2020年12月08日

iPhone12 mini (Apple)

 年とってくるとほんとに早起きになりますね。
 今朝なんかきのう11時過ぎに寝たのに5時前に起きちゃった。

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posted by 犀角 at 07:14| ガジェット

2020年11月22日

MacBook Air M1



 ごぶさたしてます。
 子育てってたいへんですねぇ。

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posted by 犀角 at 04:26| ガジェット

2020年06月13日

折りたたみキーボードを久しぶりに買ったよ


どうもごぶさたしております。
皆様まだまだご油断めさるな。
外に行くときゃマスク。


ついつい通販グセがついちゃって、なんとなくiCleverのBluetoothキーボード買いました。



iPhoneやiPad miniで使う用。
以前これ系買ったの調べると実に7年半前だ。リュウドの↓

http://rakken.sblo.jp/article/61693992.html

さすがに7年、これに比べると軽く薄く充電池バリバリ持ってキータッチも柔らかい。価格も半額以下。マルチペアリングで3台まで繋げられる(これ地味にだいじ、iPhoneとiPadで共用できる)
配列は右端の方若干変ですが、まあなんとかなる範囲かな?
そのへんのキーを見て打っても、フリックで入れるよりは断然早い&楽。

ご存知の方も多かろうと思いますが、最近のiOS&iPadOSのアップデートで、日本語入力がずいぶんよくなったんです。ライブ変換てヤツ。ライブ切っても変換効率だいぶ上がってるっぽいです。
それでキーボード買おうと思ったんですけどね。

息子さんの遊び相手をしながら、思いついたことをiPhoneの「メモ」にフリックで打って、時間空いた時にiPad(の同期された「メモ」)とこのキーボードを使って膨らませる、みたいな。(もちろん「メモ」なのでMacでも同期してバリバリ打てます)

吉田戦車先生が作画をデジタルにして
「便利にはなったけど、楽にはならない」
とかなんとかおっしゃってた気がするのですが、そんな感じ。
道具では「ここなんかピンと来ないな」みたいなところを突破する手助けはしてくれません。
精進、精進。

これ系いっぱいありますけどアマチョイ(Amazon’s Choice)だけあって、いいかんじですよ、というご報告。
posted by 犀角 at 23:58| ガジェット

2020年03月19日

MacBook Air(Early2020)Apple




 ごぶさたです。
 生き延びてますか。

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posted by 犀角 at 00:00| ガジェット

2020年02月17日

「MacBook Air 13 2019 2018 ハードカバー」MS factory




 はいまいど。
「新型コロナ新型コロナ」と言われるとトヨタ製中型セダンのカッコイイのが生まれたのかと未だに浮足立ちます。ぼくのおすすめは10代目の5ドアSF。「プレミオ」が付く直前のね。あれ開発がバブル中だからふくよかなラインが源氏物語で言えば花散里のようで……
 マーケットの人混みが恐ろしいのでいろいろ通販しました。

 ついでにMBA用のハードカバーを。

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posted by 犀角 at 00:00| ガジェット

2020年01月14日

Windows10


 Win7がサポートアウトだというので致し方なく。


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posted by 犀角 at 00:00| ガジェット

2019年11月02日

AirPods Pro (Apple)




 もちろん発表日朝に即注文、10/31着ですよ。
 AirPodsの時も一瞬遅れただけで何週間も待たされましたからね!
http://rakken.sblo.jp/article/178176249.html
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posted by 犀角 at 08:16| ガジェット

2019年09月30日

「iPhone11」Apple


 幸せイエロー、128GBです。

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posted by 犀角 at 06:40| ガジェット

2019年05月07日

ドライブレコーダー「DR03」AUKEY


 ドライブレコーダーもちろん興味あったのですが、スマホ(のカメラ)の急速な進歩を見るにつけ、もっと安くもっと高画質なものが出てくるだろう……と待ち構えて幾星霜。



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2019年04月18日

MALE Apple Pencilグッズ(キャップなど) 夢屋


 Apple Pencil用の小物でござる。



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2019年04月09日

「iPad mini (第5世代 early 2019)」 Apple


 5年半ぶりぐらいのパワーアーーーーップ!



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posted by 犀角 at 23:36| ガジェット

2019年02月13日

髭剃りが面倒で仕方ない貴方! だけどもほったらかすとみすぼらしい無精髭の貴方! 僕もそう! だからこれで! なんとか! 「電動バリカン/ヒゲトリマー BT3040」ブラウン





 ひげが伸び始めました第二次性徴期から、「ひげを剃る」というのがめんどくさくてめんどくさくて。
 カミソリは刃物だから切るの怖いし、実際たまに切るし。シェーバーは時間掛かるしちゃんと剃れてるか注意深く見なきゃならないし肌突っ張るし。だからってビフォー・アフターの塗り物も気持ち悪いし。ぼく肌にも髪にも全っ然なんにも塗らない派なんで。

 じゃ伸ばすか、ってぼく生え方がまばらで、特に口ひげの真ん中が生えないので完成予想図がどう考えてもちょっとかっこ悪くて二の足を踏んでたのですが、まあなんかある日
「……どう考えてもめんどくさい!」
と突然半ギレして伸ばすことにしたんです。でもほっといてもフルビアード的なカッコイイおひげにはならないので、噂のヒゲトリマーてのを一つ買って、まあ見苦しくならない程度に整えよか、と。
 技術的にはただ「電動バリカンの刃の狭いヤツ」ですから枯れており、ご覧の通りお風呂で使える大メーカー品が3,000円しない。
 これは長さ調整が0.5mm単位と細やかなのと、その丸洗い可で選びました。(ひとつ下の3020は2000円弱ですが、フル防水ではない)

 楽ッス。
 僕の伸び方だと1週間から10日に1回、ガーッとやれば十分で、それも無精髭っぽい仕上がりでいいので多少長いのが混じってても気にしない。
 境界をキッチリ仕上げたりもしません。
 なのでお風呂で5分ぐらい。
 パワフルなので事前に蒸らしたりも不要です(僕の場合)。
 もう大学生ぐらいからずっとこうしてればよかった。
 自分で鏡見ても、髪が薄い分、顔の下半分に多少体毛があるとなんとなくバランスがいいです。
 めざせペップ・グアルディオラ。
 奥さんが言うには、
 ヒゲがあると「うさんくさい人」、
 ヒゲがないと「何をしているかわからない人」
だそうです。
 どっちも真実やないか。

 このモデルについて一点だけ不満を言うなら、丸いボディが転がりやすく、コスト的にゴム滑り止め的なものもほとんど無いので、ゴロンゴロン転がります。特にお風呂で。故障しないか心配。まあそんな精密機器でもないので大丈夫ですけど。
 だものでマイナーチェンジ時にはぜひ滑り止めを適宜追加していただきたく。

posted by 犀角 at 00:00| ガジェット

2019年02月08日

MacBook Air (Late2018, Retina) Apple





 とりあえず諦めた!

