2018年05月31日

映画「犬ヶ島」 監督:ウェス・アンダーソン


http://www.foxmovies-jp.com/inugashima/

 面白かったです。
 ストップモーション・アニメ。
 犬を助けに行ったら、犬に助けられた話。

 奥が監督のファンで、引きずられるようにして前作『グランド・ブタペスト・ホテル』を観まして、なかなか良かったものですから、今作も。
 独特のテンポ、感傷的な場面でも演出過多にならずCoolなところ、個性的なキャラと脱力ギャグ、次の展開が読めないところ、そしてなにより映像の凝り方。
 ストップモーション・アニメやクレイ・アニメには、3Dアニメにはない「圧」がありますね。

 今回は舞台が「20年後の日本」ということで、我々日本人としては「おっ、受けて立ちましょう」とニヤリするものですが、見事に頷ける。違和感なし。
 絵面だけではなく、舞台の社会性やキャラクターの人間性もとても日本的。たとえば、主人公を助けるヒロインは交換留学生のアメリカ娘で、Wikipediaには「ホワイトウォッシュだ」という批判もありますが、いやいや、彼女の活躍を我々が観ると、
「いや、こういう化外の者(=立場の無い者)でないと、こういう言動・行動はできないのよ、日本では」
 むしろ監督の見識スゲー。
 脚本チームに日本人(らしき漢字のお名前)がおられるようで、その方がある程度は整えたにせよ、見事なものです。
 元々クロサワやミヤザキが大好きな御仁らしく、日本という異文化に対して雑な扱いがないのが嬉しいですが、その分、自動的に辛辣にもなります。
 犬ヶ島の打ち捨てられ方は、胸に痛い。

 リアリティ一辺倒ではなくて明らかなパロディもちょいちょい混ぜてあって、そこも楽しい。
 お寿司を調理する場面が挿入されるのですが、魚介の切り方とかめちゃくちゃで(笑)それはもちろんわざとで、そういうこと=たとえば築地のセリを、たとえば「すきやばし次郎」を、過度に神格化する欧米セレブリティを軽く揶揄しつつ、「たかだかそんなこと」に血道を上げる日本人の凄さとバカバカしさを同時にサラッと表現している。
 冒頭、少年3人が見事な和太鼓を披露するのですが、3人とも微妙に色白のぽっちゃり体型で、年嵩の日本人が特に好む「男の子」の原型──金太郎さんのような、近所の子ども相撲チャンピオン──を直撃しており、えっ監督なんでそんなことまでご存知なんですか、と。

 といって日本フィーチャーすぎず、テーマは普遍的。悪人よりも怖いのは暴走官僚機構だ、とかね。
 兄が弟に自分の役割を継がせるところなんか、泣けますね。

 脚本は非常に鉄板で、危なげがなく、言い方は悪いのですが「勝ちに来た」のかなあ、などと穿つこともできます。でももしそうであったとしても、この公式webをご覧になればわかるとおりの濃さ、到底普通にファミリー層に諸手を挙げてオススメ、とはいきません。
 なんででしょうね(笑)
 いや、ファミリーでご覧になってまったく問題ないですよ、でもこれ観に来るぐらいならコナン君観ちゃうだろうなあ。
 もし同じ脚本で、日本人のアニメーターがアニメ作品を作ったとすると……と考えて、いや到底こうはならん。おそらく主人公(アタリ君)がもっと華々しく活躍するだろうし、劇場版『999』のように突然美少年だろうし、ヒロインはもっと美少女でしょうて。それでも別に問題なくテーマを描けますしね。
 だからそういうところ、ウケそうな要素、というのは実は(いつでも)問題ではなくて、むしろ場合によっては、豪華具沢山のパスタが具の感触に舌を奪われて何を食べてるかわからなくなるように、邪魔さえする。ホントはパスタが美味しくないと具がどんなに派手でもトータルではあんまりいい印象が残らないものですが、みんなそれを見ないふり、忘れたふりをするんですよね。
 以上余談。

 ということで、コナン君もいいですがちっちゃいときからこれを観せておくと、変なオトナに育つ。

 吹替・字幕がありますが、字幕は声を当てているのがハリウッドスターばかりで、トレーラー観るとわかりますがカッコイイんだこれが。スカヨハやオノ・ヨーコも出る。
 でも監督の画作りを細かいところまで堪能したいなら、画面を舐め回せる吹替かも。吹替陣もいい感じです。
posted by ながた at 16:15| コンテンツ

