2019年11月02日
AirPods Pro (Apple)
もちろん発表日朝に即注文、10/31着ですよ。
AirPodsの時も一瞬遅れただけで何週間も待たされましたからね!
http://rakken.sblo.jp/article/178176249.html
AirPodsはこの3年弱毎日耳に突っ込んでおりまして、しばらく前から左側のバッテリがヘタっちゃって1時間強ぐらいしか聴けない。右片方で聴きながらケースに入れて数分チャージすればまた聞けるのですが、手間といえば手間、この春に第2世代、とも言い難いマイナーチェンジ・モデルが出たのですがあまりに変わってないので歯ぎしりしながらスルー、1ヶ月に1回は通販サイトで「左耳だけ、7800円」みたいな出品を見てはのたうち回っていた日々にようやくサヨナラだ。
という個人的背景。
使ってみると、
・ノイズキャンセリングはあんまり進歩してないなぁ……
(前にNC物を使ったのは実に16〜7年前)
・むしろ外部音取り込みモードがいい感じ。
・インイヤー型(カナル型)のおかげで落ち・抜け激減。
・そのイヤーチップもとても柔らかくて異物感小。すばらしい。
・どのチップが合ってるか教えてくれるテストモード搭載、わかりやすい。
(僕の場合、左ラージ・右ミディアムでした)
・感圧スイッチにレスポンスのクリック音が設定されてて、使いやすく。
・ノイキャン←→外部音取り込み、の切り替えもそのスイッチで簡単。
・Siriが常時スタンバってるの、ちょっと未来。
「アレクサ、三浦大知の『NO LIMIT』をかけて」
「では、T.M.Revolutionの『HOT LIMIT』です。どうぞ」
と、AirPodsで感じていた不満点全解消、という勢いです。
特に外部音取り込みモードは「外部の音をマイクで拾って、流してる音楽に混ぜて再生する」という力技をやってるわけですが、まるで本体に穴でも開いてて聞こえてくるかのような自然な感じ。すごいですね最近の技術は。
×な点として
・音質はAirPodsとあんまり変わらん、特にノイキャン掛けると一枚ヴェールかかったような音になって、うるさ型にとっては厳しいかも。
EarPodsから3代引き継ぐ聴き疲れのしないバランスのいい音なのですが、「いい音」めざす人には物足らなかろう、とは思います。
・上述してますがノイキャンに過度な期待はできません。もともとノイキャンは環境騒音に強くて(エアコンの音とか)人の声には弱い特性で、かつこの子はメカ的に密閉度が低いので、カフェで隣のおばはんのでかい声うるさい、という時には結局音楽の音量上げる方が効果的です。
・まあ3万は勇気要るよね。
でも、今から買うならノイキャンに興味なくても(予算に余裕あれば)こっちがオススメ。
カスタマーが感じた不満をちゃんと潰してきてくれるのが儲けてる企業、という感じですね。
3万出すと定評あるノイキャン機(SONYのWF-1000XM3とか、BOSEのQC30とか)も買えますが、iPhone/iPadと組むならこれが便利。
3年近く待った甲斐があった。
最初ケースから取り出しにくいかな?とも思ったのですが、「手前に倒すようにするといい」とどこかで見てそのとおりするとポロッと抜けました。
posted by 犀角 at 08:16| ガジェット