2013年08月28日

デジタルカメラ「Cyber-shot RX100」SONY




「ながたさん写真巧いですね!」
「カメラがいいんですよ」

 黄土高原から帰って参りました。
 早速写真を見せる機会に何度も恵まれたのでiPadに転送してお見せしたのですが、嬉しいことにいつもお褒めいただき、上記のような会話に。
(あともちろん被写体が珍しすぎるってのも)

 持論なのですが、人によって「旅カメラ」の許容限界サイズは違うと思います。僕は生まれて初めてのパリ一人旅で気合入れて

・一眼レフ EOS Kiss(もちろんフィルム)
 +28-80、100-300のズーム2本
・レンジファインダー CONTAX G1
 28、45、90と外付けストロボ
・デジタルカメラ CASIO QV-10
・写ルンです

これだけ持って行きまして、ヒーヒー言いながらいろいろ使ってみて、結果得られたのは僕にとっては
・G1に28つけっぱ
が限界である、と。つまり片手でハンドリングできてキャフェのテーブルにゴトンと置ける、このサイズが僕には上限でした。

 ので、それを現在に当てはめますと
・ミラーレス一眼機にパンケーキ系のレンズ
か、
・高級コンパクトデジカメ
のどちらかになります。それで延々と何年も(笑)いろんな機種を見たり弄ったりして先延ばしにしつづけてきたのですが、これを見た瞬間、

・APS-Cほどではないにせよ大きなセンサー
・コンパクト機と変わらないイージーユース
・28-80という使いやすいズーム
・カールツァイス!

ということで決めて買いました。
 去年の10月のことです。
 確か5万円弱。
 いま見ても46,000ぐらいが最安値ですので、高級コンパクトは値落ちが緩やかとはいえ1年近く値段を保ててるあたり、人気とそれを支える実力が伺われます。

 結果は上述どおり、「当たり」の写りは抜群で、精細感ありながらもネットリ柔らかさもあり、改めて言うまでもないですが「カメラはレンズ」の大鉄則を思い知らされます。
 これだけで大満足。
 シーンモードも豊富で僕のような素人には「料理」や「手持ち夜景」が重宝でした。

 もちろん弱点も無くはなく、最近の超小型薄型軽量安価なコンパクト機に比べますと大柄で重く高価です。また「フルオートでおまかせ!」を前提にはしておらず、一応ちゃんとした意図を持って撮影に挑む建前で作られているからか、「いやいや、ここではそこにフォーカスじゃないでしょう」という予期しないピント合わせもしばしば。特にレンズ明るくてボケが強く出せるがゆえに、外すと酷い写真になります。
 要は「スナッパーとしての軽快さ」はさほどでもないです。iPhoneの方が優れているかも。
 加えて一眼レフや本格派ミラーレス機のレスポンスや、意図通り操り易いユーザーインターフェースは望むべくもなく、カメラマン役を要求されているならこれ一丁ではさすがに無理。高速移動体へのAF食いつきとか、瞬時の画角変更とか、何百枚でも撮れるバッテリとか……

 つまり中途半端ではあるのですが、そうは言っても出来上がりの絵はiPhone5で撮ったものは比較にならず、「あたれ」ばウチにNEX-7あるんですけど負けてません。それなのに右手首にストラップで通していても、ベルトケースに差し込んでてもほとんど邪魔にならない。これ以上になるとショルダー/ネックストラップで常時吊る必要が出てきて、そうなると一気に「観光客」感が全身が漲ってしまうんですよね。
 まあ観光客なんですけど。
 そんなこんなで、いい落とし所、
「一眼までは要らないけど、ちょっと写りのいいのが欲しい」
という方におすすめできるカメラです。

 こないだ姉妹機も出ました↓
 モニタがチルトできるようになり、センサーが裏面照射になり(高感度に強くなり)、アクセサリシューが付き、WiFi機能でデータ管理が楽に。でもちょっと重く高価になってます。写りはほぼ同じだそうで、お好みで。


 えっ、作例を載せろ?
 イヤですよ恥ずかしい(笑)

 余談ですが、帰国翌日まだ荷物もとっちらかってる時に江口さんご夫妻
http://eguchitomoko.net/
が来られるってんで駆けつけたのですが、その時はiPadとiPad用SDカードアダプタとカメラと持って電車に飛び乗り、車内でデータ取り込んでiPadでお見せしました。
 便利な時代ですねえ。

 もうご経験の方も多々おられると思いますので今更言うのもお恥ずかしいですが、iPadは写真ビューワーとしては最強です。なんといっても10インチ弱の大サイズは紙焼きでいえば2L以上。液晶がいいので絵も綺麗だし拡大縮小自由自在、誰に渡してもすぐ操作でき、一覧性も高く、もちろんプリント代金も必要なければ紛失汚損もありません。
 僕も普段はiPad miniばっかり使ってるのですが、こと動画と写真に関しては10インチ機に限ります。これからは動画・写真用の10インチとモバイル・電子書籍用の7インチ、両方持たれるような気もします。
 おそらく初期型やiPad2あたりなら中古でも結構弾数豊富にあると思いますので、写真好きなら一枚持ってて損はないですよ。アダプタ(3000円ぐらい)買えばPCを経由する必要もありません。

 タブレットが普及してくると街のプリント屋さんの次に困るのはカラーインクジェットプリンタではないかと思いました。
posted by 犀角 at 21:51| ガジェット