2018年01月19日

「ジブリの立体構造物展」@あべのハルカス


・公式
http://www.ytv.co.jp/ghibli2017/highlight/index.html
・ハルカス美術館
https://www.aham.jp/exhibition/future/ghiblis3dmodel/

 行ってきました。
 良かったですよ。

 油屋、サツキとメイの家、カルチェラタン、ハイジのおんじの家、ソフィーの帽子屋の机、アリエッティの暮らす部屋、湿っ地屋敷&大岩家……と観ただけで「あのシーン」を思い出す立体物が実寸大からジオラマまでたんとあって、
「あ、あれは本当にあったんだ!」(ない)
と嬉しくなるととともに、たとえば『ラピュタ』がブリューゲル(の『バベルの塔』)だと、指摘されて立体物を観てようやく、
「そうかひらべったく潰したバベルの塔か!」
と初見以来何十年目かに感心したり。
 湯屋(『千と千尋』)って中層階に入り口があって、上が客用、下が従業員用&ボイラー室なんですね。わたし方向音痴なもんですから画面観ててもぜんぜん把握できてなくて、千尋が従業員部屋から外を眺めるとずいぶん見晴らしいいみたいだから上の方にまとめられてるのかな、そうヨドバシ梅田の駐車場のように、とか勘違いしてました。
 そういうのが一目でわかる。

 何度も何度も観てるんですけどねえ(笑)
 その上で行われる芝居、あるいは周りを取り巻く自然にばかり目が行って、舞台装置の堅牢さまでにはなかなか思いが至りませんでした。
 建築系とか志してる若い方がご覧になると、いいかんじに道を誤るかもしれない。

 白眉は藤森照信先生がコツコツ丁寧にご監修の図録で、わたしこういうのはもう一度見て書棚に飾るだけだから買うまい、と心に決めていたはずなのに、見本ペラペラめくって買っちゃいました。舐め回すように観て読んでます。
 いい。
 いみじくも藤森さんが「『懐かしさ』だ」と看破しておられますが、なぜこんなにアニメ背景と化すとすべてが美化されてほのかな胸の疼きだけが喚起されるのか。
 なにやら芸術の根源に触れるようです。
 人間はなにかいいものを見たり聞いたりすると、なんらかの手段で記録したくてたまらず(方法はその人による)、またその記録物を見ると自分が経験したものではないものにさえ懐かしさを覚えて心が緩む。
 その媒介物が芸術作品ってもんなんでしょう。
 いいそれは惹起力が高く、それほどでもない品は低いだけで、本質的には同じ。
 図録もぜひ。

 ミュージアムショップにジジ(『魔女宅』の黒猫)のぬいぐるみが多数売られていたのですが、同じようなのが家に居るので買いませんでした。むしろ買って置いとくとどんな反応するか観てみたい気もしましたが。
「……これは……うち?」

●ハルカスでは2/5まで。
 金昼ですでにちょい混みだったので土日はお覚悟。
 2/14まではバレンタインフェアもやってて、
https://abenoharukas.d-kintetsu.co.jp/event/1/201801valentine.html?
イートインでうまーいソフトやアイスがいくつもあるのでこちらもぜひ。
『エス コヤマ』のショコラソフトめっちゃ美味かったッス。

posted by ながた at 00:00| コンテンツ

2018年01月17日

キュアぱず


●ヤングマンですからご多分に漏れず、ちょいちょいですがスマホゲーやってます。タイトルはもちろん表題どおり、『プリキュアつながるぱずるん』。

・公式
http://precure-app.bn-ent.net/

 3つ以上のピースを一筆書きで消していくパズル。ターン制なのでアクション能力も必要なし。プリキュア要素(カード集め要素)抜きでずっとやり続けられるほどおもしろいか、と問われると若干答えづらいですが、まあ、軽く空き時間潰すなら役に立つとは思います。
 17年3月のリリース以来、一応ずっとやってます。変身カードはいまある分は全部取りましたが、収集はそんなに気合い無くて224/333です。

●いいところは、
課金要素が薄くて、タダでも遊ぶだけなら(つまりカード集めをしなければ)ほとんどフルに遊べます。
 上述変身カード(プリキュアの絵柄)というのが見栄えも性能も最上位カードなんですが、これを「チャレンジ」というクエスト形式で誰でも取れるようになってます。
 これは素晴らしい。

