2018年09月29日

読書記録

 ブログあんまり書かない時期に読んで、感想文書かないままきちゃった本がいくらかあります。
 感想文を書く書かないは、モノの良し悪しや好き嫌いにあんまり関係ありません。「なんとなく書きにくい」とか「感じたことの言語化の必要を感じない」とか。ムリに書くのも変な話だし。

 ともあれ書名は記録しているので、何の気なしに分類してみると、6種類ぐらいに分けられた。
 ハード思想、ソフト思想、カジュアル経済、歴史(特に日本史)、日本語、食。
 興味対象すくなっ(笑)
 ほとんどなんにも興味ないんですね僕……おかしいな、もうちょっといろんなことに興味あるはずなんだけどな。ま、サッカー、クルマ、ガジェット、マ/ア/ゲなんかはほとんどwebから仕入れる、というのもあると思いますけど……あとは人から得るしかないものとか。実践あるのみとか。
 それにしても読む本偏ってるな、と思いつつ以下に記録だけしておきます。

■ハード思想
・本「マッハとニーチェ 世紀転換期思想史」木田元



 西洋人にも「力学的世界観」に違和感を抱いた人がいる。そりゃそうですよね。

・本「精神分析の危機」 エーリッヒ・フロム(岡部慶三 訳)



 フロイトとユング(それからアドラー)を巧いこと斬っており、「だからフロムは無視されるんだな!」とよくわかる本です。

・本「表徴の帝国」ロラン・バルト



 フランス人はなぜ日本の社会の猥雑さを好意的に見てくれるんでしょうね。

・本「人間の建設」小林秀雄・岡潔



 文・理の巨人がベクトル行き違いのようなシナジーの起きない対談をする。

・本「魂深き人びと──西欧中世からの反骨精神」香田芳樹



「反骨」とか簡単に言いますけどホンマ大変だ、というのを歴史上の反骨マンを挙げて詳説。ツッパリたい若者に「やるならこのぐらい」と読ませて可愛い子羊に舞い戻らせたいですね。

・本「創造的進化」アンリ・ベルクソン



 ベルクソン難しいですね。でもこの本よく言われるように「人=作る動物」というのがテーマかなあ?

■ソフト思想
・本「科学するブッダ 犀の角たち」 佐々木閑



 僕の雅号を知った方からいただいた本です。内容は僕が昔よく言ってたようなA対Bみたいな話です。もっとちゃんとしてます。

・本「人間にとって寿命とはなにか」 本川達雄



 本川先生おもしろいですね。本人がおもしろすぎてテーマが頭に入らない。

・本「物理数学の直観的方法」長沼伸一郎
・本「現代経済学の直観的方法」長沼伸一郎



 数学の概念は腑に落ちないと使いこなせないですねえ。僕には難しすぎました。

・本「今までにない職業をつくる」甲野善紀



 久しぶりに甲野先生の本を読みました。相変わらずお元気でよかった。

・本「ハーバードの人生が変わる東洋哲学」マイケル・ピュエット



 なんかうまいこと説明してくれてる気がするんですが、翌日には忘れてる。「説明」を拒否するのが東洋哲学ではないか、などとわかったふりをして今日を生きる。

・本「勉強の哲学」千葉雅也



「勉強すればするほどバカになる」というのは比喩でも何でもなく本当にそうです。世界が広がってしまうので、自分の得物で切れる範囲は(割合的に)どんどん小さくなる。

・本「逆説の法則」西成活裕



 渋滞学でお馴染み西成さんが、長期的視野を持つことの重要性をロジカルに説く。でも人間それができない。

・本「どうして高校生が数学を学ばなければならないの?」大竹真一:編



 高校といわず中学から「いまやってる概念の習熟は、これに必要で、それはこれに必要で、ゆくゆくは月へ行ける」とかちゃんと「どこをやってるか」説明してほしいですよね。

■カジュアル経済
・本「知らないとソンする! 価格と儲けのカラクリ」神樹兵輔



 小耳に挟む各業界のビジネスモデルをまとめてあります。

・本「私の財産告白」本多静六



 まあ高度経済成長期はなにをやっても儲かりますからなあ……

■歴史(特に日本史)
・本「没後20年 司馬遼太郎の言葉2 「この国のかたち」」週間朝日MOOK



・本「歴史のなかの邂逅 8 ある明治の庶民」司馬遼太郎



・本「歴史の読み解き方」磯田道史



・本「天災から日本史を読みなおす」磯田道史



・本「日本文化の歴史」尾藤正英



・本「日本海軍の戦略発想」千早正隆



■日本語
・本「日本語を動的にとらえる」小松英雄



・本「はじめてであう日本の古典 雨月物語 菊のやくそくほか」古田足日 編 市川禎男 画



・本「煩悩の文法」増補版 定延利之



・本「日本語教師のための入門言語学 ー演習と解説ー」原沢伊都夫



・マンガ「日本人の知らない日本語」蛇蔵&海野凪子



■食
・本「日本酒の科学」和田美代子(監修:高橋俊成)



・ムック「自宅で淹れる珈琲 for Beginners」晋遊舎



・マンガ「築地魚河岸三代目」1-42(完) はしもとみつお・九和かずと



・マンガ「めしにしましょう」1-5 小林銅蟲




……と、ダラダラ記録させてもらいました。
どれも「読み終えて」「記録に値する」良書だと思います。

posted by 犀角 at 23:39|

2018年09月28日

人つながり



 ちょっとお話しましたがちょっとした車庫の見守りをちょっとした縁でしてまして、それの屋根がこないだの台風21号でちょっと飛んで、ちょっとお付き合いのある工務店さんに泣きついてちょっとブルーシートだけ張ってもらったんですが、それがまた隙間ちょっと開いて漏れてですね。

 店子のおじさんが怒鳴り込んできたので現地行って、どないしたもんかと思っていたら別の店子のおじさんがちょうどお帰りになったので、3人であれやこれやして応急処置しました。

 家帰ると友人と友人をつなぐ話が2系統あって、両方に進展が見られたのでメールを送ったりなんやかや。

 AIの時代と言いますが、たぶん人間はこういうところで残っていくんだろうなあ、とボンヤリ思います。
「品質保証」
というとちょっとニュアンスが違ってて、もし何か失敗があっても、
「……事情諸々考えるとしゃあないな」
と思えるようなつながり。
 これがたぶん金だけでつながると、その「事情諸々」を考えられないので、「金払ってんねんからなんとかせぇや」になる。
 これが進むとエキストラサービスにはエキストラコスト、信頼性やアフターを上げていきたいならどうぞ2倍でも3倍でもお金払ってください、ってことになる。
 最近、キレたヤマト運輸さんが「降りる」言い出して実際Amazonの配送品質が2割減なわけですが、「我慢が美徳」と間違ったことを刷り込まれてきた日本のサービス業・製造業もそろそろ限界、MVNOでスマホ買えばキャリアの1/3ぐらい。もちろんその代りキャリアの手厚いサービスは受けられない。

 顔を合わせて付き合いがあって、属人的な要素があると簡単にはキレられず、「関係の継続」を前提として妥協点を探り合うことになる。
 それが結局いろんな話を前に進めて、生活が営まれていく、んじゃないかなあ。
 昨日「この居酒屋の料理が美味いのは、顔を見せてる料理人が作っているからだ」などと言いましたが、たいせつなのはそこで、企業としてのビッグ・ネームではない。
「東京五輪のボランティア応募フォームがすごい」↓
https://news.yahoo.co.jp/byline/kandatoshiaki/20180927-00098411/
と話題になってましたが、これもちろん世界の電通が子会社の外注先の子会社の外注先の……みたいな8次下請けの20代のwebデザイナー、専門学校出たて、みたいな人が作ってて、この有様ですわ。
 これ組織委員会は何千万も出してるよこれに。
 これに。
 いや冗談抜きで。
 ぜひ「僕がやりました」と名乗り出て労働条件とか明かして欲しいですね。一夜にして有名人ですよ。

