2018年09月04日

台風21号


 いや怖かった。
 最盛期には奥さんと2人キッチンで震えながらTVとスマホ観てました。
 ファンタジー系アクションゲームやRPGで、「風の魔法」というと弱めなイメージで守備や回避・逃走などが得意な感じがしますがなんの、普通になんでも壊せる。
 いまSNSがあるのでリアルタイムでマンションの屋上がバラバラになって飛び散っていったり、いろんなものがブッ飛んでいくのが見えてショックでした。
 ショックでした、とか言うてる場合ではなく我が家でも片付け忘れたスダレを2枚飛ばしており(庭で回収、もちろんボロボロ。だってまだ暑い日が続いてたんだもん…)、夕刻若干落ち着いたタイミングで連絡が入って、ちょっと故ある構造物の屋根が一部飛ぶ。
 ああ。
 幸い他者・他物への被害は無さそうなのですが、この状況ですから業者さん方明日から大忙し、補修には時間がかかりそうで頭の頭痛が痛いです。

 M澤先輩に教えてもらったのですが、風は真正面から受ければすごい風圧が掛かる、のは誰でもイメージできますが、実は風の向きと平行になってても、飛行機の翼と同じ原理で浮き上げる力が掛かって、剥がれちゃうんですね。
 京都駅その他の駅天井の崩落はおそらくそんな原理。
 そのM澤先輩のご実家には庭に看板が降ってきたそうで、わたしの母と同世代(団塊前後)のご母堂が、
「室戸以来」
のキラーワードを呟いてらしたとか。
「室戸」2つの台風は我々関西人にとっての伝説で、大きめの台風が来ると団塊以前の方々はすぐ室戸スケールで話をしだします。
 その恐ろしさをはじめて身をもって体験しました。
 いままで水・雨でもっとエグいのは何個も経験しましたが、風でこれは凄まじい。

 当時に比べて護岸・治水や警戒・情報共有がうまく行ったのか人的被害はだいぶ低く抑えられているようですが、大阪湾・神戸港からとめどなく流出するコンテナ群、風が巻き込むホットスポットになってしまったのか駐車車両がゴロゴロ転がって虫の死骸のように大破しまくっている駐車場、なによりタンカーが流されて関空の連絡橋に激突し続けてる画はひどかった。
 関空も室戸台風を基準に「あれに負けない」設計をした、と以前バイトしてた測量事務所が関空の建物を担当した時に聞いてはいたのですが、それでも敵わなかった、のが自然の猛威。
 いや、他人事じゃないですよ、羽田もセントレアも同じ目(水没)にあう可能性ありますよ。

 大阪南港と神戸港がダメージを受けた上に関空がしばらく使えないとなると、関西の物流がたいへんそうです。キャベツとか高くなるのかしら。

 爆暑に猛台風、ぼくは今まで気候変動にはあまり関心がなかったのですが(このぐらいの数字の出入りは人間活動とは関係なく自然のゆらぎとしてあるもんじゃないか、という感じ)、「CO2減らさなあかんのかなあ」という気がしてきました。
 殴られないと痛みがわからないものです。
 夕食、ちょっと落ち着いて録画してた『アメトーーク』を見るとキャンプ芸人特集で、
「ああ日本は各家庭にキャンプグッズを常備せなあかん時代なのかな」
などとも。

 祝いのお返しをJさんにいただいたので、その礼をメールすると、
「停電です」
とのこと。どうぞお気をつけください、各位。
 あしたもヤバい建物には近づかないように。
 とにかく次の台風からはまずスダレを室内に取り入れます。

posted by ながたさん at 00:00| 雑記