 3年半前に、フルモデルチェンジしたてのMacBookを買いまして↓

http://rakken.sblo.jp/article/127474379.html

 だいぶ進化のスピードが緩くなってきたとはいえ、デジタルガジェット特にモバイル用は3年が論理寿命です。実際Microsoft Office 365でWordなんか動かしますと、もともと非力なMacBookさんではつっかかってストレス。
 3年半耐えに耐えた薄いキーボードももうイヤ。

 ということで買い換えようかと思っていたのですが、待てど暮らせど「高速化・キーボード改良MacBook」は出てこず、昨秋現れたのはMacBookではなくMacBook Air。
 わー。
 おそらくですがMacBookのタイトな設計では余裕が無く、フツーの人がフツーに欲しがるスペック&価格の「ノートパソコン(13.3インチ級)」にならなかったんでしょう。世の人すべてがミニマリストではないので。

 Appleの悪い癖で、放置しはじめると4年とか5年とか平気で待たせるので──件のMacBook Airもそう、Mac Proもそう、Mac miniもそう、iPad miniもそう、AppleTVもそう、4インチ系iPhoneもそう──まあなかなか生産止めないのは良いことかもしれないけど──あこらあかんわ、改良MacBook待ってたらおれ死ぬ、と思って諦めました。

 とりあえず別の探す。

 一番イヤだったのはキーボードだったので、Windows機に浮気しちゃおっかなー、と。
 ヨドバシ梅田あたりでThinkPad X1 Carbon(Lenovo)やLIFEBOOK UH系(富士通)などキーボード自慢のマシンのキーを叩き、「これですよこれ」と感心して……
 顔を上げると、まず縦が狭くて使いづらい16:9(Microsoftが自社製品ではこぞって3:2とかにしてるのにだ!)、おなじみ無用情報ピン止めまみれデスクトップ、いつまでも懐かしいメモ帳、そしてウェイトが軽すぎて可読性の低い新フォント。
「……だめだー」
と諦めること数十回。
 Microsoftはもうゲイツもバルマーも居ないのになぜあんなにUIのセンスが無いのか。
 長い時間眺めるものなので、きれいな字をきれいな画面で観たいです。
 Windowsやっぱり無し!
(ただし両機ともモノとしては魅力的。今度出るgram(LG)の17インチ・モデルなんかも、軽くて安くて要注目)

 んじゃあMacBook Proでもええやん、と思われるでしょうが、ほとんどテキストしか打たない私にあれはあからさまにオーバースペック、オーバープライス、いささかToo Much。
 TouchBar無しモデルだけCPUでもキーボードでも差別化する方針も鼻白むので、MBPも候補から落とす。

「MBAか……まあAirは初代も買ったし、11型初代も買ったし、縁があるんかな」
などと嘯きつつ、ふとAmazonを検索すると、例のAmazonとAppleがようやく手を結んで正規販売開始、がなされていて、ヨドバシ・ドット・コムより安価。
 やるなあ。
 というか各地のリテーラーが怒らんのか、いや公式より6%も安いのもどうよ。
 などなどいろいろ思いつつも、貯めに貯めたAmazonポイントもブチ込める、ので、テンション上がっちゃって買っちゃいました。
(AmazonではiPhoneシリーズなど、売ってないものも多いです。そこで公式とは差別化してるみたい。カスタムもできませんしね)

 ──来て触って、まあ良かったです(笑)
 言うてもキビキビ感が若干上がっており、画面も若干広い。
 キーボードも若干ですがマシ。底づき感からの指先のしびれ、みたいなのが若干ですがマシ。
 若干ですが。
 これ世紀の大失敗ですね、同じように薄いMagicKeyboardはそう酷くないので、ほんのあと0.何mmかストロークがあれば問題無かったと思うのですが。
 その他使い勝手的にもついさっきまでとほぼ変わらず、良くも悪くも新しい経験の喜びも無ければ、新しい経験の困難も無く──て最近Appleのプロダクトを買うたびに言うてますね。

 褒めてばかりではアレなので悪い方で言うと、2018秋冬モデルと考えると、いろいろ軽くあがる非力なCPUにしてはちょっと重量がある。
 でもそれぐらい。

 標準iPadとかiPhoneXRとか、最近のAppleは「無理をしないモデル」が多い。性能やユーザー体験をガメつく削り取りに行くのではなく、常識的なコストで常識的な性能のモデルを作る。普通の方はこちらでどうぞ。
 標準iPadて32GBだと37,800(税抜)で、10インチ級なら変なAndroidタブレット買うよりあれ買ったほうが絶対いいです。もちろんFire HDとか、わかってる人がわかって買うならいいと思いますけども。

 余談ですがノートパソコンで言うと、Panasonicはもう固定客をガッチリ掴んで離さない、という感じで、ものすごい高価格で基本直販で買え、というスタイルなんですが、それでもやっぱり実使用シーンを考えると魅力的なスペックと佇まいであり、良いと思ったことをやり続ける頑固さはSUBARUの四駆のクルマを見るようです。

 ということで新相棒のキーをいま現在も機嫌よく叩いているわけですが、目下の恐怖は3月に噂されるAppleのイベントで(iPad mini5だとか、4型系新型iPhoneだとか、いろいろ噂があります)、上記改良型MacBookがどどーんと出てきちゃうことですが……まあ、そうなったらそうなったで。
 むしろこの調子でいうと、「MacBook Air 15インチ」てのも一定の需要があると見た。もちろん16:10のRetinaディスプレイで、13インチに対する値段アップも同スペックで3万以内とかね。MBAの一番安いのが134,800なので、159,800とかだといいな。

 さてニューマシン、色も先代MacBookと同じスペースグレイにしたので、閉じてても開いてても目の前に広がる風景が今までと驚くほど変わらず、僕が開封するのを見てた奥さんも
「違いがわからん!」
と顔をしかめていました。
 色ぐらいシルバーに変えればよかったかなあ。
 あるいは英語キーボードとか。
 次回は考えます。
 いや、考えなくていいような画期的なヤツをどうかひとつ。

posted by 犀角 at 21:49| ガジェット

2018年10月19日

機材「BUFFALO Giga対応 金属筺体 電源内蔵 8ポート ブラック スイッチングハブ LSW5-GT-8NS/BK」




 ある日唐突につい先程まで元気に通ってたインターネットが通じない。
 ルータ、通ってる、他の部屋のPC、通ってる、ではこのマシンかあるいは……とスイッチングハブを電源抜いて挿して再起動すると通る。
 ああ、と調べるとちょうど10年。

http://hoenaga.sblo.jp/article/22927500.html

 これ買ってもう10年!?
 ついこないだ……

 ということで後継機っぽい型番のこれを買いました。Amazonでもトップに出てくる。
 台風の時も思いましたが、インフラ、縁の下の力持ち、こそ速攻でメンテせなあきません。
 この上のスピードのは立ち上がったばかりでまだ到底民生用ではない↓

【井上繁樹の最新通信機器事情】ついに1万円切った10Gigabit Ethernetカード「LR-LINK LREC6860BT」を試す - PC Watch https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/inoue/1142579.html

 すぐ来てすぐ繋ぎ替えて元気に動いてます。
 極太&アース付きだった電源ケーブルが普通の細身の2ピンになっているのが進化なのかなんなのか。
 あと筐体にゴム足設置用凹みがある。そのぐらい。
posted by 犀角 at 16:30| ガジェット

2018年09月13日

年に一度のiPhone祭り


 毎年9月のこの時期は。
 いまは亡きジョブズ先生が初代iPhoneをプレゼンした伝説の日も、わたしゃリアルタイムで観てて大興奮。それ以来なんとなくリアルタイムです。
 なんのかんの言ってもいまでもiPhoneがスマホのトレンドセッターであることは疑いようもなく、毎年9月に新しいiPhoneが出ると、ワラワラと1年掛けてフォロワーが出て、また翌年9月に突き放す。
 去年の今頃「なんだこれは」と思ったノッチ・デザインも最早おそろしいほどスタンダード、ノッチが無い=額縁の太い旧式機、という方程式さえ成立させてて相変わらずジョニー(・アイブ先生)スゲエなぁ、と。
「デザインとは問題を解決すること」
などという利いた風な口がありますが、ちゃいますよやっぱり
「自分たちの価値観に引っ張り込むもの」
です。

 ということで去年のiPhoneX(テン)のスープアップ・モデルであるXS(テン・エス)と、そのおっきい版XS Max(テン・エス・マックス)、それからポジション的にはiPhone 8の後継機ですがブランニューのスタンダード、iPhone XR(テン・アール)の3機種。
(記事↓)
https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/review/1142885.html

