2019年02月04日
実家の洋品店主からマンガ家へ、追い詰められた三田先生が捻り出した実践仕事術を学ぶ
●本『徹夜しないで人の2倍仕事をする技術』三田紀房
後半はマンガの方法論が多いので、創作論好きにも。
タイトルのようなヒストリの三田先生なので、カッコつけずに本音&プラクティカルでマンガ家のみならずクリエイティブめざす人には参考になると思います。
実は軽く叙述トリックみたいなタイトルで、
「2倍仕事したかったら徹夜するな」
結果的に効率が落ちるから。
つまり巷間よく言われますがなかなか実現できない、
「結果的にアウトプットの量(&質)が上がるように行動せよ」
という点が強調されています。
楽するためには外注でも何でも使え、変なコダワリは誰のためにもならん、とか。
荒木飛呂彦先生(『ジョジョの奇妙な冒険』)も週休2日をデビュー当時から続けられて休載ゼロだそうですし、村上春樹先生も健康をキープするために早起きしてマラソン走り倒してますし、やっぱりジョブに限らず「健康な生活」がすべての基本ですねえ。
ぼくも最近はなるべく7時間は寝るようにしています。
漢方と野菜スープのおかげで最近はよく寝れてるので、ありがたいッス。
そんな三田先生の連載中のがこちら↓
●マンガ『アルキメデスの大戦』1-13 三田紀房
「戦艦大和建造を止めるには」というテーマで架空の数学の天才・櫂直(かい・ただし)が活躍するのですが、架空戦記物と違って史実は(基本的に)動かさないので、どう着地させるのか、が見もの。
最近では「圧倒的な未来戦艦を作って抑止力にする」という方向にシフトしてきたのですが、当然現実の大和はそこまでのものではないので、さあここからどう持っていくのですやら。
ぼくが「新刊出たら買う」リストに入れてる何シリーズかのうちの1本です。
上記の本に「売れるマンガ」の要素、先生が取り入れている秘訣が書いてあるのですが、それを読んでから読むとさらに趣深い。
大ゴマだ顔アップだw みたいな。
難しくなりそうな話が極めて簡潔明瞭に表現されており、いま何が起きているのかもわかりやすく、「マンガの力」って感じですね。
posted by 犀角 at 00:00| 本