 追加要素もイベントもまあまあ頻度高くて、ゲーム上の改良も、こちらは若干スローテンポですがじりじり進められています。

 絵はバラつきありますがいいカードはいいです。変身カードなんかキャラデ本人が描いてるのかと思うクオリティ。最近ではイベント専用カードもなかなか。
 こないだ『フレッシュ』勢のデビューイベントがあったのですが、ダンス・チームという設定を活かして「プリキュア衣装で変身前」というツボ突き絵面で感涙に咽びました。『ドキドキ』勢なぞ本編にも無い水着&浴衣ですぞ。イカスー。

 セリフ(テキスト)も、最初期は本当にアヴァンギャルドであの徹頭徹尾ええ子モフルンが
「今度こそ浄化してやる」
と吠えるなど別世界に迷い込んだ気がしたものですが、最近はエエですよ。いま言ったイベントで追加されたせつなのセリフで、
「ラブ、またニンジン残して。少しは亜久里ちゃんを見習いなさい」(うろ覚え)
みたいな、ちゃんと(複数)シリーズ観てないと書けないセリフあって、ああちゃんとしてるなあ、と。

●難を言えば、
 まずUIが結構あやしい。たとえば、カードのセレクト画面などソートだけで常連カードの即出しスロットみたいなのも無いし、なんの都合か画面いちいち全部描き換えててトロい。各ボタンがiPhoneの4.7インチではあからさまに小さくて押しづらい(ただこれはどこもだいたいこんなもんかも)。

 それから、ユーザーとのコミュニケーションが若干疎。公式twitterも存在しますがメンテや追加のお知らせは無しか直前。アップデートしても詳細は語らず、アップデート自体もなんかちょっと微妙なことが多い。

 これ勝手な妄想ですが、PかDかリードプログラマか、とにかくコアメンバーに1人(あるいは複数かも)ちょっと頑固者がいて、その人でちょっと引っかかってる感じです。
 ゲームセンスある人もちゃんと居て、その人が手を入れるとグッと締まるんですが、その人の手が届かない範囲だとボンヤリします。復刻イベントなんかやると「わーこんなだったこんなだった。たるー」みたいな。

●なんでも以前、東映の株主総会で、
「あのアプリはプリキュアの価値を毀損してるんじゃないか」
というキッツイ質問が飛んだそうで、そこからバンナムを経由して開発会社に厳しいお叱りがいったんではないですかね。(これはさすがにバンナムの内部チームではないと思う)あるいはそこそこいい人がバンナムから送り込まれたりしたのかもしれない。
 その直後からぐっと良くなりました。
 すごい時代ですね。

●ただ開発会社の肩持つわけじゃないですが、
さきほど言いましたように課金要素がすごい薄い、つまり開発/パブリッシャーにとって儲からないゲームなんですこれ。
 この手のゲームはカード(キャラ)所有欲を刺激して、それを手に入れるための各種リソース(時間、スタミナ、武器など)を現金から変換させ、あるいはもっと直接的に現金でガチャを回させて低確率で出す。
 このゲームはその最上位カードが努力次第で手に入るので、お金使うモチベーションがほとんど湧かないわけですな。

 いま『FGO』とか『グラブル』とかトップクラスのタイトルは1年で1000億とか稼ぐそうですから、その辺と比べると桁が3つ違うと思うので、まあ、それでこのぐらいちゃんとしてれば、個人的には十分ス。
 たいへんなんですよ、ゲームづくりって。

●おそらく東映に発言権があって、
(初期の開発資金もだいぶ出してるかもしれない)
これ基本的に本編アニメ観てる女児たちへのサービス・アプリなんですね。だからこそいちばんいいカードがお金無しで手に入る。
 でもまあ、開発の人たちだってボーナス欲しいだろうし、うまいことゾーニングしてですね、もうちょっとお兄さんお姉さん狙いの課金要素ぶっこんでくれてもいいんじゃないかな、とは思います。
 たとえば、プリキュアにはだいたい映画や本編最終決戦近くで発動するスーパーモードがあるので、そっちのカードは相当お金使わんと拝めない、とか。そこで得た稼ぎをちっちゃい子どもたちに還元してあげてくれましたら。

●大投資家ジョージ・ソロスが
いまファンドの株主からえらい突き上げ食らってるんですって。
 なんでかってとビットコインとかですよ、仮想通貨。
 1年で140倍とかなってますでしょう、ついこないだ暴落したけどそれでも100倍とかですよね。
 あれはなんだと。
 おまえのやってる年20%30%とか鼻クソやないか、と。
 まあそりゃお金出してる方からすりゃ手段はなんでもええから稼げや、ですわなあ。
 いやなんでそんなこと思ったかというと、そりゃほとんど似たようなカード集めゲームを作ってて、あっちは1000億うちは1億だったらそりゃ萎えますわな。それが全力を発揮しての結果ならまだしも、縛りがあってのそれだったらね。
 もちろんズブズブの廃課金仕様にされても困るのですが、まあもうちょっとみんな(ユーザー、開発、権利者)幸せになるバランスを追求してもいいんじゃないかな。難しいでしょうけど。