 スタンダードのXRも頭脳は同じ、画面とカメラが若干落ちますがそれでも他社ならハイエンド級、だからお値段も85,000円前後〜。
 値段的にもこれが「スタンダード」で、XSが「プレミアム」、以前の5sと5cのような「スタンダード」と「カジュアル」という関係でないのが今回のミソ。
 6、7、8とPlus系を使ってきた大画面好きに選択肢を突きつけ、
 やっぱり大画面がいいからXS Maxにするか、
 画面サイズそのものはアップしてるから(5.5インチ→6.1インチ)、と自分を納得させてXRにするか。

 わたしちょうどTVがワイドになる時(4:3→16:9)にTVの商品企画をしてたものですから、いろいろ教わったのですが、インチの対角表示というのはアスペクト比が違う場合、割とアテになりません。
 短辺だけでも小さくなると、ちっちゃくなった気がしちゃうんです。
 しちゃうんですっていうか、実際写ってる物の物理サイズ小さくなるから、当然小さく感じます。
 だから29型4:3からの買い替えだと縦が最低でも同じぐらいなのでそうね37とかから上。32だと明らかに「ちっちゃい!」という感じ。
 なので、この6.1インチは現物見てみないと旧5.5インチとどうか、ってわからない。(公式の写真↓)
https://www.apple.com/jp/iphone-xs/

 まどっちにしてもズリズリと平均購入価格を引きずり上げられて行く一方で、これがホントのおサイフ(の中身が変化した)ケータイ。
 XS Max 512GBで164,800という額を見て驚愕するわけですがしかし、パソコン、たとえばMacBook Proで言うと新型は買えずちょうど旧型併売品(の上の方)が同価格。したくもない仕事の道具と、毎日毎時間触れてる頼れる相棒と、同じお金ならどっちに使うのがいいですか、と。
 そのへんの自信あるからこそのこの値段このラインナップ。

 そりゃわかるんですけどでも高い(笑)

 個人的には10/26のXRデビューまで待って現物見て、気に入ったら替える、かもしれないし、替えないかもしれない。6sでホントなんも困らんので……
 結局これがダメになるか、奥さんの5sがダメになったら(すでに一度バッテリは替えてる)、買う感じになりそうです。
 PiTaPaもいつまでもNFCに入らんし。

 同時プレゼンのAppleWatchの方は、もともと腕時計しない人間なので「あったらいいな」程度なので、まだちょっと高いかなあ。3万切ったら、かなあ。
 今回は「腕時計ではなくガジェット」に明確に舵を切ってますが(ついにEdition系高級ラインが無くなった)、ガジェットとしても手元にiPhoneあってまだそんなん要るか感が強い。もちろんワークアウト/フィットネスする方の相棒としては最高なんでしょうけれども。

 で、噂の「お求めやすい新型MacBook」(Air後継? 12インチを13インチ化?)はまだでしょうか。
 お待ちしております。

 SEつまり4インチ系が遂にカタログ落ちして悲しむ方も多いかと思いますが、わたしもイヤイヤ6s(4.7インチ)にして数年、やっぱり画面は大きければ大きい方がよく、
 画面の小さい辛さ>物体が大きい辛さ
という感じです。たぶん今買うとして同能力のSE2とXRがあったら、XRにしちゃうと思う。
 それでもスピードバンプなんかたいした手間・コストじゃないんだから、残しておけばいいと思うんですけどね。

 去年のXの改良版・大型版と8にXの要素を加えたもの、というラインナップは順当すぎるほど順当ですが、それでもなんだかワクワクする。それはデザインが良く造りが丁寧で、モノとしての魅力が高いので、改めてスポットライトを浴びせると輝いて見える……というだけでは説明がつかない。やっぱり「こういう方向に連れて行こう」という筋道が示されているので、「ついて行こう」という気になるのではないですかね。
 ジョブズがMacを作った時に「Bicycle」という名前にしようとして周りに羽交い締めにされて止められた、という逸話がありますが、Appleの中にはまだ、「人間の生活をよりよく拡張するマシン」というイメージが、ちゃんと共有されているんだろうと思います。
「その機械で何ができるか」
ではなく、
「あることをやろうとした時にその機械はどう助けてくれるか」
というような。
 台数やシェアを持ち出して危機を煽る報道は最初のiPhoneの頃からずっとあるのですが、依然としてそういう視点でスマホを作っているメーカーは(僕が知る限り)Appleしか無く、今年もそういう感じだったので、また1年安泰だと思いますよ。

posted by 犀角 at 15:12| ガジェット

2018年09月03日

「今日から我が家はSSD!」(by 財津一郎)


「歌うたう方が和夫、キビシー方が一郎」
と覚えていると、日常タケモトピアノのCMで一郎が歌うたうのをよく見るので間違えます。
 先日奥様が、

「あんなー」
「はいよ」
「R先生(鍼の先生)がノートパソコンを買いた」
「空襲警報!空襲警報!」

 座布団にしている防空頭巾を被って机の下に隠れます。

「通販で買うかお店行くかも決めて欲しいって」
「運命からは逃げられないのか……」

 以前、「iTunesでCDをリッピングする」という極端に高度な作業をお教えしたことがあって、「このひとはパソコン詳しいマン」というレッテルを貼られてしまっているらしい。
 その時触らせていただいた診療所のPCは確かに絶望的なもので、何が絶望ってOSがVista。
 いや確かに買い替えたほうがいいです。

「予算は10万」
「先生稼いでるんだからいまのは聞かなかったことにする」

 あたら貴重な人生の時間をじゃぶじゃぶ使って検索に検索を重ねる。
 識者諸兄姉からさほどツッコミが入らないようスタンダードな物の見方をして以下のような要件を考えた。

 ・15インチ級
 ・CPU Core i5-8250以上
 ・メモリ 8GB以上
 ・ストレージ SSD256GGB/128GB以上(HDDは×)
 ・FHD液晶 1920×1080
加えて
 ・Microsoft Office
がついてればなおよし。でもこれは無くても買える。

 上記でいちばん大事なのはSSDです。

 せんだって田中支店長から日曜夕方という単身赴任の彼が家族団欒できる貴重な時間であるはずの時間に電話かかってきたので「なんぞ」と訝しみながら取ったら、息子君と量販店に来ててパソコンの新調だと。

「いいか、とにかく『SSD』って書いてあるモデルを探せ。ほかの数字や記号はどうでもいい」
「えーっと……あったこれ、dynabook。東芝だいじょうぶなん?」
「あかん。でもどっかがビジネスごと買うからだいじょうぶ。
 よしそれだそれを買え」
「これ旧型の在庫処分だって。17万もする」
「あーたキャッシュで家建てた男でしょうが。細かい数字にこだわるな銀行員のくせに。
 いいからそれを買え」
「息子君が『こんなにいいの要らない』って……」
「馬鹿者PCのパワーはなんぼあっても足りるってことはないのがクルマや家電や家との違い。なぜなら進歩が早いから買った瞬間から相対的に遅くなり続けるからな。
 黙ってそれを買え」
「えー……まあそこまで言うなら」

 数カ月後。ご一家に会うと奥様が開口一番。

「あの時はおせわになりました! もう息子が学校から帰ってくるなりパソコン抱え込んで自室に籠もって!」

 ほら。
 こうして田中家の平和は守られた。

 そのぐらいSSDというのはだいじです。
 2018年にシステムドライブがHDDのパソコン売ってるってこと自体がギルティ、あるいはイービル。
 企業姿勢についていろいろ言われることもあるAppleですが、ノートPCだけでもすべてSSD(フラッシュストレージという表現ですが)にしてあるだけでも良心的だと思う。

 てな感じで、webだとカスタムできるので合わせてみると、

●DELL
New Inspiron 15 5000 114,300円 翌営業日出荷
https://www.dell.com/ja-jp/shop/%E3%83%87%E3%83%AB%E3%81%AE%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%91%E3%82%BD%E3%82%B3%E3%83%B3/new-inspiron-15-5000-%E7%A7%8B%E3%81%AE%E7%89%B9%E5%88%A5%E6%84%9F%E8%AC%9D%E3%83%A2%E3%83%87%E3%83%AB-%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%9F%E3%82%A2%E3%83%A0-ssd%E6%90%AD%E8%BC%89-office-h-b%E4%BB%98-%E5%8D%B3%E7%B4%8D/spd/inspiron-15-5570-laptop/smi3404spl5f04oo3ijp

●Lenovo
THINKPAD E580 123,984円 納期1〜2週間
https://www.lenovo.com/jp/ja/notebooks/thinkpad/e-series/ThinkPad-E580/p/20KSCTO1WWJAJP4/customize?#!

