2009年04月29日

好きな人達が好きな人達に向けてやってる時期が、一番幸せ。


http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20090424_153787.html
ガレージの見本市。楽しそう〜。


ヴェンゲル先生が「最近プレミアおもんないわ」と漏らされており、
それはつまり勝利至上主義で戦いが守備的になっているから。
今まぎれもなく世界一の人気とクオリティを誇るのは
イングランド・プレミアリーグでして、
つまりお金が流れ込む。
世界中から唸りを上げて流れ込む。
当然それは一種の投資でして、
勝つことによって得られる(であろう)利益に対して
お金を投じてるわけです。
もう金持ちの趣味とか文化とかそういった枠を超えております。
で、つまり勝てと。負けるなと。
サッカーは根本的に
「負けないようにすると負けにくくできる」
という希有なスポーツでして、
それがもちろんジャイアントキリング大金星の興奮をもたらし、
(私達はアトランタのあれを10年反芻して楽しんでるわけです)
リーグ戦では「引き分け」が重みを持つという
他にあまりない面白さを生んでいるわけですが、
反面、
負けないように戦いあう2チームが顔を合わせる
つまりヒジョーにつまんない試合が頻発するという
弱点にもなってます。
ましてそうやってお金が絡むと、ますますこの傾向は加速する。

なんでもそうでして、
お金が必要以上に絡みますと、
そのつまり民主主義・市場主義の世界では
金=数ですので、
市場の拡大、つまりあんまり興味無い人をどれほど
だまくらかして引きずりこむか、
というお話になる。
ある一定程度まではそれは普遍性の獲得という意味で
プラスに作用するんですけども、
あるところを超えると、
それそのものの存在意義を脅かしかねない
危険な要素になっていきます。
普遍的であると言うことは単純であるということと
とても近く、
単純は飽きやすい。
ひいきのチームが勝つのは嬉しいのですが、
見ててワクワクする試合で勝つのがやはり理想、
見てておもんないのに勝つだけは勝つ、では
いつか誰も見なくなる。

メーカーはクルマにせよ家電にせよITにせよ
「売りたいな効率良く儲けたいな」
が酷く発達した存在でして、
まあそれはそれでおかげさまで安くて便利なものが
手に入るのだから文句も言えませんが、
おかげでそれらの世界が昔持ってたおもしろさ、
「こんなの作ってみたんですけどどうでしょう!?」
あるいは、
「俺にとってはこれが必要なんだ!ぜひともこれが!」
という情熱がずいぶん少なくなった気がします。
そんな時こういう、
ホントに好きな人達のために年間何台売れるか売れないかという
製品を作り続ける人々がいて、
「ああ」とこう、ホッとするのです。
やっぱり売り手も買い手も楽しそうなのが、
いちばんですよね。どんなものでも。

posted by 犀角 at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 雑記
この記事へのコメント
どうも!
↑ガレージの見本市はチェックしていたのに、そのメモを忘れて行けませんでした。(笑)
5/1-5/6は大阪に帰ってます。
Posted by M澤 at 2009年04月30日 18:16
そうそう、M澤先輩が好きそうなネタですね。
世間はGWですか……
Posted by ながたさん at 2009年05月01日 00:09
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