 だからこういうのはもう駄目で、ちょっとでも品質を保証せねばならん場合、人間が顔出してやるしかないんじゃないかなあ。
 そうすると、出す方も、そんなリスク背負うならお金で購ってくださいよ、ということになって、まあ、労働賃金が押し上がる。
 で、どうでもいいものは機械やロボットやAIがやってくれるようになって、どうでもよくないものほど人間が扱わなきゃならなくなって、扱う以上は顔出さなきゃならなくなって、労賃上がる……
 ではないかな。
 で、その労働そのものの性質は、実は頭脳労働であるとか高度な専門性がどうこう、ということとは関係なくて、つまり
「なにかとなにか(主に人と人)をつなぐときに、そこに居る」
というところにある、のではないかな、と。「品質をある程度保証する」すらも実は要らなくて。

 葬儀屋さんがイメージに近くて、たぶん時代が進めば病院からお墓までノンストップ全自動化って簡単にできるんですけど、そこで1人、ずっと付き従っていろいろと世話を焼いてる(フリをする)。
 それだけで価値が生じて、賃金が発生する。
 んじゃないかなあ。
 でその賃金がどの程度なのか、っていうのは最低賃金のレベルによるだけなので、食えるレベルに設定しておけばいいわけです。
 そんだけのことやと思うんですけどね。
 極端に言うと「公園おじさん/おばさん」という仕事を作って、公園に配備する。おじさんなので暴漢がやってきても止める能力はない。でもそこで「居る」っていう効能が重要で、「居ない」よりいいから、そのコストはみんなで出そう。

 なんかボンヤリしたこと言ってますけど、つまりこういう困った時とか大事な話、とかになればなるほど、お金でもwebでもなく、
「昔からの馴染み」
とかそういうのが頼りになるのは今でもそうで、でしばらくは無くなりそうもないどころかこれからますますそうなっていくんではないかな、と思ったり思わなかったりする。

posted by 犀角 at 17:39| 雑記

2018年09月27日

居酒屋「ひゃくばん」なんば


https://nanba100ban.owst.jp/

 で、「もちょい呑むか」と二軒目。
 と言ってもあては無し、「肉美味かったからいっすよチェーンとかでも」とO君は気を遣ってくれるも旅先でいつでも行けるところに入るのもちょっとなぁ……と道頓堀方面へ向かう鼻先に、
「ひゃくばん」
のひらがな看板。
 あれ? ……「百番」?
 大阪のサラリーマンならおそらく一度は行ったことがおありでしょう、ロケ抜群でリーズナブル、もちろん飯酒まずくない。使いやすさ抜群のあの「百番」です。

 いまちょっとなんか時代にしがみつく感じで(失礼な表現だなおい)アップ・トゥ・デート、上記webなんか見ますと昨日今日開店したみたいなノリですが、あの激戦地なんばの一等地で何十年も営業続ける老舗居酒屋です。
 僕大学生の頃から行ってる。
 webご覧になるとわかりますがリーズナブル・プライスで懐かしい惣菜からもちろん舟盛りまで、お酒もお馴染みの面々から「獺祭・島耕作」まで、幅の広さとテライの無さがウリ。
 呑み屋と言えばコダワリと効率化の二極化、そんな腐れマーケター共の診断などどこ吹く風。「ジャポンのイザカヤなんでもあるね!」とパリジャン・パリジェンヌを驚かせた30年前のあの輝きがいまもここに生きている。
 わたしたちゃ本当にこの30年なにをやってきたんでしょうね。

 ということで階段降りて入り込むと小ブースみたいな居心地いい席で、造里七種盛りを前に焼酎ロックとプレモルで再乾杯。
「……美味いっすね」
とだし巻きを頬張るO君。肉が詰まる胃袋にも、美味い肴はまた別腹。
 値段的に素材のコストは高くできずとも美味いのは、おそらく客から見える板場で、白い調理服を着込んだ板さんが作ってくれるから。よしんば実はバイトだったとしても、立ち位置・服装だけでも気が引き締まるものです。
 むしろ記憶の中にある「百番」より美味い気がする、と言ったら失礼かなあ。

 30年一世代、この30年を生き延びた例えば本屋さんなんかが閉まり、地元商店街でも僕が子供の頃から知ってる文房具屋・傘屋・花屋・和菓子屋・ミシン屋などが次々に閉まるのですが、そのサイクルを乗り越えることができたということは、いい後継者にバトンタッチできた、ってことでしょうかね。
 なんだかちょっと嬉しくなりました。

posted by 犀角 at 21:44|

2018年09月26日

焼肉「多平」なんば


https://tabelog.com/osaka/A2701/A270202/27005087/

 ポルシェマイスターO君が箸休めのBMWを受け取りに名古屋に来るってんで途中大阪に寄ってくれました。
 どうこのセレブ移動。ついでに月まで行っちゃう?

 前回海鮮だったので今回も海鮮の店いくつか調べて会った瞬間
「今日はランチが築地でしたんで肉で」
「お、おう」
 築地もオーラスで名残を惜しむ江戸っ子達でいっぱいだそうです。馬鹿なことしたもんですね。

 肉といえば「とらちゃん」ばかりというのも芸がないので慌てて秘密の会員制サイト「ふぁふぇふぉく」を検索すると、Rettyとかに追い上げられてるからかいまGoogleに上から人気順で並ぶんですね。
 関所に火が着いて燃え始めてるのを眺める旅人ほど楽しいもんはないですなあ。

 当然肉ですから上位には予算15,000円とかってジャック・マーしか行けないような店が並ぶわけで、リーズナブルなお店で一番上位は鶴橋ファンにはお馴染み「空」さんに道頓堀店がある。で行ってみると定休日。君の手のひらにある四角い板はなんだ? メンコか?

 ということでつぎのこちら、「多平」さんに行ってみる。R25と阪神高速がXになる交差点にダイコクドラッグあるでしょう。あの裏手。
「ストロングスターイル!」
 着くなりO君絶叫。そう平成も終わろうというこの18年秋に昭和そのものの店構え。そういえば昔はこういうお店が街に一つはあったものよ。

 わずかに待って入るカウンター、狭いがそこがいい。店内は白煙で満たされており目に染みる勢い。無煙などとは無縁なシンプル・ロースターいやガスコンロで焼くお肉は、大将がいまそこ眼の前で手引き。冷蔵ショーケースから注文を受けて引く。女将さんは必要なことだけしか言わない聞かない、でも確実にオーダーは通る。
 もうこの一連の体験そのものがなにもかも懐かしい。
 味ももちろんナイス。
 タン一枚目口に放り込んだ瞬間、目が覚めました。
 美味いもの食うと覚醒しますね。
 厚め切り、絡めダレもしっかり香ばしく、付けダレは醤油の効いたもの。脂が強すぎずにどんどんイケます。
 上タン(塩で)、上カルビ、カルビ、キムチ、ナムル、上ミノ、ハラミ、カルビ、キムチ盛り、飲み物5杯で、納得の10000円。

 もうもうたる店内はデートやファミリーではキツいかも、ですが、酒は二軒目に回してとにかく肉を放り込んでガッツ上げていきたい人には最適。
 プリミティブ・イズ・ビューティフル。
 焼肉屋はこれが基本。
 プリミティブな料理ですからね。