●富士通
LIFEBOOK WA3/C2をカスタム 165,971円 目安1週間
http://www.fujitsu-webmart.com/jp/webmart/!ui073?DAI_CODE=2603&WEB_STYLE=S_2603_00000001&SEARCH=kind%3D2%2C9%26series%3D1219

とまあこのあたり。
 こうして米中日3つ並べていると、『エリア88』でシン(日本人)が、マッコイじいさんに部品のメーカー日独米どれがいい?と聞かれて横で聞いてたフーバー(独人)とミッキー(米人)が喧嘩はじめて「日本製にするよ」と高いの買わされた故事を思い出しますな。
 あの頃と違うのはメーカー名ではどこ製かはさっぱりわからないし、どこ製かわかったとしても品質はさっぱりわからない、ってところかなあ。

 で、ヨドバシ梅田に3人で乗り込んでB1パソコンコーナーで実機に見て触れていただいていると、シュッとした店員さんに掴まって、でもこの人が話が超早い。
 先生気に入ったのはThinkPadだったようですが、即納品が無い。じゃDELL。InspironにRyzenのモデルがあって、Ryzen7で16GBで512GBSSDでOfficeH&B、みたいな。それで16万ぐらい。
 えらいコスパやな!
 つまりコンピューティング能力以外は付加価値ゼロのDELLらしい質実剛健マシン、画面も平凡で筐体もプラップラ、特筆すべきは変なキーボードで「む」とエンターキーをが変な形でくっついてて、「あこれつまり英語キーボード(の横長エンターキー)と穴が共通なのかな!」というようなコストダウン。でも会計用途ならイナフ。

先生「予算は10万円ぐらい」
奥様「6万円なんて6人患者さん診たら稼げるじゃない。1日よ。これ何年も使うのよ。速いとストレス無いよ」
先生「じゃそうする」

 ポイントを出し入れしたりDELLの延長保証を付けたりなんのかんのして、同じB1Fでマウス&マウスパッド、3Fに上がってインナーバッグを買って、ミッションコンプリ。グランフロント『函太郎』でお寿司奢っていただきました。

 何がいいたいかと言うと、
「お金持てば持つほど効率上げるデバイスや手段を手にしてもっと稼ぐ」
ってことです。
 いや違う、
「パソコン買うならSSD」
ってことかな。
 キビシーッ!

posted by 犀角 at 23:43| ガジェット

2018年08月21日

消せるボールペン「フリクション シリーズ」Pilot


http://frixion.jp/


 これ老眼にいいですね。

 僕最初これ出た時、
「インク文具というのは『消せない』から使うのであって、消せたら意味がなかろう。消すなら鉛筆でいいじゃないか」
と、どなたも思う感想を持ち、実際使ってみるとけっこうちゃん機能するのに驚きながらも、購入・使用には至りませんでした。
 とはいってもずっと王者・ジェットストリームシリーズ(三菱鉛筆)というのも飽きが来るもので、先日何の気なしに一本買って、使ってみたんです。
 で、上記。

 僕もマッハで書きたい時は滑りのいいボールペン系を好むのですが、まだもやもやしたアイデアなんかをこねくり回す時には、消せる鉛筆やシャーペンを使います。でも鉛筆系はインク系に比べると、コントラストが低くて、ちょっとだけ見づらい。
 そんな時にフリクション。
 コントラスト高くてクッキリ見やすくなりつつ、消して書き直して、が容易。
 これは中高年用じゃないか!

 また、店頭眺めてますといまは蛍光ペンタイプや色鉛筆タイプもあって、そういうのは便益わかりやすいですね。「ここが大事」と思って線を引いて、見直してみるとさほどでもない、ってことは多いです。

 もちろん「ペンで」と指定されてる時用にジェット持っていくのも必要なのですが、最近わりとお気に入りで、3色タイプでチマチマくだらなーいことをルーズリーフに書き留めております。

 おれ昔からこのこと自体が好きで、これを元になにかしようとかあんまり思ってないんだなあ、とか思いつつ(笑)
posted by 犀角 at 00:00| ガジェット

2018年08月20日

モバイルバッテリ「Anker PowerCore Fusion 5000」Anker





 モバイルバッテリはずっと前に買ったSANYO製(!)のエネループKBC−L2Bを大事に使ってきました。使用頻度が少ないから劣化も感じられず、容量も5000あっていまでも十分。
 ……なのですが、問題はいざ使う時の充電に専用のACアダプタを使う点、ということは旅先に持っていくと

バッテリ、バッテリの充電器、iPhoneの充電器、ケーブル

が必要になります。
 このモデルはコンセント直挿しで充電ができ、ケーブルで充電先(たとえばiPhone)を繋いでおくと、スルーしてそちらを先に充電してもくれます。(残念ながらバッテリと同時充電ではないですが)ですから、

バッテリ、ケーブル

で済む。これが使ってみるとなかなか便利です。
 同社にはほぼ同価格で倍の容量のモデルがあるのですが↓



当然こちらには充電システムはなく、PCや別充電器からUSBケーブルを介しての充電になります。
 まあこのモデルiPhone8なら4回チャージできるほどの容量なので、1泊やそこらなら(バッテリへの)チャージは諦める、という手もありますが、どちらの運用で行くかはお好みで。


 バッテリ、リチウムイオン電池の性能&価格容量比もジリッジリッとは上がっていますが、なんかこのへんで一発、
「これまでの5倍!」
みたいなブレイクスルーが欲しいところですね。
posted by 犀角 at 00:00| ガジェット

2018年08月16日

SSD換装


 Amazon Prime Dayっていうの、あれは良くないね。
 ついつい、「ま、今度で」と思っていたモノが、1000円2000円単位で安かったりすると、ポイと買ってしまいます。

 今回はちょうど換装時期(ストレージはだいたい空きが10%を切ったら交換の目安)だったSSDをば。モノはベストセラーのこれ↓「Crucial MX500」シリーズ。

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B077PPN5NN/ref=oh_aui_detailpage_o09_s00?ie=UTF8&psc=1

 約倍増の500GB、もちろんシステムドライブ用なのでクローン・コピーが必要です。そちらもド定番の「EaseUS Todo Backup Free」
https://jp.easeus.com/backup-software/free.html

 やり方はこちら↓
 ソース/ターゲットを選択する時のUIがちょっと間違えやすくて僕も一度失敗しました。パーティションではなくドライブ(のチェックボックス)を選ぶ、のがポイント。
https://tarelife.com/clone-ssd/

 しかしブート用のCD-RとかUSBメモリとか作ってた頃に比べれば楽さ無限大ッス。一番面倒なのは配線の付替え、てな感じで、正味1時間もかかりません。クローンなのでまったくさっきと同じシステムが動いています。

 まさかこの2018年夏にシステムドライブがHDDのパソコンをお使いの無用な忍耐力の持ち主は、このブログをお読みの方にはおられまいと思いますが、もし万万が一おられましたら、今すぐにでもSSDに換装なされ。
 ぜんぜん違うよ。ダイヤルアップISDNとADSLぐらい違う。

 ということで、予防措置的な換装でしたのでなんーにも変わらず、増えた容量も別に使うあてがあるわけでもなく(データドライブは別に3TBのHDDがあります)、そもそも元がSSDだったのでスピーダップも(体感では)無く、感動は薄いのですが、まあ、よかったです。
 Amazon Prime Dayのおかげ?