●ということで楽しんでます。
 まだ『SS』『スイート』『ハピチャ』が追加待ち、変身カードに至っては『ドキドキ』『フレッシュ』『5』もまだ。そうこう言ってるうちにもうあと2週間ほどで次の『はぐっと』
https://www.asahi.co.jp/precure/hugtto/
が始まっちゃうという勢いですよ。

「ピンク面でシビアバトル? そりゃもうブラック姐さん一択ですよ(ガード+2でたいへん粘り強い)えーっとパートナーは……お、ホワイト(回復持ち)置いてくれてる。じゃゴールデン『MH』コンビで」
などと「プリキュア司令」気分でひとりでニヤニヤできますよ。
 楽しそうでしょう?
posted by ながた at 00:00| コンテンツ

2017年11月01日

映画「映画キラキラ★プリキュアアラモード パリッと!想い出のミルフィーユ!」


http://www.precure-movie.com/

 おもしろかった。
 小学生か。
 そのぐらいに戻れるような感じ。

(以下ネタバレあります)
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posted by ながた at 22:17| コンテンツ

2017年09月30日

アニメ「バチカン奇跡調査官」


http://kisekichosakan.jp/

 夫婦ともフリーなので、お昼はたいてい一緒に麺をズルズル啜るのですが、お昼時に見るテレビというのがこれが意外と難しい。
 あまりシリアスな内容のNHKスペシャルや、血湧き肉躍るアクション映画ですとTVばっかり観て食事が進まず、さりとて一般的なお昼時バラエティは我々のような年齢・職業層は対象外なので、つまらない。
 そういう時こそ深夜アニメ。適度なテンション、最近の言葉で言えばインテンシティで、食事をしつつ楽しめつつ、という作品があるのです。
 代表例は『夏目友人帳』。
 で今季はこれ。

 このタイトルを御覧なさい、
「バチカン」「奇跡」「調査官」
 フック・ワードが3つ揃った完璧なネーミング。
 ン・ンで韻まで踏んでる。
「他になくて」「内実をよく現し」「覚えやすい」
 このタイトル付いた時点でヒット確実と言っても過言ではない。
「バチカン所属の・奇跡を調査する・天才・科学者・美貌・神父・コンビ」
 どんだけ翻乗せんねん、という感じですね。
 やっぱプロダクトは企画ですよ企画。
 また「ほんとに居そう」感と、「そういう人たちのことをぜんぜん知らない」感のミックス度合いが絶妙。
 個人的偏見なのですが、いわゆるオタク・コンテンツ、マンガ・アニメ・ゲームにおいてはやはり多少ファンタジックな要素、虚構、現実からのジャンプ、が備わっている方が良い。リアルべったりなら実写でやった方がよりリアルなので。
「奇跡」と言った瞬間に、ファンタジーやり放題ですよね。
 しかし後で適当に科学的っぽい種明かしを用意していやいや虚構じゃないですよと。来週もまた観てね、と。
 カー。

 そんなこんなですっかり気に入って毎週楽しみにしてました。
 僕は平賀とロベルトのBL(風味)も好物なのですが、奥さんは奇跡調査の方をどんどん進めて欲しいので、リモコン(の早送りボタン)を奪い合いになります。

「ここは要らん!」
「ここがメインディッシュやないか!」

 誤解なきよう、これ褒め言葉なんですけど、タネがいいかんじに大雑把で(ちょっと往年の大映ドラマっぽい)、
「いやコカインそんなパラッと吸うだけで幻覚は見えんやろう」
とか
「地下偽札帝国! その大ネタいきなり投入!」
とか、ツッコミどころ満載なのがまた参加感がある。
 OPのナレーション、
「バチカン奇跡調査官ッ!!!!!」
とED最後の平賀とロベルトの愛のささやき
「ロベルトの料理が食べたいです……」
「またつくってやるさ」
をしょっちゅう物真似して喜んでいます。

