選手が多いので、引いて取り所決めて全員で追っかけ回して獲ったら蹴っ飛ばす、のは合理的ですよ。
 ただしそれには「キッチリ守備を固める」のが大前提で、ハリル監督にはそれができていません。もうこんだけ長い時間を使ったなら(2年半か)普通できてるはず。
 セレッソ大阪を御覧なさい、ユン監督、あの怖い怖いオッフェンシヴな川崎相手に93分殴られっぱなしで耐える守備網を、ゼロから1年たたずに築き上げたんですよ。
 これが監督の仕事。
 今日の守備だとこないだのルヴァン杯決勝のセレッソの方が良かったッスよ。選手は悪くないですからね、マルセイユやインテル、サウザンプトン、フランクフルトのレギュラーが揃ってるんで。

 それから、この試合は本田・香川・岡崎の3人が呼ばれてません。スタメンから外すぐらいなら、速攻系だと3人共ポジション内での序列が下がるのでしょうがないかな、とも思ったりしたのですが、しかしベンチにオプションとしても用意されてない、のはいくらなんでもやりすぎ。
 ネイマールがピッチを去ったあとのブラジルが(流し気味であるとはいえ)起点を失って攻撃の迫力が激減したように、こちらはずっと起点が無い。一応トップの3人に入れてそこから、なんですけど、ブラジルもそこは極めて激しく行くのでぜんぜん持てない(キープできない)。で時間も陣地も稼げないからボール失うとそのまま速攻……というのをずっと浴びてました。後半むしろ真ん中を持ち上がるようにしてから改善したぐらい。
 本職OMF(攻撃的MF)はやっぱり盤面に1枚は必要ですよ。
 アメフトで言うとRB抜きでオフェンスするようなもんで、フォーメーションはショットガンでもRBは居るわけです。
 余計わかりにくい。
 井手口はもちろんこれからが楽しみな選手ですが、だからって本田や香川の代わりを今努めろしかもブラジル相手に、はキツ過ぎる。

 やるべきことをやらずに、やらんでええことをやりだすと、だいたい「手が尽きた」ってことなので、それはもうそのポジションから外すしかない、と思います。
 いますぐで良い。
 4日後のベルギーもタレント揃いで若くて強く、なかなかやれない強豪なので、キャプテンじゃないですがもったいないです。
 ホントはきょう負けても「いい試合」をして、
「ベルギーとガチか……楽しみやな!」
と言いたかったですね。

 速攻系は個の力が物を言うので日本代表では無理だ、的な論評には賛同しません。それならレスター・シティが優勝するわけない。しかも結果が平均化される長丁場のリーグ戦で。
posted by ながた at 00:00| 雑記