 O君も喜んで「また来ます」言ってる。
 観光で来た人にも「大阪」を納得してもらえるお店だと思います。

posted by 犀角 at 21:38|

2018年09月25日

洋食「グリル開花亭」心斎橋


http://www.grill-kaikatei.co.jp/osaka_01.html

 大丸心斎橋北館13階。
 台風の影響で若干観光客が減ったとはいえまだまだ元気な心斎橋、賑わいはいいのですがガチャガチャしててしんどい、お昼ぐらいゆったり食べたい……という時に。
 しっとり照明の元、三つ揃えのギャルソンにフルサーブしてもらうだけで贅沢気分。いや気分じゃなくてふつうに贅沢。
 もちろんお料理もいわゆる定番洋食、ハンバーグエビフライビフカツカニクリームコロッケ、うれしい、おいしい、たのしい。
 時間が(多少は)ゆったり流れます。
 お値段そんな高くねっすよ。

 繁忙時でもお店の中は行きつけ常連らしいおじさまおばさまで埋まり、いや知ってる人は知ってるんだなあ、と。
 世はおしなべてシンプル志向ですが、引き出しは多い方がいいですよ。使う使わないは別にして。

posted by 犀角 at 02:29|

2018年09月24日

リヴァプールおもしろいッスよ


 DAZN今年からCL観れるんですぜ旦那。
 もう時間泥棒が酷い。
 そらルミ子も年間2000試合観るわ。

 CLこそ全試合観たいところですが絞って観んと各国リーグもあるし……ということでクロップ・ファンのあたしはリヴァプール。
 昨年CL準優勝チームに補強はGKアリソン・ブラジル代表、流れ変える攻撃カードにシャキリ、中盤走り屋にケイタ、とバッチリ。あいかわらずの強力3トップ(サラー、フィルミーノ、マネ)も健在で、トランジション(攻守の切り替え)が超早い、いわゆる「ゲーゲンプレス」お馴染みクロップ節が堪能できます。
 端的に言えば観てておもろい。
 W杯ご覧になった方は「最近のサッカーは走るなぁ」とお思いになったかと思いますが、それ、つまりアスリート化・スピード化は最近の潮流、エースFWもバリバリプレスバックしてボール追いますし、ボール獲ったら5人ぐらいペナルティエリアに雪崩れ込む。
 これが元々のプレミアリーグ、つまりイングランド風キック&ラッシュの伝統との相性もよくて、熱いのです。

 さてリバポ、うまく回ってる時はいいとして、停滞する時は3トップ系の常で、
・ウィングをワイドに張り付けられすぎて届かない
 (相手SBの駆け引きが巧い)
・3トップと3MFの間が遠すぎて届かない
 (相手のボランチやOMFの、3MFへのプレスが巧い)
のだいたい2点なんですけど、今年はそういう匂いがしてきた時でもわりと修正が効く。3MFは3人とも労働者タイプなので(ミルナーはパスも上手いけど)CBのファン・ダイクが上下したりフィード散らしたりして、調整巧いんだと思う。

 ただし、クロップのチームは走らされるのでシーズン進んでくると怪我人が多くなりがち。特に無敵の3トップに欠員が出ると(スタリッジが控えるとはいえ)攻撃力に翳りが見られて、相手が勇気を持って前に出てくるので、そうなった時どうなるか。
 中盤外側の制圧力がただでさえ低いので(もう半ば捨ててる)、古典的な4-2-3-1系でサイドがふがふ突いてくるチームとかに苦戦しそう……なんですけど最近それ流行らないのでちょっと無いかな。
 まったく妄想ですけどW杯日本代表とかと戦うとおもしろいと思いますよ。殴り合いになって。

 ということでリヴァプール注目。もちろん、
・あいかわらず何やらせても鬼強い王者ペップ・シティ
・ようやく本領発揮かガチムチの伝統復活モウ・ユナイテッド
・補強がなんだ仲良しチームでがんばるポチェ・スパーズ
・銀行員が来たぞサッリ・チェルシー
・メチャハマるか大外しか、期待と不安のエメリ・アーセナル
と、どこのチームもキャラ立ちすぎです。
 下位ですらサウサンプトンのコーチがペジェグリーニ、ニューカッスルのコーチはベニテス、両方マドリーの元監督ですぜ。
 濃いわ……

 リヴァプールにしろアトレチコにしろ、チームカラーに合ったコーチを得るというのは幸せですな。

posted by 犀角 at 00:00| 雑記

2018年09月23日

ミンチ&パンプキン・BBQソース


 お子様・若者の好きそうな濃い味付け。かぼちゃの甘み・たまねぎの甘味・鳥/豚ミンチの甘みが三重奏、にんにくがスパイスになってごはんがやたら進みます。
 秋っぽい色合いもgoodですね。

【材料 2人分】
鳥(豚)ひき肉……200g
かぼちゃ……200g
たまねぎ……1/2個

バーベキューソース
 ケチャップ……大2
 ウスターソース……大1
 しょうゆ……大1/2
 にんにくすりおろし……小1/3
 胡椒……少々

レモン……1/4個
オリーブオイル(炒め用)……大1/2

【つくりかた】
・かぼちゃは種とワタを取り、食べやすい大きさに切る
・ラップしてレンジで2分(柔らかくなるまで)
・たまねぎは縦に薄切り
・バーベキューソースの材料を混ぜる
・フライパンでオリーブオイルを熱し、ひき肉を薄く広げて2分焼く(中火)
・焼き色がついてきたら、裏返してまた2分
・かぼちゃ、たまねぎを加え、炒め合わせる
・たまねぎがしんなりしたらバーベキューソースを加え、全体が馴染むまで炒め合わせる
・器に盛ったらレモンを絞る

【参考】
『オレンジページ Cooking 秋 2018』(付録の素材別レシピブックの方)



posted by 犀角 at 20:23|

2018年09月22日

鍋炊飯と野菜スープのコンビで



 食卓がシンプルになって、いいですよー。
 炊きたてツヤピカのごはんはそれだけでごちそう、野菜たっぷりのスープはそれだけでメインディッシュ。
 以前以下のような御本を読んだのですが↓

『一汁一菜でよいという提案』土井善晴先生
http://rakken.sblo.jp/article/177913078.html

『もうレシピ本はいらない』稲垣えみ子さん
http://rakken.sblo.jp/article/181244910.html



 稲垣さん曰く
「旅館の朝食、あれだ。あれが飽きのこない食事」
 まさにそれで、ごはんとよい汁があれば、あとはほとんど何も要らないのです。
 両作に出てくる重要バイプレイヤーお漬物、つまり発酵食品は、作らんでも買えばいい。ご存知の通りバリエーションすごくあります。
 私の近所ですと大阪という土地柄かキムチも多種多様。ウチは高麗食品の(「黃さんの」シリーズ)が好きです。あとは成城石井オリジナルもなかなか。
 あとは納豆とか、お取り寄せも効くごはんの友、たとえばちりめん山椒に、韓国海苔味付け海苔。
 イナフ!
 鮭や卵を焼けば、もはや王侯貴族と言えましょう。

 ……というのには実はカラクリがあります。
 都市生活者は外食という手段とチャンスが豊富にあるんです。凝ったモノはそこでなんだって食べられる。買って持ち帰れる。
 唐揚げだって定番ですけど、あれ一から作ると結構めんどくさい。もう買うかどっかで食べりゃいいんですそんなもの。ハンバーグとかポテトサラダとかフライ物とか。
 で、日々は、ごはんと野菜スープ。
 どっちも引き立つ。
 ハレもケも大事。農作業の日々があって、祭りの日があるのです。たぶん。