 ちなみにウチの家族もDELLのデスクトップで「HDDのスタンダードモデルを買ってSSDに換装する」(それでも安い)を繰り返してるため、Crucialのこのシリーズがいま家に4枚ぐらいある(はず)。

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2018年08月05日

老眼鏡


 先日「サングラスを買った」とお伝えしましたが
http://rakken.sblo.jp/article/184077132.html

 その時一緒に遠近両用メガネも買いました。老眼鏡って言うな。

 いや老眼は怖いよ。
 ある日突然来る。
 正確には突然気づく。
 こんな気付きは神様から与えてほしくない。

 元々ド近眼なもんですから遠く見たあと突如近くを見ると、あるいはその逆をやると、わずかな時間見えにくい、のはいつものことで、気にしていなかったんですが、なんかどうもその調節が長い。
 加齢によって焦点距離合わせに時間が掛かるようになるんですな。

 で、ある時、無意識でパッ、とメガネ(もちろん普通の近視用)をむしり取って目を近づけるとピタッと焦点が合う。
 あこれ時間掛かるだけじゃない、近くに焦点合わないつまり老眼だ。

 がーん。

 以降、メガネを下にズラしたり上にズラしたり、目を近づけたり遠ざけたり。他人のを見るよりも不便ですねえ。
 特に紙に鉛筆でイラスト描く時とかキツい。だいたいのあたり取るところまでは一緒なんですが、ディテール詰める時に棟方志功先生みたいに紙にへばりつくようにして(メガネOFF)描いたり。
 それでもすぐ遠近両用を買わなかったのは、視力というのは変化する時は崖を落ちるように変化して、あるところでちょっと落ち着くのです。近眼の時がそうでした。だもので安定するまで待つ。
 で、ちょうど免許の更新で、サングラス作って、これは遠距離用に1.0でビタッと合わせて貰って(これで手元見ると何も見えない)、ついに念願の遠近両用。

「お客様の場合は中近両用ですね」
「そうですか」

 呼び方はなんでもいいです。とにかくPC作業(70cm先ぐらい)から手元(30cm先ぐらい)までをカバーする。
 結構めんどくさい視力チェックが、普通の近眼用よりも長い時間・多数のパターンで行われまして、できあがり10日後。

 おお遠くも見えるし近くも見えるわ。
 すごいな、境目とか全然無いのに。

 仕掛けとしては簡単なことで、つまりレンズの上の方は度が強く、下の方はゆるく入っているのです。だから下の方を使って遠く見るとだいぶ見えない(裸眼よりはマシ程度)。
 ということで、見たいものがその距離のスイートスポットに入ってないとボヤーンとしてて、それはつまり近くを上で見ても遠くを下で見ても起きるので、なかなか慣れるまで時間掛かりそうです。
 まあでもこういうのにアジャストするの、人間うまいですからね。掛けてれば慣れるんでしょう。

 光学技術すごいなあ、と感心したり、
 近眼みたいな多くの人がなるものをまだ撲滅できんのか人類は、と憤ってみたり。

posted by 犀角 at 00:00| ガジェット

2018年06月23日

デュアルリスニング・イヤホン「STH40DJP」SONY




 イヤホンでありつつも周囲の音が聞こえる「Xperia Ear Duo」(もちろんSONY)の簡易・有線版。そちらのスタパ齋藤さんのレビュー↓
https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/column/stapa/1121511.html



 ウチでBGM聞いて作業してますと、スピーカーで聞くと真っ昼間からプリキュアの曲がエンドレスでいつまでも流れてるファニーハウスになり、イヤホンで聞くと嫁さんが駆け込んできて叫ぶ「ハルカスで北海道展やで!」が聞こえません。
 これなら音漏れもしない上に外の音もちゃんと聞こえるそうで、いいな、と思ったのですが3万円。高い。
 と、思ってたら、有線版が7000円前後で出る、というので人柱。

 肝心の「デュアルリスニング」はいいかんじです。
 楽しめる音量で音楽聞いてても呼びかけが十分わかりますし、逆にちょっと大きめの音量にすれば、環境音は以外に音楽の邪魔しません。考えてみればスピーカーで聞いてる時だってそうですよね。
 使ってみれば「あ、なるほど〜」という感じです。

 ただし、まず迷うのが、「いつ・どこで使うか」です。

 前提として僕は普段「AirPods」(Apple)を使ってて無線独立型に慣れ切ってしまっており、もう有線には戻れない身体であることを再確認。(その話↓)
http://rakken.sblo.jp/article/178176249.html
 しかも耳への装着が、耳たぶを引っ張ってくびれに通す、みたいな、ヘッドホンはもちろん、普通のカナル型イヤホンよりもちょっとひと手間。なので据え置きの音源に挿して使うのも若干使いづらい。(装着してしまえば装着感はなかなかいいです。耳の穴塞がないっていうのは快適なんですね)
 では、ということでスマホに挿すと(最近イヤホンジャック無い機種も増えてますが、挿せたとして)結局離席するときにはスマホの方を電源から抜き差ししたりせねばならず(だいたい無線充電持ちでもないかぎり)それも面倒。
 いちばんいいのは往年のiPod nanoのような小さなポータブル音源に挿し、耳にも入れっぱなし、だと思うのですが……そうすると一日中そんな姿か?
 やっぱり時代は基本無線ですねえ。

 ということで、ピンポイントで「ここで使うと良さそう」というイメージが湧かない方にはおすすめしずらいかなあ。
 たとえば長時間の電車通勤・通学があって、でも今までは外で耳塞ぐのが怖くてイヤホンを使えなかった方、とか。
 あとはお若い方ならオナニー用(笑)
 艷やかな音声を堪能しようとイヤホン・ヘッドホン掛けてますと、おかんの襲来にビクビクますでしょう?
 これなら大丈夫。階段上がってくる足音が聞こえます。
 部屋に鍵かけなさいよ。

 ま、シーンはご自身でお考えください。
 この商品のキモは「音は集中して聞くもの」というイヤホン・ヘッドホンの常識いや先入観に真っ向から異を唱えたコペ転(コペルニクス的転回)っぷりであり、そういう場合、人間の想像力の方が追いつかないものです。
 むしろ今までイヤホンを使ってなかった人の方が、いい使いみちを思いつくかもしれませんね。

 音質は意外に良いですよ、言うてもSONYの5000円オーバーなので、安物のBluetoothイヤホンなど歯牙にもかけない。
 下は出ませんが中音はクリアーで、まあ「鑑賞」に耐えるかと言われれば厳しいですが、BGM用途としては十分です。
 耳のリングのハマり心地は人によると思います。僕3サイズともパッとしないので、形がフィットしてないっぽいです。

 多少強引かもしれませんが、「デュアルリスニング」がやりたいだけならこの形状じゃなくても、普通の形で耳に突っ込むことにして、どこかにマイクつけて環境音拾って本来の出力に混ぜて出力すればいいだけですよね。というかノイズキャンセリング系って今でもそういう演算を散々やってるはずなので、技術的には簡単ではないかな。原理上どうしても遅延出ますが、おそらく今の技術ならごく僅かだろうし。

 ともあれおもしろい商品です。
 無線型が安くなれば、一大勢力を築きそうな気もします。
posted by 犀角 at 14:05| ガジェット

2018年04月16日

iFaceのケースと車載ホルダ





 最近、弟にモノもらってばっかりなんですけど。
 iPhoneXにしたので7用のケースが不要になった、てなことで上記のこれを貰いました。街でも量販店店頭でもよく見かけるiFaceです。