 ぜひ二期以降を。
 楽しみにしてます。

 原作は16巻も出てる人気小説、コミックもあります。


posted by ながた at 14:43| コンテンツ

2017年02月27日

セレッソ開幕戦2017


祝J1復帰、ということでJ1也さんに誘われて開幕戦行ってきました。迎えるは俊輔率いるジュビロ磐田、スタジアムはもちろんヤンマー、33,200人快晴。

結果は0-0。

「あのセレッソの守備が安定してる!」
決まり事があるのはもちろん、なんといっても球際が激しくなりました。去年だと走り合いに負けそうならすぐ「相手が取ったものとして」の位置に向かったりしてたのですが、今年は負けそうでもボールに向かって全力疾走。そう相手もミスるかもしれないし脚がもつれるかもしれないし。
あたりまえなんですが、これがなかなかできないんですよねえ。
真ん中4枚(DMF蛍・ソウザ、CB山下・ヨニッチ)+GK(ジンヒョン)はJ1でもやれる。両SBも開幕戦だから?自重気味だったことを差し引いても守備はよかったです。

守備が崩壊すると負けがこんでどうにもなりません。これなら残留はなんとかなりそう。

オフェンス、ジュビロがかなり引き気味でスペースを与えてくれなかったのと、こっちもボランチがあまり出ない、サイドアタックもあまり無理しない、のでちょっと消化不良というか食い足りない感じでしたが、後半途中から柿谷を左サイドハーフに回して、ちょっとおもしろくなる。
ここに清武がいたらもっとよかろう。
清武の存在は関口と水沼のお尻に火を付けてるので、それだけでも大きいです。この二人が一番燃えてた。空回り気味でしたが。

ロングカウンター・チャンスが何本かあって、万全ではないとはいえせっかく柿谷がいるんだから、もうちょいパーッと走ればもっと怖かっただろうにな、と。
まあこれももうちょっと練れていくでしょう。
桜のシーズンぐらいには。

次レッズ@埼玉。昨年の力量でいえばジュビロとは比較にならない強敵です。今年一年どんなふうに戦えるのか、試金石ですね。
J2・4位からのプレーオフ昇格組だということをいつも思い出して(プレーオフ昇格組はいままですべて1年でJ2に逆戻りしてきたので)謙虚にいきましょう。

なにより、去年観戦しててしょっちゅう感じた
「あーっ!もーっ!なんでそうやねん!」
というのがほとんど無くて、0-0というスコアの割に90分楽しめた、のが収穫でした。
これなら観に行く価値がある。
サッカーに限りませんが、
「やるべきことをやっている」
というのは、カンタンなようで本当に難しいですね。
なぜでしょうね。

J1也さん(同じ大学同じ学部なんス)とは試合後一杯呑みに行ってヘリコプターマニーについて殴り愛の激論を交わしました。それはまた今度。
posted by ながた at 16:22| コンテンツ

2017年02月21日

キュアジェラート変身


諸賢におかれましては「もう1万回観た」という映像ではありましょうがどうぞまたご覧あれ。ジェラート変身バンク。
(今年から公式映像が出るよ)

https://www.youtube.com/watch?v=-4J9bu4H9AY

担当はもちろん錦itaoka、ロゼッタ、プリンセス、トゥインクル、ルビースタイルと第三期以降の変身バンクでエエ仕事を続ける、もはやプリキュアに欠かせないコリント式大黒柱です。順次観ますと、

・肩パット入りジャケットをパンッと直す、カメラ背中から
・チャームポイントの八重歯を見せながらライオンの咆哮をイメージさせる珍しい口の中アップ
・着地の足を、深く折った膝と共にアップで。『MaxHeart』のブラックを彷彿させる踏ん張り
・イヤリングと耳の出現でちょっと色っぽい表情
・もう一度大開脚の足元アップでソックスを(片脚だけ)引き上げる
・ロックミュージシャンらしくメロイック・サイン
・エアギターが出現して一奏、天空を指してできあがり

とまさにケレン・ケレン・ケレンの連続、このままではケレン・ヘラーがサリヴァン先生の掌に
「WATEEEEEERRRRR」
と叫ぶに違いない。
変身後のバトルも
「冷却した拳をわざと食わせて頭痛を誘う」
「氷属性のシャウトでピンチを打開」
と身体性溢れるアグレッシブさ。初戦闘にもかかわらず自身の挿入歌を歌いながら殴り掛かるところもSo Cool。
青、ミュージシャン(ヴォーカル)、ネコ科といえばビート先輩(Su)ですが、彼女はラブギターロッドという(現在までのところ)プリキュア唯一の銃火器を愛用しており、ジェラートも青キュア伝統の遠隔得物を取る日もくるかもしれません。