 ほぼ3年掛けてたどり着いた境地がこれでした。
 いまから自炊する方、せねばならん方の参考に。
 まあ、一通り頑張って毎食作りまくる日々を送らないと、良くも悪くも達観というのは得られないかもしれませんが。

posted by 犀角 at 00:06| 雑記

2018年09月21日

鍋炊飯



 最近、ずっとお鍋でお米炊いてるんです。

 というと「出た!意識高い炊事!」と回れ右されそうですが、さにあらず。いやホントに、いろいろやってみると、
「……鍋炊飯の方がええんちゃうかな」
ぐらいの感じで。

 これ何度もお伝えしてますが、僕がおすすめする「買うべきもの」(家電など)の見分け方は、
「買った人が帰ってこないもの」
つまり一度使い始めるとそれが壊れたらまた買っちゃうもの。それは「持続可能性が成立している」すなわち「生活が変わった」ものであり、遅かれ早かれその変化した生活に誰しもが巻き込まれるので、それなら逆にできるだけ早く食いついて、その便益を享受した方がいい。
 最近の一番わかりやすい例はスマホ。

 同様に、鍋炊飯行った人はだいたい炊飯器に帰ってこない。それはトータルで「……こっちのほうがいいな」と思うからです。メリットはいろいろあるのですが、

・米の味の差がわかりにくい
「それメリットか!?」というツッコミが飛びそうですが、つまり高価な米でなくても十分美味い。
 確かに差はわかるんですけど、炊飯器で炊いた時みたいに「ゆめぴりかかミルキークイーンじゃなきゃヤダー」みたいなことにはならないんです。
 これは単に想像ですが、最近の人気品種って炊飯器で炊いた時にインパクトある味に設計されてるんじゃないですかね。だから炊飯器で炊くと違いが開く。
 逆に鍋で炊くと、そこまで差が開かない。

・実は炊飯器って時間喰う
 ウチのマシンの場合1hぐらいで炊いてくれるのですが、ということは「1h前までには」炊飯作業を始める必要がある。
 たとえば7時に夕食なら、6時には洗米してセット。
 ということは、6時には「あーご飯作らなきゃ」という気分になる。
 これが鍋炊飯なら15分あればできるので、たとえばメインの料理が20分ぐらいで作れそうなら、6時40分ごろ「ご飯つくろ」と思えばいい。
 これ地味に大きいんです。
 みんな炊飯器の「撃ちっぱなし性能」にばかり目を奪われて便利便利と思ってますけど、時間はむしろ食ってる。
(この先冷蔵ユニットかなんか組んであって、前日夜にセットすればOK、みたいな炊飯器が出てくれば話は違いますけども)

・炊飯器動いてる時、レンジやオーブントースターを使いづらい
 これはお家によりますが、古い家や小さめのマンション・アパートですと炊飯器が爆走してる時、電気喰っててブレーカー落ちが怖いので、レンジみたいな大物は使いづらい。
 これ鍋で炊けば、レンジ・トースター使い放題です。

・実は炊飯器って洗うの大変
 最近はパーツも減りましたが、それでもウチので内釜、内蓋2枚の3パーツを丁寧に水洗う必要があります。
 あと乾かす時も嵩張るんですよね炊飯器のパーツって。
 鍋なら、確かにこびりつきもしますがそれは所詮米なので、水張って一晩置けば綺麗に取れます。
 楽ちん。

 などなど。
 どのぐらい気軽かというと、鍋炊飯なら朝昼晩3回炊けと言われれば炊けるぐらい。炊飯器でそれしろって言われるとイヤでしょう?
 思うに、鍋炊飯は一応「技能の発揮」なので、やりがいがあるんです。
 炊飯器炊飯は「単純作業」なので、ただの苦行。
 この差が大きい。

 ダイソンの掃除機の一番のイノベーションは、サイクロン・システムでも高性能モーターでも色華やかなデザインでもなく、
「ゴミが見える」
あのクリアビンではないかと思います(もちろんそれは紙パック型ではできないのですが)。あれがあるから、掃除という労働に多少やりがいが出てくる。で、ダイソンの掃除機も好きになる。

 もちろん得意不得意はあって、家庭のガスの火力だと鍋では3合ぐらいまでが適切な量なので、それ以上を一発で炊かないと間に合わない大家族な方とか、食べ盛り男子高校生体育会系が3人とか、あと炊き込みご飯とか、そういう場合は炊飯器。
 僕も冷凍保存用のを5合まとめ炊きするときは、炊飯器先生にお出ましいただきます。適材適所。

 はいさて、その方法ですが、流儀はいろいろあるので、ググってください(笑)
 僕は「柾式炊飯」です。
 以前ご本人(真崎庸さん @doroyoimasaki)に直接講義を受けまして↓
http://rakken.sblo.jp/article/101791854.html

いただきました、あのツルツヤすべすべの逆アルデンテ、これが慣れればご家庭でも。詳しいやり方は御本人のFacebookで↓
https://www.facebook.com/masakigohan/posts/294972247328432

 ざっくりいまの僕のやり方をいいますと、

・事前に洗米して水に漬けて冷蔵庫へ。
 (2h以上。その状態で3日ぐらいは平気です)
・水を切った米100gあたり水120gで、鍋に入れる。
 2人なら米300g+水360gという感じ。
 (水加減は様々な要因で変わるので、お好きな具合を見つけてください)
・火全開。
・沸騰したら、かき混ぜる。
・ぶくぶく立ってた泡が、少し落ち着いて、水位が下がってきたら、蓋(できればガラス部分のある中の見えるもの)。
・鍋肌で焦げるチリチリパチパチという音が聞こえてきたら、水はほぼ無くなってて大きな泡が立ってる状態であることを確認して、最小の火へ。
・3分タイマーセット。
・3分後、中身を見てカニ穴からもう泡が立たないぐらい、表面の水分は十分飛んだぐらい、でできあがり。
・蓋開けて、ボウルやお櫃に取る。キッチンペーパーで蓋しておくと適度に湯気吸ってくれていいですよ。
・お米が張り付いてる鍋は、最小の火のまま20分ぐらい掛けておくと、おこげができて、パリッと剥がれてくれます。おこげは塩掛けて食べるととても美味。

 たいへんなようですが、意識使うのは3ヶ所、
 ・あ、沸騰したな、かき混ぜよ
 ・あ、泡下がってきた、蓋しよ
 ・あ、チリチリ言い始めた、火力最小
 の3ヶ所だけです。最後の蒸らしはタイマーなので。
 慣れれば他の料理や下ごしらえしながらでも余裕で炊けます。

 要は炊飯で怖いのは非常に食べにくい「芯が残る」状態で、それってフル浸水させてしまえばたぶんなかなか起きない。
 だから事前にマックスまで浸水させて、あとはもうゴチャゴチャ言わんでも多少タイミングや水量が変でも、炊けるのは炊けるし、ちょっと柔らかかったりちょっと固かったりしても、食べられます。
 真崎さんに、
「どうしてこのやり方が一般化しなかったんですか?」
と問えば、
「昔は冷蔵庫が無かったからですかね」
と。ガッツリ浸水させておく手段が無かったから、高度な技術や勘が必要だったのではないでしょうか。

 キャンプなどで飯盒で炊かれたこともあるかと思いますが、以上の原理を考えると自ら失敗しに行ってるようなものです。
 浸水の少ない米、温度ムラの出やすい縦に深い容器、温度調節の困難な焚き火などの火力、経過が見えない蓋、経験ゼロ・多くの人に取って追試ゼロの技術、を主に小さい子にさせる……
「米は炊飯器!」と思ってしまうのもむべなるかな。
 あれ止めた方がいいですね。

