2018年09月28日

人つながり



 ちょっとお話しましたがちょっとした車庫の見守りをちょっとした縁でしてまして、それの屋根がこないだの台風21号でちょっと飛んで、ちょっとお付き合いのある工務店さんに泣きついてちょっとブルーシートだけ張ってもらったんですが、それがまた隙間ちょっと開いて漏れてですね。

 店子のおじさんが怒鳴り込んできたので現地行って、どないしたもんかと思っていたら別の店子のおじさんがちょうどお帰りになったので、3人であれやこれやして応急処置しました。

 家帰ると友人と友人をつなぐ話が2系統あって、両方に進展が見られたのでメールを送ったりなんやかや。

 AIの時代と言いますが、たぶん人間はこういうところで残っていくんだろうなあ、とボンヤリ思います。
「品質保証」
というとちょっとニュアンスが違ってて、もし何か失敗があっても、
「……事情諸々考えるとしゃあないな」
と思えるようなつながり。
 これがたぶん金だけでつながると、その「事情諸々」を考えられないので、「金払ってんねんからなんとかせぇや」になる。
 これが進むとエキストラサービスにはエキストラコスト、信頼性やアフターを上げていきたいならどうぞ2倍でも3倍でもお金払ってください、ってことになる。
 最近、キレたヤマト運輸さんが「降りる」言い出して実際Amazonの配送品質が2割減なわけですが、「我慢が美徳」と間違ったことを刷り込まれてきた日本のサービス業・製造業もそろそろ限界、MVNOでスマホ買えばキャリアの1/3ぐらい。もちろんその代りキャリアの手厚いサービスは受けられない。

 顔を合わせて付き合いがあって、属人的な要素があると簡単にはキレられず、「関係の継続」を前提として妥協点を探り合うことになる。
 それが結局いろんな話を前に進めて、生活が営まれていく、んじゃないかなあ。
 昨日「この居酒屋の料理が美味いのは、顔を見せてる料理人が作っているからだ」などと言いましたが、たいせつなのはそこで、企業としてのビッグ・ネームではない。
「東京五輪のボランティア応募フォームがすごい」↓
https://news.yahoo.co.jp/byline/kandatoshiaki/20180927-00098411/
と話題になってましたが、これもちろん世界の電通が子会社の外注先の子会社の外注先の……みたいな8次下請けの20代のwebデザイナー、専門学校出たて、みたいな人が作ってて、この有様ですわ。
 これ組織委員会は何千万も出してるよこれに。
 これに。
 いや冗談抜きで。
 ぜひ「僕がやりました」と名乗り出て労働条件とか明かして欲しいですね。一夜にして有名人ですよ。

 だからこういうのはもう駄目で、ちょっとでも品質を保証せねばならん場合、人間が顔出してやるしかないんじゃないかなあ。
 そうすると、出す方も、そんなリスク背負うならお金で購ってくださいよ、ということになって、まあ、労働賃金が押し上がる。
 で、どうでもいいものは機械やロボットやAIがやってくれるようになって、どうでもよくないものほど人間が扱わなきゃならなくなって、扱う以上は顔出さなきゃならなくなって、労賃上がる……
 ではないかな。
 で、その労働そのものの性質は、実は頭脳労働であるとか高度な専門性がどうこう、ということとは関係なくて、つまり
「なにかとなにか(主に人と人)をつなぐときに、そこに居る」
というところにある、のではないかな、と。「品質をある程度保証する」すらも実は要らなくて。

 葬儀屋さんがイメージに近くて、たぶん時代が進めば病院からお墓までノンストップ全自動化って簡単にできるんですけど、そこで1人、ずっと付き従っていろいろと世話を焼いてる(フリをする)。
 それだけで価値が生じて、賃金が発生する。
 んじゃないかなあ。
 でその賃金がどの程度なのか、っていうのは最低賃金のレベルによるだけなので、食えるレベルに設定しておけばいいわけです。
 そんだけのことやと思うんですけどね。
 極端に言うと「公園おじさん/おばさん」という仕事を作って、公園に配備する。おじさんなので暴漢がやってきても止める能力はない。でもそこで「居る」っていう効能が重要で、「居ない」よりいいから、そのコストはみんなで出そう。

 なんかボンヤリしたこと言ってますけど、つまりこういう困った時とか大事な話、とかになればなるほど、お金でもwebでもなく、
「昔からの馴染み」
とかそういうのが頼りになるのは今でもそうで、でしばらくは無くなりそうもないどころかこれからますますそうなっていくんではないかな、と思ったり思わなかったりする。

posted by ながたさん at 17:39| 雑記