そうそう、
「青といえば変人かOL」
というのは見かけの話、実は文字通り一国の王女(プリンセス)を筆頭に、国一番の歌姫(ビート)、大財閥や旧家の令嬢(アクア、ビューティ、マーメイド)、両親とも世界的職業人(マリン、ダイヤモンド)、下町美容室の娘ベリーも堀越学園っぽい私立中学に通っているのでお金はあるらしい、つまり
「青といえばお嬢様」。
で、ジェラートも回想シーンのいでたちは白いワンピースにヴァイオリンケースらしきものを手に下げており、「あんなキャラだけど実はお嬢様」というギャップも用意されているかもしれません。
ロック活動は親にナイショで、バレる時一騒動、とかね。

さあ盛り上がってきたぞ、こんな調子じゃマカロンとショコラはいったいどうなっちまうんだ!
と思ったところで一呼吸。来週は3人でワイワイやるようです。楽しみですね。
posted by ながた at 09:02| コンテンツ

2017年02月13日

キュアカスタード誕生 のひみつ


観ましたか諸賢。
『キラキラ☆プリキュアアラモード』第二話を。
「いいぞいいぞ」
て感じですよね!

http://www.toei-anim.co.jp/tv/precure/character/chara02.php

歴代黄色プリキュアは
「あざとイエロー」
などと絶賛と畏怖の入り混じる崇め奉られ方をされるものですが、なるほど新しいイエロー、すなわちカスタードもなかなかの猛者でございます。まず決め台詞が、
「スイーツは科学」。
イエローといえばカレー、カレーといえば今は亡きウガンダ師匠、ウガンダ師匠といえば言わずもがな、YES、この名言、
「カレーは飲み物」。
どうですかこの真ッ黄色っぷり。
そしていざや戦闘になれば両手をちょこんと前に揃えて
「りす走り」。
いやああざとい!
Killing Me Softly!

技も先輩黄色・レモネード(5、5g)の「プリズムチェーン」を思い起こさせる拘束技。捕まえてから「ホイップ!」とリーダーのトドメを促すところまでそっくり。
(余談ですがここで踏ん張る時の顔芸がたいへん可愛い。レコーダで確認すべし)
レモネード先輩とは、珍しい食品名のキュアネームもさることながら(今作と果物で揃えたFr勢を除くと、他にはミント(5、5g)、ハニー(Hp)しか居ない)、大きく出したおでこ、二つ下げの髪型、柄が小さく華奢なあたりもよく似てます。
しかし性格は真逆。笑顔振りまく駆け出しアイドルのうららに対し、ひまりちゃんは話が長くて友達ができなかったという今世風オタク気質。思わず感情移入しちゃう少女も多かろうと思いますと、世相ですな。やよい(ピース、Sm)も濃いオタクですが、友達は多そうでしたからね。

さて作品のフィジカル面でも、記号化の効いた&ほどよくファンタジックな絵がよく動いて、大変いいかんじです。
昔はアニメを「テレビマンガ」「マンガ映画」などと言いました。マンガ的な変顔や漫符エフェクトが飛び交う絵は、これはこれシンプルに楽しいものです。
若干話が忙しいのは、クッキングパートで1分使うからでしょうか。30分アニメってOPやED、CMを除くと正味20分ぐらいなので、5%減るとたしかにキツイですね。
だがいたしかたなし。
きっとこのプリキュアからパティシエを目指す子どももいるだろう。

しかし今回の見所は実はカスタードではなく、ホイップがシュワちゃんの声、つまり玄田哲章声で言い放った一言。

「肉弾戦はしないと約束したな。
あれは、嘘だ」

そして放たれるドロップキック一閃。
プリキュアのリーダーはそうこなくっちゃ!

毎年新しいシリーズが始まる直前、1話、そして2話……ディレッタント達はハラハラしどうしです。
なんといってもプリキュアですから、そうメチャクチャなものにはなってはいなかろうと思ってはいても、自分に合うかどうか、はまた別問題。

これはイケそう。
だって来週が待ち遠しい。

さて3人目はロック少女と来た。
いままで「アイドル」(レモネード、ソード)や「楽器が上手い」(メロディ、ビート、スカーレット)、「圧倒的歌唱力」(ハート)は居ましたが、「ミュージシャン」はたぶん初めて。ベビーメタルがワールドワイドで活躍する世相を反映してますね。ハニーのように歌を武器にするのかしら。
楽しみです。
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2017年02月06日

『キラキラ☆プリキュアアラモード』第一話 のひみつ

http://www.toei-anim.co.jp/tv/precure/

新しいプリキュアが始まりましたな!
きょうがわれわれの元日!
旧正月ならぬプリ正月ですわ!