 真崎先生曰く熱の大小がすぐ反映されるので、土鍋やル・クルーゼみたいな保温性高い分厚い鍋より、ふつうの鍋の方がいいそうです。
 僕はあんまりいろんな鍋使ってないのでなんとも言えませんが、ふつうのステンレス鍋で美味しく炊けてます。
 ティファールのテフロン加工した片手鍋もあって、それでも美味しくできるのですが、おこげではなく硬めの塊みたいなものが全周にできてしまい、結局それは炊き主任である僕が食べなければならないので(もちろんちゃんと食べられます、おこわみたいな感じ)、時々。
 確かにテフロン加工物の方が、洗う手間は劇的に減ります。

 心理的ハードルが高いのは、僕もずっと炊飯器炊飯だったのでよーくわかります。
 でもやってみると、意外と簡単、というか、こっちのほうがいいや、という感じです。だから多くの人がするんです。毎日のことだから、やせ我慢やカッコつけでは続きません。
 いいですよ、鍋炊飯。


 おひつも安いです↓ こちらセラミック、木製より断然手入れが楽で、冷蔵>レンチンのコンボも使えます。なぜか別の容器で冷蔵するより全然美味しさがキープされます。なんででしょうね。
 なによりおひつからよそうと、なんか嬉しいですよね。



posted by 犀角 at 00:19| 雑記

2018年09月20日

糸井の年齢



 いつも行くドトールで、最近行く時間帯ではおじさま方の一団とお近くになります。
 おそらくリタイアされてて悠々自適、いつも野球、特に阪神の話で盛りあがっておられます。
 今日の論点は「糸井の年齢」。

「あれ36やで」
「アホ言いな、36の時にFAで来たんや。ほんで2年めやろ。38や」
「えー? 36ぐらいやで。38言うたらワシらよりおじいちゃんや。もう野球なんかできへん!」
「ちゃうて。38や。あいつ8月誕生日やから、こないだ38になったばかりやて」
「いや36やて。ワシ知ってるもん。よう知っとる」
「ちゃうて! 家帰って調べたるわ。家に取ったあんねん、家に(訳注:おそらく選手年鑑かなにかを)」
「そやったかなぁ……」
「そや。38や」
「せやけどあの山田はよう打つな。ヤクルトの山田。FAで獲るならあれ獲らなあかん」
「「獲れるかいな!!」」

 手元のスーパーコンピュータで調べますと、糸井嘉男さん81年7月31日生まれ、現在37歳でした。
 もうなにからなにまで可笑しくて。

 僕もああいうリタイア後を送りたい。
 もうほとんどそうではない?

posted by 犀角 at 22:59| 雑記

2018年09月19日

野菜スープ



・本「最強の野菜スープ」前田浩




 結婚パーティでDr.ハマーに
「健康法いろいろやったけど、結局残ったのはこれ」
と薦められたのがミキサーで作る野菜ジュース(スムージー)でした。
 でも、ジュースも大変いいのですが(祖母の晩年、毎日ニンジンジュース作ってました)、食事の合間に飲むタイミングが難しかったり、なにより痛む・味/香りが落ちるのが早くて日持ちがせず、ということはつまり飲もうと思う度に作らねばならず、なかなか大変です。

 そこで!
 野菜スープ!

 書店で何の気なしに手に取った本ですが、著者前田先生はDDS(ドラッグ・デリバリー・システム)の権威で、トムソン・ロイター引用名誉賞(ノーベル賞の前駆賞とも言われる)も貰っちゃってたりする方。その人が「いいよ」って言うんだから……と始めてみました。

 いいです。
 もう長いこと続けてます。

 1番め、なにより栄養と食物繊維。
 不足しがちなお野菜、特に根菜や緑黄色野菜がたくさん採れます。サラダでは量・種類ともこうはいかない。
 2番め、献立が楽。
 サラダとスープが同時に冷蔵庫から一瞬で出てくるようなものですから、あとは米を炊き主菜を1品作るだけ。楽ちーん。
 3番め、時短省力化。
 一度鍋一杯作れば、2人暮らしで4日ぐらいはいけます。密封すれば1週間でも。なんなら冷凍。便利です。
 4番め、美味しい。
 慣れるとどんなスープ(特に既成品)よりも美味しいです。
 野菜のお味だけで。冷やしても温めても。そして飽きない。

「最強」は(本を)売るための煽り言葉ではなく、本当です。
 わたしこれになんぼ助けられてるかわからない。
 これを量産するためだけにホットクック(SHARP)を買おうかと思いつめるぐらいです。

 詳しくはご本を……と言うほどもなく、つまり
「適当な野菜を切り刻んで、ひたひたの水で20分ぐらい煮る」
というだけです。
 簡単でしょ。

 味付けは要りません。僕も最初はコンソメ入れたり塩コショウ振ったりしましたが、最終的に「何もしないのがベスト」という結論に夫婦で達しました。また、味付けしないと保存性がいいようです。

 お野菜はなんでもいいのですが、タマネギ・ニンジン・キャベツ・カボチャの「甘みカルテット」をベースにすると良いです。
 誰でも飲みやすいものに仕上がります。
 ここに、大根、トマト、ジャガイモ、セロリ、ズッキーニ、ブロッコリーなどを適宜加えます。ゴボウやサツマイモ、レンコンも可、白菜、ほうれん草、小松菜、クレソン、水菜、べか菜などの葉物は、小さく切った方がベロベロせずにいいと思います。
 キノコ類ももちろんいいですが、味がそれの味になりますので、量は注意かな。あとネギ系は(ニラとかも)控えたほうが安心。

 思わずベーコンやソーセージを小さく切って……と思っちゃうんですけど、それはあとでその食事分だけアレンジする方がいいと思います。
 もちろんお味噌を入れて具だくさん味噌汁、カレー粉を入れてカレースープにもすぐできます。牛乳や生クリーム、それに旨味(粉末コンソメとか)をちょいと入れてシチュー風とか。
 でも、僕もいろいろやりましたが、素のままが一番。

 さらに極めたい方には、上記前田先生の本にも登場する高橋先生の監修した以下の本がありまして↓


・ムック「ハーバード大学式 最強!命の野菜スープ」高橋弘



 こちらでは「皮やヘタにファイトケミカルがあるんだ、捨てずに出汁パックなど使って一緒に煮ろ」とあります。
 タマネギの茶色い外皮、(よく洗って)やってみますと、確かにスープがキレーイな黄金色に染まります。
 まあでもぶっちゃけちょっとだけ手間なので、無理してやんなくていいです。

 とにかく何がいいってこれを飲むようになってから、胃腸の調子がいいです。ちょっと宴会で飲み過ぎ食べ過ぎして崩れても、すぐ戻る。
 腸内細菌が元気なようです。
 ですから風邪もひきません。
 僕は鼻炎持ちで、鼻炎持ちにとっては夏は冷房による寒暖差がキツイ季節です。以前はよくグシュグシュやってましたが、今年の夏は、あの激暑にしてただの一度も無し!
 すごいでしょ。
 重い持病を持ってるわけではないので、「病気を治す」とまではもちろん言えませんが、自分比で言ってもたいへん好調です。

 効果があって、炊事を楽にしてくれて、そして美味しい。
 言うことなしです。
 もうこれはホントおすすめ。どのぐらいオススメかというと本でいうと『失敗の本質』ぐらい。つまりマストに近い。
 まあいっぺん、やってみなはれ。

posted by 犀角 at 16:31| 雑記

2018年09月18日

肩痛



 10日ほど前から右肩が痛い。
 腕が水平から上に持ち上げられないぐらい。ちょっと重量あるもの、具体的には中身入ったフライパンとか上げると結構痛い。
 手首のスナップや肘から先の曲げ伸ばしは問題ないので、こりゃ肩だなあ、と。