 見かけも現物もゴツいし値段は高いし、いくら頑丈そうで安心感が高いとか、デザインがなかなかちょうどいい感じで使いやすいとか言っても……と半信半疑で、しかしモノはなんでも使ってみないとわかりませんから、使いはじめてみたらアラ不思議。
 このぶ厚さがちょうど手に馴染む。
 背面がわずかにカーブしている点も名機3/3GS系を思い起こさせて懐かしい。
 グリッピーなサイドはホールドの安心感を、つるつるの背面は見栄えと手触りの良さを提供。ボタン類のカバーもよくできてて、操作感をスポイルしません。

 ちなみに7用を6sで使っていて、カメラ部はカタチが合ってないんですが、写真は問題なく撮れます。(フラッシュにちょっと掛かってるのでフラッシュ多用する方は注意)

 7用なので中に鉄板が仕込まれており、車載マグネットホルダも使えます↓



 ちょっと磁力的に物足りないかな、という気がせんでもないですが、磁力着脱の簡便さは秀逸。スマホを取り付けてない時のさり気なさもありがたい。

 僕のクルマは先代(DE)マツダ・デミオですが、センター右のエアコン吹き出し口を180度回して設置すると、誂えたようにジャスト・インストール。見やすさ操作しやすさ着脱しやすさ他の機器の邪魔しなさどれも完全。

 ただし200gになんなんとする金属の塊を、事故を起こせば間違いなくすっ飛んでくる場所にゆるく置いておく、というのはスウェーデン人やドイツ人なら激怒して絶交されかねない非人道的所業なので、購入・設置は@ヨワオウンリスクで。

 8/X系だとワイヤレス充電と両立しないのが残念でしょうが、まあ遠出の時だけ車載する、という運用なら着せ替える手もあります。

 売れてるだけのことはある、という品でした。
 見た目ではわからんねー。使ってみんと。
posted by 犀角 at 15:46| ガジェット

2018年02月25日

Windows10 1709 失敗


 ちょっと聞いてくださる奥さん。
 またWindowsUpdateの奴。

 齢70前にして縱にパーソナル・コンピュータを使いこなすマイ・マザーがある夜
「ここから先に進まない」
と言って画面を見せるのですが、そこには
「TrendMicro Internet Security 2009をアンインストールしてください」
みたいなことが書いてある。
 そのPCは2016に買ったもので、もちろんトレンドマイクロのソフトウェアはインストールもしてないしプリインストールもされてない。念のためコンパネ開いて確認してももちろん出ない。
「あ、これあかんやつや」
 翌日夜独りでその問題に立ち向かったのですが、ググると出るわ出るわ。ご参考↓

・Microsoftのコミュニティ
https://answers.microsoft.com/ja-jp/windows/forum/windows_10-update/windowupdate-1709-windows-10-fall-creators/64b7532d-6d3b-43d7-951a-8b4e6414886a
・トレンドマイクロのコミュニティ
https://ja.community.trendmicro.com/tm_jp/topics/windows-update-1709

 結論から言うと(おそらく)
「トレンドマイクロ社製の古いファイルがあると問答無用で弾かれるので、なにからなにまで削除する」
というのが対応方法でした。ウチの子も、歴代のマシンから持ち越してきた古いファイル・アーカイブの中に、なんとなくそれっぽい設定ファイルみたいなのが残っていたので(もちろんインストールなどはしていない)、それを消すと通った。

 Microsoftが互換性チェックを掛ける時に、なんの弾みか「トレンドマイクロのファイル全部」という粗っぽい設定をしてしまったような挙動です。だからたぶんMSが原因。
 なんですが、トレンドマイクロの方も旧製品のアンインストールに専用ツールを用意していない、など若干不親切。(ちなみにMcAfeeだとどんなヴァージョンでもゴリゴリ消してくれるツールがわかりやすく置いてある)
 どうやるかっていうと最新の製品のインストーラーを起動してシリアル入力前で止めると管理ツールみたいなのが解凍されてるので、それを使え、っていうんですけど、その前に今インストールしてあるセキュリティソフトをアンインストールしないとそこに辿り着かない。そのマシンにはカスペルスキーがインストールしてあったのでわざわざアンインストールして再起動かけて……キー。

 そこで萎えかけてこの「1709(Windows 10 Fall Creators Update (RS3) )をメディアに落として上書きインストールしちゃうと結構通る」という話を見かけたので、ここから↓

https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10ISO

 ダウンロードしてDVDに焼いた、までは良かったのですが、そのマシンはメーカー製なもんだからBIOS画面への入り方がわからない(笑)
 webでマニュアル見てF12連打して入ったら今度はどこをいじるとブート順変えられるかよくわからない(笑)
 なんとかDVDドライブから起動してくれてインストール画面らしきものが立ち上がったと思ったら「ドライバが無い」と怒られて進められない(笑)
 頓挫。

 初心に戻って上のようなスレッドを観つつ、
Vbuster
TISPro
といった文字列で検索したりして(ウチにはその2つは無かったですが)とにかくフォルダの位置関係などからトレンドマイクロの関係者だと思われるファイルを一掃したところ、何が効いたのかよくわかりませんでしたがとにかく通りました。
 苦闘3時間半。

 わたしもMicrosoftとの付き合い長いですがビッグアップデートでこういう問題の放置はあまり記憶になく、なんというか、憤りとかの前に驚きました。
 もちろん「アップデートできない」はもう年がら年中起こってるわけですが、こういう大きな時はなんとかしてたような印象があるのですが……

 というようなことです。
 最近PCの愚痴を言う時のいつもの言葉で締めましょう。
「そら若い子PC使わんわ」
 悪いのは若い子じゃなくて「スマホより断然使い勝手がいい」ということを提示できないMSだと思う。
posted by 犀角 at 17:52| ガジェット

2017年11月02日

USB-C MagSafe風 マグネット MacBook




 USB-Cケーブルの先端にアダプタを付けて、USB-C端子の方にも小さなアダプタを付けて、その二つをマグネットでカチーンと合わせる、そういうブツです。(画像はケーブルになってますが、僕の買ったのはそういうの。ケーブルは別、というか元のをそのまま使う)
 普通の方には「ほら、電気ポットや卓上IH調理器のマグネットで抜けるコードあるでしょ? あれ」とお伝えした方がいいですが、ノート型Macをお使いの方には一言「MagSafe風」。

 MacBookが今の形になって、
「やった! 1kg切り!」
「画面が16:10! わかってらっしゃる!」
などと喜び勇んで買ったんですが、なにが不満かって外部端子がUSB-C1つと3.5mmイヤホンジャックのみ……ってことではなくて、そのUSB-Cに電源ラインを「直接挿しこまなければならなくなったこと」です。
 これが今まで上記「MagSafe」で機嫌よく快適に10年過ごしてきた身にはほとんど耐えられない。
 Appleには珍しい「使い勝手の決定的な後退」で、これほんと今からでもなんとかして欲しいです。端子や規格はUSB-CでもUSB PDでもなんでもいいんですが、とにかくMagSafeを返して欲しい。
 無敵のジョナサン・アイヴもこのデザインで決定する時は酔っ払ってたか、あるいは彼はノート型パソコンを持ち歩いたりしない人なのかもしれません。

 ホント何とかして。

 と星に願うと、つまりそれは全世界1億人のノート型Macユーザー全ての願いなわけで、オットリ刀で有象無象が次々にMagSafeモドキを作ってくれる、そんなステキな世の中になりました。もうクラウドファンディングすら話が遅くて間に合わないぐらい。
 2年ほど経って、もういい加減品質も安定したろうと思い、Baseusはマグネット製品をいくつか出してて評判もいいので、1つ所望してみました。