第四期スタートという感じです。
鷲P/佐藤音楽の『5gogo』までを第一期、梅P/高梨音楽の『スマイル』までを第二期として(ここまでは異論出まい)、『ドキドキ』『ハピネスチャージ』『プリンセス』『魔法つかい』を第三期(高木音楽くくり)と仮に呼びます。第三期の特徴は、第二期までのシンプルなつくりからだいぶ膨らませてあり、

・センター(ピンク)より癖のあるメンバーが目立つ
センターはリーダーというより、暴走しがちなチームをまとめる役になりがち。まこぴー(ソード)とかひめ(プリンセス)とかすごく濃い。
・話がわりと複雑
バックにある世界でも何かが動いてて、そこを観る必要がある。岡田がブルーがカナタがリコパパが、いろいろやっている。
・ギャップ構成が複数
「日常」と「プリキュア」(非日常)、だけではなくたとえば『魔法つかい』なら「魔法学校」という非日常がもひとつある。

大人が観るとこのぐらいはむしろウェルカムなのですが、未就学児だとすこし難しかった、かもしれません。
という予備知識を入れていただいて、この第一話を観ると、

・いちかちゃん、センター、が表情豊かで喜怒哀楽をハッキリ出す
・「なぜこうなったのか」の説明は翌週以降に投げる
・例のスイーツ基地は、(ナッツハウスやふしぎ図書館みたいな)ただのたまり場なのか、それとももう一つの非日常場なのか

あたりがポイントかな、と思いました。つまり(まだまだわかりませんが)だいぶシンプルな方へ戻そうという感じ、っぽい、かな?
ぼくはいいと思います。

事前に話題になった「(伝統の)肉弾戦なし」も想像ほど物足りなくなく、というより、殴る蹴るをしないだけで十二分に格闘戦。絵的にも、スイーツづくりのシーンで実写入れたり、軽くミュージカル風になってたり、飽きさせない。動くと予想以上に記号化の効いたキャラデで、子どもさんが似顔絵を描きやすそう。それによる崩れ顔のいい感じは『ハトキャ』を追えそうですね。
ニチアサ観てる大人たちはたぶん、いや僕は、童心に返りたいので、「子供向け」でビシッと作ってくださると、大人たちも、いや僕が、喜ぶ。

毎年始まるまではドキドキするんですよ、毎年ガラッと変えてくるので、「こ、こんどのはどうなるんだろう……」と、不安になる。
でも毎年第一話観て、ホッと一息つく。
今年もつきました。
期待大です。

【余談】
今年の妖精、ペコリン
http://www.toei-anim.co.jp/tv/precure/character/chara06.php
新喜劇の大黒柱、茂爺
https://www.google.co.jp/search?q=%E8%8C%82%E7%88%BA&safe=off&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwiNnPvW1PvRAhVIbbwKHeR6CTsQ_AUICigD&biw=1472&bih=815
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2016年10月21日

10/20


●映画『君の名は。』監督:新海誠
http://www.kiminona.com/index.html

 けっこう前に観に行ってたのですが、「なぜ」を解くのに時間が掛かりました。いまでもスッキリはしてません。
(若干ネタバレあり)

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2016年08月08日

映画『シン・ゴジラ』総監督:庵野秀明 感想


http://www.shin-godzilla.jp/index.html

「このタイミングでこの人にしかできない」
という作品があるもので。

(今日はネタバレ全開、観に行く予定の方はまた会おう)

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2016年05月26日

随筆「猫神様が憑いている」をアップロードしました。


http://ncode.syosetu.com/n0104di/

 今回は「小説家になろう」さんを使ってみましたよ!

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2015年11月02日

映画「さよなら、人類」 監督:ロイ・アンダーソン


http://bitters.co.jp/jinrui/

 芸術特に映画なんてものはとどのつまりは人生を描くしかなく、人生てのは「人が生きる」と書きますから、人が生きている様を描けば(撮れば)良いわけです。
 カンタンです。
 ただこの簡単なことが、できない。

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2015年11月01日

映画「映画 Go!プリンセスプリキュア Go!Go!!豪華3本立て!!!」


http://www.precure-movie.com/

 さあ11月、晩秋ですよ、ホット・カフェオレとプリキュア単品映画の季節ですよ、謳い文句どおり、今年は豪華三本立て!