 四十肩・五十肩などという嫌な病名が脳裏をよぎり、右利きなもので思い当たるフシがありすぎる。
 PC作業のマウス、スマホの操作、そしてフィットネスバイクを漕ぎながらの肩回し運動。
 とりあえず情報収集だ。

●「五十肩」放置は禁物 肩甲骨ストレッチでケアを
https://style.nikkei.com/article/DGXKZO16235140R10C17A5W10601?channel=DF140920160919

●本『筋トレのための人体解剖図』監修:石井直方/肥田岳彦




 筋トレ・マニアの奥さんが買ったんですが、これすごくいい本。
 Amazonでフルマークは伊達じゃない。
「ここの筋肉鍛えたいんだけど、どんな運動をすればいいのかしら?」
という疑問にすばやく答えてくれます。
 そんな疑問をそんな頻繁に感じるのかどうかはともかく。

 で、たぶん肩甲下筋と大胸筋とかそのあたりが痛い気がするので、それなら「インターナル・ローテーション」だ、とひと目でわかる。
(どんな運動かはググってね)

 とうことでやってみると、ああ確かに右腕は左腕に比べて開かない。
 なるほど、これでストレッチしてほぐせばいいんだな、とコツコツやって翌日……

 左肩も痛くなった(笑)

 いや笑いごっちゃない。
 なんか疲れてんのかな、この華奢な双肩に重いものを乗せすぎたのかな、とさらに翌日よく寝ましたら、だいぶマシになりました。まだ両方軽く痛いですけどね。
 健康にはまずは睡眠!

posted by 犀角 at 21:38| 雑記

2018年09月17日

火鍋「小肥羊」心斎橋店


https://www.hotpepper.jp/strJ000954966/

「シャオ・フェイ・ヤン」。チェーンなのでどこかで行かれた方も多かろうかと思います。
 ぼかぁ中国は楡林で初めていただきました。
 安冨先生・深尾先生が地元の有力者たちと歓談している端っこで、もちろん中国語のわからん僕は「……うまいなこれ」と愉しんでました。あちらのは心持ち日本の店舗より野性味があった気がします。好みに合わせてあるんですかね。
 現代日本だとラムの美味さは北海道行って知るんですよね。ジンギスカンもいいですが……お鍋も!

 赤いスープと白いスープに、これでもかとラムをぶっこんで食べる。このスープが秘伝で、見ただけで大蒜なりクコの実なり「効きそう」なのがてんこ盛り。豚肉、鶏肉、野菜、なんでもこのスープが美味しくしちゃう。
 だけどご用心、赤い方は唐辛子も大量、最初はいいけど煮詰まるとどんどん辛くなる。
 でも辛くなったら白い方と割る手もある。
 とにかくボリュームが多くて満足感高し。
 これから寒くなったらなおのこと良し。

 心斎橋店はほぼ半個室(そのかわり禁煙ではない)で構えがゆったり、席数も多く宴会・ファミリー・デート、いろんな用途で使いやすい感じです。

posted by 犀角 at 11:31|

2018年09月16日

マンガ『ゴールデンカムイ』1-15 野田サトル マンガ『王様ランキング』 goriemon





https://mangahack.com/comics/5207


 こないだ久々に会ったOさんに「最近のマンガでオススメは」と聞かれ、それならこれかなあ、ということで対照的な2作品。

『ゴールデンカムイ』はザッツ・エンターテイメント、失踪した父を探すアイヌの少女と、「不死身の杉元」と恐れられた日露戦争帰りの元兵士。この2人が謎の金塊を巡り19世紀末の北海道を駆け回る。その過程で知り合うは「クセが凄い」男と女。脱獄王、元マタギ、苛烈な人生を生きるスナイパー、不敗の柔道家、人食い医師、ロシアの工作員?、占い女、極めつけは土方歳三&永倉新八。相対するは日本に軍事政権を築かんとする狂気の将校とその変態部下達。

 どなたかが「スタンドのないジョジョ3部」と評してたのですが、いや、もっと濃いです。もうお腹いっぱいです、って言ってるのに「まあまあ」と言いながら替え玉を鉢に突っ込んでチャーシューの塊を乗せてくれる店主。
 特濃のキャラ大盛り、「アイヌの金塊」という謎を追うワクワク、そしてちょっと昔の北海道を舞台にするセンス・オブ・ワンダー、とはいっても荒唐無稽に至る直前で止めるバランス感覚、また暴力とグロテスクが多めながらもコミカルなシーンも同じぐらいあって読後感は苦くない。
 エンタメ作品に限らず、何かを作る時には「乗せて乗せて」のプラス志向では要素同士が喧嘩してあまり上手くいかないことが多いものですが、これは乗せれば乗せるほど愉しい。そういう意味ではむしろ珍しいかも。

 で、この作品が修練を積んだプロがしっかりした準備と調査を経てたっぷりとした労力を掛けて築き上げるイメージの旅順要塞なら、次の作品は知将が手造り速成で築いた千早赤阪城。しかし地形地勢と知恵&勇気をフル活用し、大軍をも追い返す。

『王様ランキング』はザ・マンガ。画と内容の解像度のバランスが非常にいいのです。

 手塚神が大友克洋先生が出てきた時に、
「あんなものは僕にだって描けるんですよ」
と嘯いた話、あれは我々下々は嫉妬と負け惜しみの混合物だと思ってしまったわけですが、実は意外とそうではなく、
「そんな解像度で画を描いたら、
 そんな解像度の話が必要になるではないか。
 それはまず持つのか?
 持ったとしても求められているのか?」
という問いかけだったのかもしれません。
 マンガですから、実写でできないことの方により強みがあって、それは「どんなことでもできる」、つまりまるで無茶苦茶や強引なファンタジーを、無理矢理にでも読者に説得できること、です。
 それらのイメージは独創的であればあるほど抽象的にしか表現できないはずで(というのは同語反復で、わかりやすく具現化できてる時点で独創性は低い)、となれば「描き込めてる」って時点でそれはマンガの強みを活かしきって無いのではないか。

 鏡の魔女は鏡の魔女、強い王は強い王、影の一族は影の一族。
 それがわかればそれでいいのであって、それ以上は不要とまでは言わないまでも、投下する労力に比して得られる効用は落ちていく。
 おひとりでコツコツ描いて、そのノートが教室を回ってクラスメイトが見て楽しむ、早く次を描いてくれとせがむ、そんな雰囲気が
「いやーこれがマンガの原点でしょう」
みたいな気分になります。まあそんなこと言ってられないのは百も承知の上で。

 その形の話と、偶然か狙ってか、内容も合っている。
 主人公の王子は腕力がゼロで口がきけない。つまり王様=為政者として必要な武力と言語力、二つながらにして無い。しかし、であるがゆえにカゲを始めとする仲間がその周りに集い、彼が別の力を得ていく過程をサポートする。
 美麗な画、独特の世界観、緻密で複雑な話。
 マンガといえばそれらが必要、と我々は思い込んでるわけですが、それらが無ければマンガにならないのか?
 違う。

 ──ということで、二つ並べて読まれると、マンガという表現の大きな可能性、まだまだ開拓されていないそれを感じられて、なんだかホッとします。そしてtwitterなどSNS発のマンガが昨今はすぐ紙媒体になるように、『王様ランキング』のような方向でも、漫画家になれたり、お金を儲けたりできないわけではない世の中になってきた、という状況も(われわれ読者的には)心強い。

 というような小難しい話は抜きにして、2作品ともおもしろいです。
 どちらもどなたにもオススメ、どうぞ。

posted by 犀角 at 11:20| コンテンツ

2018年09月15日

れんこんと搾菜のピリ辛中華サラダ


 れんこん・ザーサイ・細ネギの3つの食感・味コンビネーションが絶妙。ごま油ベースのドレッシングがそれぞれの癖を消してまとめます。見た目の印象よりずっと食べやすい。
 さすがオレンジページという一品でした。