 結論から言うと微妙です。
 ゆるい。

 電気はちゃんと流れてるので充電は順調にできるのですが(これすら怪しい品が多いそうです)、なんせ磁石で付いてるだけなので、ちょっとしたこと、たとえば手が当たったとかスライドさせたら置いてたカップに当たった、という程度で外れます。
 もちろんバッテリがあるので何も困ったことは起きないのですが、ポロポロ外れると気を遣うではないですか。
 本家のMagSafe特に2は物理的に本体側にちょっと噛むようになってまして、そういうちょっとしたことでは外れません。磁力も絶妙でこれよりもうちょっと強いけど引っ張ったらすぐ外れる感じ。
 とはいっても、とりあえず希望していた機能は果たしてくれ、端子側出っ張りも最小限でスリーブに入れる時の邪魔にもならず、「まあいいかな」という感じです。

 Appleに於かれましては次の筐体チェンジ(あと2回つまり2年ぐらいはスピードバンプのみかなあ……)の機に本当に本当になんとかしていただきたく。
 どのぐらい切実かというと、もし「MacBookは薄さ的に無理だ、MacBookProなら考えなくもない」というのならMacBookProに買い換えてもいいぐらい……という淡い希望は先日のMacBookProのフルモデルチェンジ時に打ち砕かれたんですけどね。
 いいアイデア無いなら湧くまで電源線を専用かつMagSafeに戻して。
 それは退化じゃない、「過ちては改むる」ですよ。
 憚ること勿れ。
posted by 犀角 at 00:43| ガジェット

2017年10月30日

コンセントタイマー「WH3111WP」パナソニック




 極めてローテクながら現在でも使いどころのある物品。

 奥さんの居室にオイルヒーターが一台あるのですが、オイルヒーターというのは立ち上がりが遅いもので、起きてからスイッチを点けるとなかなか暖まらなくて仕方がない。
 ならば、ということでこれを使って物理的に入タイマー。
 操作方法は間違えようもなく、何時間後に入れたいか、ダイヤルをその数字に合わせるだけです。12時頃就寝して8時に起きたいから7時ぐらいからは点いて欲しい、なら7にセット。
 わかりやすくていいですなあ。
 これですよこれ。真のUIてのは。
 制御する機械のコンセントの挿し方、というこれもまた間違えようのないUIによって切タイマーにもなります。
 残念ながら切・入両用にはならないので、「寝入りばな1h点いてて起きる前1hからも点けたい」というのはできません。

 このモデルは1mのコード付きでダイヤル部分を手元に持ってきやすいタイプですが、他にもコンセント直付け型、あるいはタイマーが3hもの、色が黒、いろいろあります。
 祖業ともいえるコンセント周りグッズに掛けるパナソニック(言うまでもありませんが二股ソケット屋ですよ)の意地は見ていて清々しい。

 実はそのオイルヒーター、デロンギのでちゃんとあのピン倒し式24hタイマーも付いては居るのですが、あれピンが小さくて面倒な上に24hずーっとジリジリ小音がする(機構上あたりまえですが)。
 あ、上記タイマーは音かなり小さいです。オーブントースターのアレとか思われるともっと小さい。寝室でもよほど神経質な方でなければイケると思います。
 まあデロンギのブツ買うとフェラーリもアルファロメオも買う気無くしますよ。UIがわけわからんわ筐体錆びるわ。中でサーモスタットの青い火花散るのが見えるんですよ隙間から。もうちょっとさあ。
 性能はいいんですけどね。

 他、扇風機やこの季節活躍しはじめる電気カーペットの類など、それぞれタイマーはあれど意外に操作が面倒だったり、操作部に手が届きにくかったりして使いづらいことも多いものです。またお年寄り・ちいさなお子様にもわかりやすいUIで使いやすいですね。
 いきなり電気切っちゃうので、電源OFF後もごちゃごちゃやるエアコンやパソコンなどにはもちろん不向きです。ご注意をば。

 アナログ最高。
posted by 犀角 at 04:02| ガジェット

2017年10月25日

「シリコンマット」下村企販




 今日はキッチンウェアのご紹介。
 ステンの調理スペースで樹脂のまな板が滑りませんか?
 そんな時にはこれ。
 シリコンでできたマットです。
 シンク側にはピタッと吸着、表側には適度な摩擦係数でまな板も滑りません。熱にも強くて火から下ろしたお鍋をドンと置いてもだいじょうぶ。糸底の粗いお皿なんかをシンクに置いて「傷つかないかな?」なんて心配もご無用です。
 汚れても布巾や濡れキッチンペーパーでサッとひと拭きでとても綺麗。週一ほどで洗剤で洗えばカビや水垢とも無縁です。
 わたしこの前はゴム系のメッシュになってるすべり止めマットを適当なサイズに切って使ってたのですが、形が複雑なので汚れが入り込んでカビたりぬめったり、大変でした。いまパラダイス。

 キッチンでなくても、工作や手芸などの趣味でも下敷きとして使えそうですね。
 いろんな会社からいろんなサイズや柄が出てますが、だいたい「シリコン」て書いてたら似たようなもんだと思います。

 ちょっとしたものですごく捗る、という典型例です。
 おすすめ。
posted by 犀角 at 02:06| ガジェット

2017年10月08日

ワイヤレス・サイレント・マウス「M590」Logicool




 使ってたマウスがチャタり始めたので、新しいのを。
 条件はサイドボタン付きで、できればワイヤレスで、手馴染みのいいもの。
 最後が厄介で、こればかりは現物摘んでみないとわからない。その面では以前使ってましたMicrosoftの通称「社長マウス」(Wireless IntelliMouse Explorer)



以来、わりとマウス難民と化してます。いろいろ使ったのですがどうもしっくりこない。しっくりこないから、壊れたり調子が悪くなったら「同じもの買い替え」ではなく違うのを買う。
 ということでそれ以来5個目か6個目か……です。
 店頭で触ってみて「ああ、まあこれなら」という感じで。

 安価なモデルなのでサイドのラバー風塗装はすぐ剥げてきそうですし、ホイールの回転はもうちょっと重い方が好みですが、ポインティングの正確性とワイヤレスの信頼性はここ数年非常に向上していて、文句なし。上述のマウスの頃は、触った瞬間、つまりスリープからONになる瞬間がやっぱり鈍かったもんです。慣れもしましたけど。
 電池持ちも最近は忘れるぐらいいい。

「静音」マウスやキーボードが流行ってて、まあ僕は家で使うものだしどっちでも、という感じで特に意識してなかったのですが、使ってみると結構いいですね。
 カチコチ音も言ってしまえば騒音なので、無ければ無いに越したことはない、という感じ。無理して積極的に選ぶほどではないけど、あれば否定するほどではない、という感じです。
 それによるスイッチのタッチの劣化(たとえばぐにゃっとする、とか)もほとんど感じません。

 2台のPCをシームレスに繋げられる機能があるのですが、試してません。2台のPCなら2セットのキーボード&マウスを用意した方がたぶんいいです。『FFXI』やってた頃にいろいろトライしましたが、結局それが一番でした。いまは技術が進歩して違うかもしれませんが。

 ロジに限らず、いまマウスは本当に消耗品なので、耐久性はわかりません。
 見るからに無さそうです。
 でもまあ価格もリーズナブルだし。
 次?
 いいの無かったらこれで、ぐらいの気に入り方です。
 キーボードはリアフォやリベルタッチのような高耐久オーソドックス機があるのに、なぜマウスには無いのか。いやあるんですかね、知らんだけですかね。
 ゲーミングデバイスから撤退する前ぐらいまでの、往年のMicrosoftは良かったですね……

 色は赤やグレーもありますよ。

posted by 犀角 at 00:00| ガジェット

2017年09月27日

電動ドリルドライバー「DF330DWSP」マキタ




 はいDIY男子が腰に備えるネイキッド・ガンといえばこちら。電ドリ。
 わたしも長年憧れていたのですが、買うと1万円だし、毎回大物IKEA家具組み立てたって20本やそこらですから「まあいいか…」とスルーし続けてきました。
 が、ピクチャーレールをキッチンパネルにネジ止め、となると手では下穴錐が到底入らない。
「これはもう電動ドライバーやな!」
 この、やっと「買う理由」を見つけた時のモノ好きの爽やかな笑顔といったら。