(以下ネタバレ若干あります)

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2015年07月10日

Apple Music



http://www.apple.com/jp/music/

 ついに始まったAppleの定額音楽配信(ストリーミング)サービスです。
 980円/月、現在は3ヶ月間無料お試し期間中。
 これは望外に良いです。

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2015年03月27日

映画「プリキュアオールスターズ 春のカーニバル」


http://www.precure-allstars.com/

 ファン映画としては最高でした。3Dダンスの合間に挟まる2D絵が脇役も含めた後日談っぽい新規動画で、たまりません。
(以下ネタバレあり)

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2015年03月17日

映画「グランド・ブタペスト・ホテル」 監督ウェス・アンダーソン




公式サイト
http://www.foxmovies.jp/gbh/

 伝説のコンシェルジュと新米ロビーボーイのミステリー・コメディ。

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posted by ながた at 12:44| コンテンツ

2015年03月07日

「Go!プリンセスプリキュア」が揃ったよ


 文句のつけようがない。

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2015年02月08日

「Go!プリンセスプリキュア」がはじまったよ!


http://www.toei-anim.co.jp/tv/precure/

 1週間ほど遅れてますが皆さん観てますか!
 プリキュアが帰ってきましたよ!

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2014年12月29日

読んだり観たり12月


 年の瀬です。
 道ではクルマが飛ばしてますから気をつけて。

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posted by ながた at 20:10| コンテンツ

2014年09月22日

大谷大学集中講義「仏教と社会」安冨歩(東京大学東洋文化研究所・教授)4日め


 4日連続集中講義、参加させてもらいました。動画はこちら↓
(会員オンリーになるかもしれません)

【京都】安冨歩教授 集中講義「親鸞ルネサンスとは何か 〜親鸞と清沢満之とを導きとする学問の再編成〜」
9/11 4日め
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/168311

 サン・テグジュペリ「星の王子さま」に描かれたモラル・ハラスメント(「情緒的いやがらせ」イルゴイエンヌ提唱)を通じて、現代に溢れるハラスメントの諸相を観ます。
 ゲストは(残念ながらお話の時間は無かったのですが)大阪大学博物館の伊藤謙先生。本草と化石のプロフェッショナルです。それから著名ブロガーの唐辛子さんも。

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posted by ながた at 01:02| コンテンツ

2014年09月21日

大谷大学集中講義「仏教と社会」安冨歩(東京大学東洋文化研究所・教授)3日め


 4日連続集中講義、参加させてもらいました。動画はこちら↓
(会員オンリーになるかもしれません)

【京都】安冨歩教授 集中講義「親鸞ルネサンスとは何か 〜親鸞と清沢満之とを導きとする学問の再編成〜」
9/10 3日め
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/168082

 今日はゲスト無しで清沢満之と親鸞についてガッツリ。最もヘビーな一日でした。
(メモは間違いも多数あると思いますので、動画でご確認のほどを)

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posted by ながた at 19:39| コンテンツ

2014年09月20日

大谷大学集中講義「仏教と社会」安冨歩(東京大学東洋文化研究所・教授)2日め


 4日連続集中講義、参加させてもらいました。動画はこちら↓
(会員オンリーになるかもしれません)

【京都】安冨歩教授 集中講義「親鸞ルネサンスとは何か 〜親鸞と清沢満之とを導きとする学問の再編成〜」
9/9 2日め
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/167726

 今日はゲストと先生の人生行路を交えつつ、現代を生き延びる具体的な方法論を議論します。

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2014年09月19日

大谷大学集中講義「仏教と社会」安冨歩(東京大学東洋文化研究所・教授)1日め


 4日連続集中講義、参加させてもらいました。動画はこちら↓
(会員オンリーになるかもしれません)

【京都】安冨歩教授 集中講義「親鸞ルネサンスとは何か 〜親鸞と清沢満之とを導きとする学問の再編成〜」
9/8 1日め
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/167638

 観ていただくのが一番ですが、僕の感想もポロポロ書き留めておきます。

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posted by ながた at 23:02| コンテンツ

2014年07月22日

映画「思い出のマーニー」監督:米林宏昌


http://marnie.jp/index.html

 とてもいい作品でした。
(以下ネタバレあり)

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2014年06月14日

映画「プレイタイム」監督:ジャック・タチ





「ジャック・タチ映画祭」
http://www.jacquestati.net/
に誘っていただきまして。数ある中からタチ監督の最高傑作、人によってはフレンチ・ヌーメロー・アン(合ってますか)とも讃えられる「プレイタイム」を。

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posted by ながた at 20:07| コンテンツ

2014年06月12日

映画「アナと雪の女王」ディズニー





http://ugc.disney.co.jp/blog/movie/category/anayuki

 世間の人がレリゴーレリゴー言うもんですから。
(以下ネタバレあります)
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posted by ながた at 15:18| コンテンツ