【材料 2人分】
れんこん……250g(一節)
ザーサイ……30g
万能ねぎ……5−6本

ドレッシング
 黒いりごま……大1
 ごま油……大1.5
 酢、しょうゆ……小2
 豆板醤……小0.5
 砂糖……ひとつまみ

【つくりかた】
・れんこんは皮を剥き、縦半分にして薄くスライス
・酢水(水600ccに酢大1)に5分
・ザーサイは太めの千切り
・万能ねぎは長さ5−6cmの斜め切り
・ドレッシング材料を混ぜる@ボウル
・鍋に水1000ccを沸かし酢大1と塩小0.5を入れ、れんこんを1分茹でる。湯を切り、水気をざっくり拭く
・ドレッシングボウルに加えて和える
・粗熱が取れたら、ザーサイと万能ねぎも和える

【参考】
『オレンジページ Cooking 秋 2018』


posted by 犀角 at 00:00| ごはん

2018年09月14日

本「ラクガキ・マスター」寄藤文平






 この絵柄見たことございますでしょう、JTの「大人たばこ養成講座」の人ですね。

「落描き」と言っても絵心が無ければ……なんて思ってしまうことこそ、なにかがおかしい。子供の頃は誰もが描いていたはず。その時の感覚をもう一度再起動させて、「らくがくたのしみ」を思い出させる一冊です。
 抽象概念を振り回すのではなく「ここをこうすればいいよ」と具体的に書かれているのが何よりいい。
 置き換える、新しい人体模型、キャラクターの作り方、イメージの育て方。
 各段シンプルで見開き2pずつ、って感じなんですけどこれが、いやだからこそ、「こうですよ」って見てるだけで描けるような気になってくるこの不思議。
 初版09年で私の買ったのは16刷、売れるだけのことはあります。

 レッスンテキストではなく寄藤さんのイラスト集としてもOK。
 特にご本人も言う「人間の描き方」──締まる、ゆるむ、力む、脱力する、傾く、ねじれる、あるいはその組み合わせ──のところは「うわホントだ」と納得感も高い上に絵がコミカルで笑えます。

 全段通じて思うのは、やっぱり説得力ある絵を描こうと思ったら、ある程度構造と言いますか、「どうなってるのか」をベースに組み立てていった方がいい。
 ただし、その考え方はいくらでも深く掘っていけるので、「気持ち悪くなる」手前でUターンする。できるだけ掘らずに済むようにいつも意識する。シワを描きすぎない、筋肉を描きすぎない。
 見た目の印象と物体としてのリアルと、両方の視点から見ていまどこに居るか、を意識する。

 難しいですね(笑)
 上記は僕が勝手に言ってることです。

 ああそうそう、それはそのとおり、と膝を打ったのが、
「イメージが絵になるのではなく、絵がイメージをつくってくれる」
 これは小説なんかもそうです。
 ぼんやりした話の筋のまま書き始めると、書いてるうちになんだかくっきりしてきて走り出すんです勝手に。そうなればしめたもの。
「ええの描こうと思ったらあかん」
とよく言われますが、それはそういうことで、つまり絵というものは「描きながらよくする」ので、「ええのを描く」と思ったら、いつまで経っても描けません。それは一発書きに見える水墨画とか抽象絵画とかでもそうだと思いますよ。

posted by 犀角 at 15:57|

2018年09月13日

年に一度のiPhone祭り


 毎年9月のこの時期は。
 いまは亡きジョブズ先生が初代iPhoneをプレゼンした伝説の日も、わたしゃリアルタイムで観てて大興奮。それ以来なんとなくリアルタイムです。
 なんのかんの言ってもいまでもiPhoneがスマホのトレンドセッターであることは疑いようもなく、毎年9月に新しいiPhoneが出ると、ワラワラと1年掛けてフォロワーが出て、また翌年9月に突き放す。
 去年の今頃「なんだこれは」と思ったノッチ・デザインも最早おそろしいほどスタンダード、ノッチが無い=額縁の太い旧式機、という方程式さえ成立させてて相変わらずジョニー(・アイブ先生)スゲエなぁ、と。
「デザインとは問題を解決すること」
などという利いた風な口がありますが、ちゃいますよやっぱり
「自分たちの価値観に引っ張り込むもの」
です。

 ということで去年のiPhoneX(テン)のスープアップ・モデルであるXS(テン・エス)と、そのおっきい版XS Max(テン・エス・マックス)、それからポジション的にはiPhone 8の後継機ですがブランニューのスタンダード、iPhone XR(テン・アール)の3機種。
(記事↓)
https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/review/1142885.html

 スタンダードのXRも頭脳は同じ、画面とカメラが若干落ちますがそれでも他社ならハイエンド級、だからお値段も85,000円前後〜。
 値段的にもこれが「スタンダード」で、XSが「プレミアム」、以前の5sと5cのような「スタンダード」と「カジュアル」という関係でないのが今回のミソ。
 6、7、8とPlus系を使ってきた大画面好きに選択肢を突きつけ、
 やっぱり大画面がいいからXS Maxにするか、
 画面サイズそのものはアップしてるから(5.5インチ→6.1インチ)、と自分を納得させてXRにするか。

 わたしちょうどTVがワイドになる時(4:3→16:9)にTVの商品企画をしてたものですから、いろいろ教わったのですが、インチの対角表示というのはアスペクト比が違う場合、割とアテになりません。
 短辺だけでも小さくなると、ちっちゃくなった気がしちゃうんです。
 しちゃうんですっていうか、実際写ってる物の物理サイズ小さくなるから、当然小さく感じます。
 だから29型4:3からの買い替えだと縦が最低でも同じぐらいなのでそうね37とかから上。32だと明らかに「ちっちゃい!」という感じ。
 なので、この6.1インチは現物見てみないと旧5.5インチとどうか、ってわからない。(公式の写真↓)
https://www.apple.com/jp/iphone-xs/

 まどっちにしてもズリズリと平均購入価格を引きずり上げられて行く一方で、これがホントのおサイフ(の中身が変化した)ケータイ。
 XS Max 512GBで164,800という額を見て驚愕するわけですがしかし、パソコン、たとえばMacBook Proで言うと新型は買えずちょうど旧型併売品(の上の方)が同価格。したくもない仕事の道具と、毎日毎時間触れてる頼れる相棒と、同じお金ならどっちに使うのがいいですか、と。
 そのへんの自信あるからこそのこの値段このラインナップ。

 そりゃわかるんですけどでも高い(笑)

 個人的には10/26のXRデビューまで待って現物見て、気に入ったら替える、かもしれないし、替えないかもしれない。6sでホントなんも困らんので……
 結局これがダメになるか、奥さんの5sがダメになったら(すでに一度バッテリは替えてる)、買う感じになりそうです。
 PiTaPaもいつまでもNFCに入らんし。

 同時プレゼンのAppleWatchの方は、もともと腕時計しない人間なので「あったらいいな」程度なので、まだちょっと高いかなあ。3万切ったら、かなあ。
 今回は「腕時計ではなくガジェット」に明確に舵を切ってますが(ついにEdition系高級ラインが無くなった)、ガジェットとしても手元にiPhoneあってまだそんなん要るか感が強い。もちろんワークアウト/フィットネスする方の相棒としては最高なんでしょうけれども。