 しかし初めて買うものなので右も左も分からない。いろいろ調べると、
・ドリルドライバー
・インパクトドライバー
・振動ドライバー
という三種類があるらしい。
 ドリルドライバーが普通のネジ締め・ドリル兼用。インパクトはある一定トルクで回転方向に衝撃(インパクト)を与えて、強力にネジ締めするタイプ。ログハウスとか組む時はこれ。振動は前後方向に振動を加え、強力に掘り進んでいくタイプ。コンクリ掘るならこれ。
 つまり小物DIYならドリルドライバーで良いようです。

 さて次はパワー(サイズ)。
 これはどれだけの電圧、ボルテージが供給されているかでmaxトルクが変わるようで、電圧によってクラス分けされています。
 ご参考・マキタ↓
https://www.makita.co.jp/product/li_ion/index.html
 たとえばIKEAのそこかしこで「ご一緒にドリルはいかがですか?」と売られてる1500円のモデル、あれ3.6Vであれが最小クラス。上は18Vの2丁掛けまで。
 だいたいプロが使うのは14.4V〜、DIYでなら7.2V〜という感じのようです。小さいのは手軽でいいのですが普通にトルク不足な局面が出てくると。

 そしてメーカー。
 これはもうネットを斜め読みしてプロのご意見を伺うしかない。
 Pana、RYOBI、BOSCH、B&D(ブラック・アンド・デッカー)と百花繚乱の中でもプロの信頼が厚いのは日立(工機)とマキタ。
 よしじゃあマキタで。
 という流れで選んだのが上掲のモデルです。
 さすがプロの道具、と思いましたのがこれ同じモデルで「本体のみ」「本体+バッテリ1個+充電器+ソフトケース」(これが上記)「本体+バッテリ2個+充電器+ハードケース+ホルスタ」の3パターンある。
 買う時間違えないでくださいな。



 兄弟機に030というモデルがあって、こちらは六角ビットしか使えない代わり若干安くて軽いモデル。330は「キーレスチャック仕様」という、ビットくるくる回して締め付けるタイプなのでいろんなビットが使えます。



 ビットはAmazon先生の言われるがままに



 そして保険としてぜひ同時購入をオススメしておきたいのが、ネジ頭を舐めた時用のビットセット。



 いやわたしアホですから、ドライバとビットが届いた時点で嬉しがって試運転・慣熟訓練もそこそこに本番ネジ回したんですよ。そしたらあーた途中まで良かったんですが、キッチンパネルの向こうにさらに合板かなにかあって、これが固くてちょっとトルク強めに掛けたらあっという間に舐めちゃった。
 あー。
 ということでこれをすぐAmazonでポチして作業は翌日。
 これ凄いですよ、説明書通り作業するとちゃんと舐めたネジが抜けました。ぜひ同時購入で。
 その後はちゃんと下穴を大きく・長めに開けて、ゆっくり本ネジを進めていく、という感じで無事3本ねじ込めまして、ウソのようにピタッ、とピクチャーレールが付きました。
 ばんざーい。

 電ドリすばらしいです。
 この自分の能力が高まった感。
 これぞ文明の利器。
 なぜもっと早く買っておかなかったんだろう、と頭抱えて後悔するレベルです。
 コロンビアに農業指導に行った恩師によると、コロンビアの男たちは皆マチェーテと呼ばれるナタ型小刀を腰に差すそうですが、われわれコンクリート・ジャングルに生きる男たちのマチェーテこそ電ドリ。
 あるいは「オレのはコルト」「S&Wに決まってるだろう」などと愛銃を自慢し合う西部の男たちを羨む必要はもう、ありません。
「オレはマキタ」「わしは日立」
とビット交換の手際を競い合えばいいのです。
 実際作業してわかったんですが、ホルスタ、あれ便利だと思いますよ。手回しドライバーならそのへんへポイと置けるし、高所作業でもポケットに突っ込めますが、電ドリぐらいの質量になると、腰のホルスタにぶっこむのが一番合理的っぽいです。カッコのものじゃないんですよ。さすがプロの道具。

 どうすか電ドリ。
 一家に一台。
 いやホントに。

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2017年09月25日

スマホ車載ホルダ「Easy One Touch 2」Smart Tap




 ワタクシのRBオデッセイ、11年めの車検明けでございまして、メーカーオプション・ナビの地図が古うございます。3年めの車検の時に無償書き換えが1度できるので、それをやったきりつまり8年前の地図。
 ナビあんまり興味無い方は驚かれるかもしれませんが、実は道路ってめちゃくちゃ変わるんです。も8年も前といったら明治時代の地図見てるのと大差ないといっても過言ではない。いや過言。
 奥さんとまだおつきあいしていた頃、彼女のお家まで新しいバイパスがバーッと通ってるのですがこれが地図に乗ってなくて、オデッセイで往復する時はいつも田んぼの中を突っ走ってました(念のため、ナビ画面上で、ですよ)。

 幸いホンダのweb見ますとこのナビはまだ書き換え(新しい地図)に対応してて、税込1万6200円でやってるのですが
http://www.honda.co.jp/navi/versionup/makermodel/inter/fop/index.html#F11
地図書き換えだけに1万6200円、なぁ……という感じですよね昨今。
 そう感じてしまう理由はそうスマホ。
 多数のナビアプリがしのぎを削り、もちろんGoogleMapもApple純正品もなかなかのもの。
 そもそも先日の小豆島旅行の際にも書きましたが
http://rakken.sblo.jp/article/181112918.html
運用上、スマホをナビに使った方が便利なんですよね。

 ……と、前フリ長いですがつまりはスマホホルダを探しました。
 こういう時Amazonと楽天は役に立たん。
 いっぱい候補出過ぎてわからん。
 あれかなこれかな悩んでるうちにシンクロニシティ、スタパ齋藤さんの記事が出た。
http://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/column/stapa/1058220.html
 ありがたい。
 これ参考にさせていただいて、上掲のモデルを買いました。

 記事にありますように欠点から言うと、多少おおげさすぎます。
 RBオデッセイの場合、メーカー純正ナビ画面がずいぶん奥まったところに画面があるので(ディーラーナビだと突き出す)その凹みに設置したのですが、当然それ越しに画面はかなり見づらくなりますし、その横に時計あるのですがこれも見づらい。
 なによりの美点は可動範囲の広さで、かなり変則的な付け方だと思うのですが無事非常に見やすい場所かつ他の運転操作の邪魔にならない場所に設置できました。
 押し付けで一発固定、リリースラッチを両側から挟み込めば一発解除。
 これもとても使いやすいです。
 吸盤はどうしても経年で取れてきますが、ウチの場合はかなりきれいな平面がフラットめに取れているからか、ぜんぜんガッチリ。このへんはお車ごとの設置箇所によって随分違いがあると思います。やっぱり垂直に近い方が厳しいと思う。

 車載ナビは、オンダッシュタイプ(いわゆるPND)ですともはや2万も出せば5インチでちゃんとしたのが買えるのですが、これだとスマホと変わらんし、インダッシュタイプだと工賃掛かるので安くても10万コース。
 悩ましいところです。
 スマホの方が使い勝手いいよね……
 もちろんインダッシュタイプには多彩なAV機能がありますが、音楽も最近はスマホから流した方がてっとり早いし、ラジオやTVやDVDは見ない人には意味がないし……まあバックカメラのモニター機能はスマホではできん芸当ですが。
 マツダ車みたいに最初から造り付けてあったら諦めもつきますが。

 ということで過渡期だなあ、と思います。
 過渡期は工夫で乗り切れ。
 スマホと車載ナビとの融合、誰か天才的アイデア出してくれませんかね。
posted by 犀角 at 00:00| ガジェット