2009年01月27日

GTD≒JIT


要するにGTDって、
知的活動のカンバン方式じゃないかな。


カンバン方式はご存知の通り
生産に必要な部材を、
「必要な時に必要な分だけ」用意することで、
無駄を省き在庫を減らし、効率を向上させます。
人間の活動におきましても、
特に知的生産活動においては、
つまるところ切り刻んでみれば、
「この活動には、
 これとこれとこれとこの、
 情報と知識と経験が必要だ」
ということが把握できるものです。
(「いやそういうところから落ちた行動にこそ
  人生の味わいと豊かさが」
 という議論は今は置く)
ならば、
それら「だけ」を明示的に取りに行けばよい。
「なにをすればいいのか」
がわかってないから、
もやもやっと「なんでもかんでもしなきゃ」と思ってしまう。
これもあれも手に入れなければと。

たとえば範囲決まってる漢字小テストと、
現代国語の実力テスト。
試験対策が全然違いますよね。
もちろん、
全部が全部漢字小テストに還元できるわけないんですが、
還元できるところはすればいいじゃないかと。
今必要な情報だけ手にすればよい。
またそういうやり方に、
このネット時代・デジタルデバイスの発達した時代は、
向いてます。
ToDoリスト一つにしても、
紙ベースだとくちゃくちゃになりますが
(それがいい、という議論はまた置いといてw)
PCでテキスト打てば、
いつも最新のがぱーっと打ち出せますからね。

……という例えを使えば
「ああ」と膝を打つ人も多いかと思うのですが、
さすがに本家アレンさんの本では
その言葉は出せませんわね。
もちろん全く同じではないですし。
また、JITというかカンバン方式というかトヨタ生産方式は、
理念よりも実践そのものが大切で、
「間に合わせる」ための細々とした実践の集合体、
これを作り上げることが、大事ですな。
(海外の研究者も
 「結局カンバン方式ってなんやねん」
 と首を傾げるらしいです)
大野耐一先生曰く、
「やむにやまれぬKAIZEN魂」
それこそがKAIZENの本質。

さてそれはいいのですが
今ナウな私の実践上の問題点としては、
リストが膨大になりすぎて
やってもやっても終わらないことです(笑)
特にblogネタのリストがすごい勢いで伸びていき、
1つ書いてるうちに2個3個ネタが湧いてきます。
逃げ出してTV観てるとまたそれがネタになり……
まあ、それは、いい悲鳴なんですけどね。
他にもたとえば、
「久しぶりに外国行きたいなぁ」
と思って行ってみたい場所リストを挙げると、
パッと挙げただけで8国25か所ぐらいになり、
これどうすんねんと。
結局はすぐ優先順位づけ・重みづけという
非常に重いタスクが発生しますな。
「いちばん」とか言ったって、だって、
それならイタリアかスペインなんですけど、
欧州はもう2回行ったからアメリカか中国のがいいなあ、
いや待て外すならインドとかモンゴルまで外す方がよかろう、
とか結局こう……
さらに「旅行」ってくくりなら国内でも
いっぱいあって、
うーん。

まあ、でも、それも、
「……意外にオレやりたいことあるんだな」
とちょっとニッコリしてしまいました。
「思い出す」んですね、
字になってリストに載ってると。
「ああ、そういえばオレ昔、
 鍵盤叩く系の楽器できるようになりたいと思ってたわ」
とか、25年ぶりぐらいに思い出した。
で、思い出してみれば、
うん、今でも、もしなれるならなりたい。
そんなのまで書いてると、
もうとめどなくリストが長くなっていき……
時間がなんぼあっても足りませんw
仕事とblogで普通に日が暮れてるっちゅーのに。

次はこのへんの「さばき方」を、
ちょっと検討したいと思います。

posted by 犀角 at 20:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 知的生産の技術
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