 で、噂の「お求めやすい新型MacBook」(Air後継? 12インチを13インチ化?)はまだでしょうか。
 お待ちしております。

 SEつまり4インチ系が遂にカタログ落ちして悲しむ方も多いかと思いますが、わたしもイヤイヤ6s(4.7インチ)にして数年、やっぱり画面は大きければ大きい方がよく、
 画面の小さい辛さ>物体が大きい辛さ
という感じです。たぶん今買うとして同能力のSE2とXRがあったら、XRにしちゃうと思う。
 それでもスピードバンプなんかたいした手間・コストじゃないんだから、残しておけばいいと思うんですけどね。

 去年のXの改良版・大型版と8にXの要素を加えたもの、というラインナップは順当すぎるほど順当ですが、それでもなんだかワクワクする。それはデザインが良く造りが丁寧で、モノとしての魅力が高いので、改めてスポットライトを浴びせると輝いて見える……というだけでは説明がつかない。やっぱり「こういう方向に連れて行こう」という筋道が示されているので、「ついて行こう」という気になるのではないですかね。
 ジョブズがMacを作った時に「Bicycle」という名前にしようとして周りに羽交い締めにされて止められた、という逸話がありますが、Appleの中にはまだ、「人間の生活をよりよく拡張するマシン」というイメージが、ちゃんと共有されているんだろうと思います。
「その機械で何ができるか」
ではなく、
「あることをやろうとした時にその機械はどう助けてくれるか」
というような。
 台数やシェアを持ち出して危機を煽る報道は最初のiPhoneの頃からずっとあるのですが、依然としてそういう視点でスマホを作っているメーカーは(僕が知る限り)Appleしか無く、今年もそういう感じだったので、また1年安泰だと思いますよ。

posted by 犀角 at 15:12| ガジェット

2018年09月12日

チリメン山椒「はれま」


http://www.harema.co.jp/

 お義母さんにいただいて、奥さんが
「これでないといかん」
と言うので。

 なにより甘くないのがいい。
 こういう煮物といいますとやはり甘い味付けが好まれるようで、素材の味が消えぎみな商品も多いもの。でもこちらはしっかりおじゃこ感が残ります。
 この、「サラッとやりすぎない」のが京都人のカッコよさ。
 大阪人は基本「やりすぎ」が好きなので、たとえば「神宗」さんのように
https://kansou.co.jp/products/b_7/
コッテリ煮る。「あーなんかわからんけどいっぱいやってもらったー」という文化です。
 人の構えが味に出ますな(米朝師匠風に

 たっぷり入った実山椒がまた文字通り痺れます。
 奥さんは「山椒が多すぎる」と除けるので、僕はそれをせっせと白ご飯の上にまぶして即席山椒ご飯にしていただきます。
 それで普通に美味い。
 まるで懐石コースの最後のお食事をいただいてる、かのような気分に。

 野菜昆布の方も旨いですよ。
 こちらは強い味付けで、ご飯これもまた進みます。

【ご注意】
 Amazonなどでも買えますがこれ転売だそうで、はれまさん的には(賞味期限などが保証できないし)そちらからは買わないでくれ、とのことです。もちろんすこし割高にもなってます。
 人気店はつらいね。

posted by 犀角 at 16:52|

2018年09月11日

映画『ジュラシック・ワールド』(2015 監督:コリン・トレヴォロウ)



 こないだやってたのの1つ前、シリーズ4作目です。AmazonPrimeVideoで。

 非常に丁寧にできてますね。
 大ヒットしただけあって。
 正直「カイジュー映画」としては『シン・ゴジラ』なんかの方がよほど破壊、恐怖、気持ち悪さ、それに人類の知恵と勇気が堪能できると思ったのですが、そこはそれ子どもたちがメイン顧客、「怖すぎて逃げ出す・泣き出す」まで作り込んではいけません。このぐらいがプロが弾き出したボーダーラインなのでしょう。

『プリキュア』の映画でもアクションあれ好き勝手やってるようで、メイン顧客の未就学女児が「怖がる」までいかないように細かくチューンしてあるそうです。
 というか、1回ブラックとホワイトが関節決め合いっこしたら客席がパニックに陥って、「しまった」ということでそれ以降。

 だから大人から見れば管理された暴力、そうプロレスをダイナソー達が行うわけですが、じゃプロレスおもしろくないかというとそんなことはなく、その分「ここでこの技」「ここでこう返す」の筋書きが練られており、愉しめます。
 それに至るアクション・シーンも、滝壺へ飛び込むとか古ジープを直してカッ飛ぶとか、子どもたちのやってみたいことてんこ盛り。トリケラトプスの幼獣に乗れるとか。お兄ちゃんの方が、彼女がいるのに園内の女の子に色目を使ったりするの、あれも小学生ぐらいの子どものイメージする「イケてるお兄ちゃん」の像ですよね。
 主人公のマッチョマンとヒロインの辣腕管理者のラブストーリーはあっさり、グロいシーンも起きていることはちゃんと描きつつも映像としては刺激少なめ、など細部までワンカットワンカットよく考えられている、と思いました。
 まあ映画で、しかも超ヒットシリーズの久しぶりのナンバリング・タイトルなんだから気合いも入りますけども。

 製作総指揮もちろんスティーブン・スピルバーグ、おっさんいくつになってもいつでも上手いですね、こういうのがね。ホントに。なんていうの、センス・オブ・ワンダー? 脳内で観てるイメージが普通の人より鮮明なのかもしれませんね。

 子ども引っ張れると親、ファミリー、友達、あるいは数家族団体で、と客数どんどん増えていきます。興収も上がるし、このクオリティなら大人が観てもまあ楽しい。「しょうがなく付き合った」というレベルではない。みんな幸せ。
 「映画館で観る」という行為はよほど映画好きな方以外は時間手間金銭コストがけっこう高いわけで、僕なんかも「シンプルエンタメはもう映画館で観んでもええわ」などと斜に構えてるわけですが、配信でメシ食いながらサクッと観られるのなら話は別。いやむしろこういうものの方が、夕食時に家族で観るなら適。
 そういえば子供の頃はよくTVで映画観たなぁ、と思い出しました。

 余談ですがいまや「恐竜」は男の子だけでなく女の子も大好きで、以前地元・大阪市立自然史博物館で恐竜展やってた時に友人の息子さん方小学生男子三人と一回りしたのですが、4割ぐらい女の子でしたよ。
 カッコイイですからね、恐竜。
 謎に包まれていてホントのところはわからない、ってのもいい。

posted by 犀角 at 08:48| コンテンツ

2018年09月10日

ラーメン「台湾ラーメン」味仙




http://www.misen-ganso.jp/omiyage/

 僕てっきり心斎橋にあった「味仙」だとばっかり思ってて、奥様に
「これ心斎橋にも店あるんだよー」
とか言っちゃったてへぺろ。しかも移転してるし。
https://tabelog.com/osaka/A2701/A270202/27001539/

 それは「あじせん」、こちらは名古屋の「みせん」だそうです。
 味の系統は同じで麻・辣なひき肉がドンと乗った旨辛もの。
「旨いけど辛い辛いけど旨い」を楽しむものですが、絶妙なバランスでよほど辛いの苦手な方で無ければ食べられそうです。
 それでもダメなら辛さを和らげるために薄味の野菜炒めでもトッピングするとよろしかろう。
 おいしいですね。

 名古屋土産も近年ずいぶん充実して、昔はなんとか「ゆかり」でも買って帰るか、みたいな感じでしたがいまは百花繚乱。でもおみやげなもので甘味が多く、ダイエット中・虫歯中などカロリーが気になる方には難しい。そこでこれ。多少日持ちもするし。
 2食で1000円は高くない?とお土産ラーメン通なら唸るかも知れませんが(だいたい600円とか)、ミンチ入ってますからね。

 もうご存知と思いますが念の為、「天津飯」「アメリカンドッグ」と同じく日本発祥の食べ物です。名古屋発だそうで。


posted by 犀角 at 22:00|